2022年6月29日水曜日

地域で考える心房細動抗凝固療法セミナー

地域で考える心房細動抗凝固療法セミナーが青森で開催されました。
あおもり協立病院の澤岡先生が司会をして下さいました。
私の講演タイトルは「動脈硬化疾患における抗凝固療法を考える」でした。メッセージとしては、「不安と恐怖をあおる情報に左右されず、患者や病態を一人一人評価して、ちゃんと考えてクスリを処方しましょうね!」というお話しでした。

エビデンスを模倣したプロパガンダが、声高にお話しされるエライ人によってあたかも世界の万能の真理のようになっていくのはどうかなぁと思っています。それに考えないで従うのは簡単なのかもしれませんが、それでは良い治療を提供出来ないと思っています。

対面プラスWEBのハイブリッド講演会でしたが、やはり対面に澤岡先生はじめ仲間がいる場所での講演会は嬉しく楽しいです!
澤岡先生、ご参加頂いた皆様、関係者の皆様、お疲れさまでした!有り難うございました!

 

2022年6月28日火曜日

第6回 東海八王子カクテルセミナー

毎月最後の火曜日におこなっている、東海八王子カクテルセミナーも、すでに6回目となりました。
今回はMEの中沢圭吾さんにペースメーカーのお話しをしてもらいました。
最近の話題では、電気自動車は大丈夫だけど、電気自動車の急速充電器はダメだとか!
私も勉強になりました。有り難うございました!

症例発表も2演題させていただきました。土屋先生、藤井先生お疲れさまでした!

今回から病棟の皆様やICUの皆様にも入ってもらえるようにしています。
レクチャーのテーマでリクエストがあればお申し付けください!

 

2022年6月17日金曜日

コロナワクチンが誘因と考えられるACS

3回目のコロナワクチンを引き金にACS発症した症例を河村先生がレポートしました。

河村先生、先週3日間で3本の論文が連続でアクセプトされてます。
頑張っています!

 

2022年6月15日水曜日

SyncVision症例の笠井先生のレポート

SyncVision症例の笠井先生のレポートが配布されております。お時間ございましたらご一読ください。

iFRが全てとは思いませんが、imagingと一緒にみながら参考になる場合があります。なにより、このSyncVisionは治療の効果が可視化され玉の数でわかるので、見た目がオモシロイです。

(資料などはPHILIPS社にお問い合わせ下さい。)

笠井先生お疲れさまでした!

 

2022年6月14日火曜日

久しぶりの対面講演

 

北播磨の山田先生にお声がけ頂きまして、久しぶりの対面講演でお話しをさせて頂きました。
内容は、シンプルに言うと「OMTとは?」です。いかがでしたでしょうか?

コロナが少し落ち着いてきて、このような研究会に出向いてお話しできるようになったのはとても嬉しいです!2年半から3年ぶり?でしょうか。

山田先生のもとでお仕事をされている若い先生方もとてもしっかりしていて、素晴らしかったです。山田先生の熱いご指導が良くわかります。直接お顔を合わせながらの質疑応答、嬉しかったです!

Webexを介してのハイブリッドであり少しだけトラブルがありました。
会場にWIFIがなく、企業の方のiPhoneのテザリング使用であり、少々不安定であったこと。会場のスクリーンにはWebexで放映されている画面が出されたので、動画はカクカクで、何より実際に話をしているシーンよりも数秒から1分以上のディレイが生じるてしまったこと。特に後者は、会場の先生方には「1分前の話のスライドがタイミング悪く切れ変わる」といった感じだったかと思います。せめて会場のモニターには、直接HDMIで出力すれば良かったと反省する次第でした。また、途中で2度ばかり、Webexが不安定になり途切れてしまいました。こちらは会議のホストのコントロールの問題でした。いろいろ申しわけございませんでした。
しかし、問題点はわかりましたので次回同様な講演会がある際には対応できるはずです。

山田先生はじめお越し頂いた先生方、WEBでご参加頂いた先生方、関係者の皆様、本当にありがとうございました!


2022年6月10日金曜日

香港の先生方とのWEB研究会


「Complex PCI & Complication management」をテーマに、香港の先生方とのWEBミーティングを開催いたしました。

まずは、私が30分ほどComplication managementをテーマにお話しをさせて頂きました。Raymond Faug先生に座長をしていただき、ディスカッサーとして当院の藤井先生と香港のDaniel Fong先生にイロイロご質問をいただきました。
今回のレクチャーはなかなか良い感じだと思いますのでそのうちまたどこかでお話しができれば嬉しいです。

次に症例発表です。Felix Yiu先生と、当科の河村先生がそれぞれ興味深い症例をプレゼンして下さいまして、その内容に関してのディスカッションがされました。
このような形式で、地域や考え方が全く違う世界とのディスカッションはとても勉強になります。英語で話すと変なおべっかも使えないし、ダイレクトに思う事を話し合える利点もあります。そう思うと、そろそろ海外にもまた出向いて治療もしたいなぁと思ってしまいます。

予定では1時間程度だったのですが、皆様熱くなってディスカッションをして少しミーティングが長くなりました。夜遅い時間までお疲れさまでした!

2022年6月3日金曜日

ADATARA LIVE 2022

ADATARA LIVE 2022が開催されました。いわき市医療センターの山本先生が大会長です。視聴はOn Lineですが、ライブは実際に病院にての治療を放映しておりました。

私は一日目のSlender Sessionの座長と、二日目のカテ室コメンテーター&齋藤先生の御手技のお手伝いとして参加させて頂きました。井一日目のSlender Sessionは、WEBビデオライブですが、谷口先生、篠崎先生、高川先生の安定した手技を勉強する事ができました。また、皆様のコメントもSCJらしい内容でした。みなさま、お疲れさまでした。

二日目、いわき市医療センターで、自施設以外の久しぶりのライブカテ室の緊張感を楽しませて頂きました!
齋藤先生の御手技は、右冠動脈のCTOですが、チャンネルがありそうな閉塞。しかし、チャンネルがグイッと曲がっているので、硬いワイヤーで壊したらそこで厳しくなる症例です。XT-Rで少し突っ込み、XT-Aでさらに突っ込み、GAIA 1stでぐいっと突っ込むという方法で通過させていました。しかし、よくある末梢が虚脱しているび漫性の病変で、末梢のどこにステントを置くかが非情に悩ましい病変でした。結局、末梢を低圧でやんわり拡張して、OCTで置き所を探して、実にスポットでしかない末梢の置き所にドンピシャのステントランディングでした。流石です!
でも、本当の見所は、ALとEBUが絡んで干渉しあっていたのを、ひょいっと抜いてくるんと干渉を解いて、何事も無かったように手技をすすめたところなのです。これは私と片平先生しか気がつかなかったかもしれません。こんな技を間近で見れるところがライブの良さですよね!
篠崎先生、山本先生、安藤先生のEVTの見事な御手技が続き、午後は浜中先生、角辻先生のPCIでした。

WEBで良いモノも沢山ありますが、ライブの臨場感はWEBでは絶対に伝わらないものがあると思います。コロナによる行動制限も少しずつ少なくなっています。また、実際に対面で皆様とお会いできる日も近いのかと思うと嬉しくなります。

大会長の山本先生、杉先生、あだたらライブ運営委員の皆様方、ご参加された皆様、関係者の皆様、有り難うございました。お疲れさまでした!