2024年7月20日土曜日

第55回 CVIT東北地方会

第55回 CVIT東北地方会が青森市で開催されました。大会長は、あおもり協立病院の内藤先生です。

受付のプログラムが会が始まる前に無くなるほどの参加者のようです!素晴らしい!

内藤先生のご挨拶から始まりまして、私もあちこちのセッションに参加させて頂きました。みんな仲良しの、懐かしい雰囲気の東北地方会です。

大会長企画シンポジウムは「合併症のない治療を目指して」です。
内藤先生の基調講演に始まり、湊谷先生、山中先生、三引先生、私・吉町のそれぞれの合併症を起こさないために何を考えてやっているかというプレゼンテーションでした。勉強になりました!

もうひとつ、私は「低侵襲治療におけるスコアリングバルーンの有用性」というタイトルでのお話しをさせて頂きました。いつものお話しではありますが、「エンドユーザーを患者とする確実な治療」が低侵襲だとお話しいたしました。いかがでしたでしょうか?

久しぶりに東北の仲間にあって、それだけでもかなり嬉しい時間でありました。
一部セッションは立ち見が出るほどでありました!
内藤先生、大盛会おめでとうございます!
資金集め含め、大変なご苦労があったと存じます。お疲れさまでした。

では、東北の皆さま!また来週、札幌でお会いいたしましょう!

2024年7月19日金曜日

TAMA Interventional Cardiology Workshop

 TAMA Interventional Cardiology Workshopが開催されました。

コロナ禍でも若い先生方に交流をもってもらおうという目的でWEB開催だったのですが、今回からon site & WEBのハイブリッドになりました。

舟橋先生、出口先生、石野先生のご発表に、近江先生、宮崎先生、河村先生が座長をする形式でした。

若い先生のご活躍は心が洗われる良い話ばかり。嬉しい限りでした。
お金がらみでドロドロしている世の中、循環器の仲間たちは病気の事、患者の事、メディカルスタッフはじめ仲間のことなどで悩む純粋な気持ちに溢れておりました、

私は「みんな清く正しくて凄いぞ!がんばれー!」とご挨拶する係!(笑)

遅い時間まで懇親会も話し込んでなかなか終わらず。。。
会場とWEB合わせると60名くらいの参加だったっと伺いました。
ご参加頂いた皆さま、お疲れさまでした。


ありがとうございました!


2024年7月13日土曜日

第30回 血管内治療学会

 第30回血管内治療学会が横浜で開催されました。伊苅先生が大会長で、我々東海大学組が副会長としてサポートしました。この会は、循環器内科、脳外科、放射線科、血管外科がカテーテル治療をする4つの科が同じテーマに基づいてディスカッションする会です。

今回のテーマは「低侵襲」でした。
他科、特に脳外科でTFAからTRA、そしてdRAと進化しているようです。そして昔の我々悩みと同じ歴史が繰り広げられ、若い先生たちが困っているようです。
エライ先生が「TFAで困っていないんだから」という理由で若い先生の新しい手技を否定したり、難癖の様な合併症の懸念で発表に因縁つけたり、デバイスが太いから困っていたり....我々の30年の歴史が短い期間で繰り返されているのを見るようで、若い自分たちをみているようでTRI組の先生方とニコニコして見ていました。
逆風はあるけれど、正しいと思えば真っ直ぐ進んでほしいなぁと思います。我々でサポートできることもあると思いますので、なんなりとお声がけください!

最後に伊苅先生も「ずーっと発表をみて、明日からまたカテーテル治療一生懸命やりたいなぁと思える内容でした」と総評されてました。私も同感です。

伊苅先生、本当におつかれさまでした‼️

ご参加された皆さまも、本当におつかれさまでした‼️

TOPICと心リハ学会と被っていましたが、我々Slender組もできるだけ参加させて頂きました!あちこち移動された皆様方もご苦労様でした!


来年は当院放射線科の長谷部先生が、なんと沖縄での開催です!

2024年7月11日木曜日

TOPIC 2024

 TOPIC 2024が開催されました。おなじみ渋谷のセルリアンタワーです。

私は朝一番から森田先生といっしょに教育セッションの座長をさせて頂きました。演者がプレゼンをキャンセルと伺っていたのですが、当日発表可能と連絡がはいり、その旨でセッション開始。時間わりも均等割でプラン。しかし、セッション途中で、やはりキャンセルと連絡入り...。少し時間があまったために最後にみんなでディスカッション。しかし、2人目の演者の先生はすでに会場にはいらっしゃらず...。座長として短時間でいろいろ頑張りました!

終了後、当院の河村先生の発表を見に行きました。コメンテーターでに本質を理解できていないだけの輩に変な事言われて、クリアに答えられずにゴチャゴチャしている河村先生!もう少し頑張って下さい!現在報告されているTRA上での5Frと6Frの一番の大きな差は、造影剤の量ですよ。

ライブ会場ではEVTセッションです。土井尻先生が短い時間で長い石灰化病変のCTOを通しておりました。さすがです!

他のお仕事あり、少し早めに会場を後にしました。

明日は別な学会のためにTOPICは参加できません。すみません。

2024年6月25日火曜日

第30回 東海八王子病院カクテルセミナー

今回は本当に申しわけございませんでした!私が3分ほど遅刻してしまいました。

言い訳するのも申し訳ないのですが、早めに仕事が終わったので移動後にカクテルセミナー参加と思っていたら16号が大渋滞でして...本当に申しわけございませんでした。

さて、東海八王子カクテルセミナーも30回です!
今回のレクチャーは牛島先生の「心臓リハビリテーション vol.3」でした。少しずつ適応も広がってきている心臓リハビリテーションです。多職種で手をかけて患者さまの心臓を守ろうという事で頑張っております!
次に、今話題のCTRCVT(がん治療関連心機能障害)の症例を長松先生が、感染性心内膜炎(IE)の症例を関川先生がプレゼンいたしました。

いかがでしたでしょうか?ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!

次回は、7月30日(火)19時から開催です。
絶対遅刻しないようにします!←当たり前!

詳細はHome Pageをご参照ください。

 

2024年6月22日土曜日

第53回多摩地区虚血性心疾患研究会

 

多摩虚血こと、多摩地区虚血性心疾患研究会が榊原記念病院にて開催されました。多摩地区の虚血関連の症例ベースでの研究会です。年に2回開催です。いろいろな症例をいろいろな施設の先生方の目で話されるのを聞くのは非常に興味深いです。
「PCIは熟成したので誰がやっても同じでしょ。発表するような症例が無いよ〜。」とおっしゃる先生もいらっしゃるとお聞きしましたが、そんなことはありません。私は毎日、問題点も沢山あって、それをちょいと解決しながら治療をしています。ハラハラどきどきの連続です!日々の症例に沢山発表する内容はあると思います。

ディスカッションの時間が足りないです。若い連中にお任せしたいと思うのですが、おじさんたちが言いたいことをガマンする会でもあるのかな?(笑)そうなると、midnight conference的なヤツが必要なのでしょうか?悩ましいところです。ちょいと企画を考えましょうか...!

過去にこの研究会を立ち上げたY先生はスライドの構成とか形式とか、そんな細かい事まで他の病院の先生にまでご指導していた事を思い出します。そういう熱い教育もいいなぁと思い出しました。

近くの仲間たちを作って仲良くなるのも大事な目的です。中堅の先生方、もう少しご参加されるのが嬉しいですね。みんな交流してください!

大会長の七里先生、代表世話人の黒澤先生はじめご参加された先生方、関係者の皆さま方、お疲れさまでした!

2024年6月15日土曜日

ドキドキしても大丈夫? 〜不整脈のお話し〜


ドキドキしても大丈夫? 〜不整脈のお話し〜を開催いたしました。

「大丈夫?」の答えは、意識消失、呼吸困難感、胸痛などを伴わない動悸感は緊急性は無い=大丈夫ということです。つまり救急車を呼ばなくてもよいであろうと思います。
まずは、自分で脈をとって欲しいのです。血圧計でもOKです。
そして、1分間に何回の脈なのか、規則正しいのか不規則なのか、不規則としたら飛んでいる感じなのか、連続して規則正しくないのか...この情報があるだけでも我々は助かります
まぁ、救急車は呼ばなくても良いけれども、しかし、なるべく早めに循環器に相談して欲しいと思います。それは、心房細動=NOAC内服ではなく、基礎疾患の検索が大事だからです。また、24時間以内に不整脈は停止させてあげるべきだと私は思っています。
ときどき、NOACと抗不整脈薬を内服持たせて帰すお医者様もいらっしゃいますが...自然停止でも脳梗塞の率は同じで、しかも時間が立てば立つほど血栓ができる可能性は高くなりますので...。どうなんでしょうね?Fixed afにすえなら抗不整脈薬は不要でしょうし、何を期待するのかが私には良くわかりません。
あとは頻脈が続くと心機能が落ちるお話しなどもあわせていろいろお話しをさせて頂きました。
いかがでしたでしょうか?

普通の循環器内科医として、こんなヤツも時には良いのかなぁと思います。

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。

お疲れさまでした!