伊勢志摩ライブは複雑病変をベテランの先生がじっくりと治療をするライブです。
私は齋藤滋先生の治療セッションで座長をさせて頂きました。
最初のアンギオは「えーっ...この治療、どうするの?」という問題点の沢山ある病変です。Stent in stentの石灰化ひどくてその再々閉塞。ワイヤーも通らないしマイクロも進まないし...。しかし、さすが齋藤先生!最終的には素晴らしいできばえでした!
もちろん、その後のDAPTをどうするとか、フォローアップの期間をどうするとか、さまざま問題もディスカッションになりました。
ステントがよくなって、その安全性もエビデンスが出されて、あたかも「治療はステント入れたらオシマイという時代になりました!一元的にshort DAPTでいいですよ。フォローなんて必要ない」なんて思えるかもしれませんが、決してそんなワケでは無いことをあらためて認識したセッションでした。
その後、私は「dRAの現状」ということでレクチャーをさせて頂きました。
まだまだ一般的とは言えないdRAです。しかし、患者様のためになると信じてやり続ける我々です。なんか、昔のTRIのような感じで、歴史は繰り返すのかなぁと思う次第です。
西川先生、伊勢ハートセンターの皆さま、お疲れさまでした!今年も良いモノを見させて頂きました。参加させて頂きまして感謝しております!
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