2026年6月15日月曜日

TAVIとSlender PCIと心不全内科治療との講演会

榊原記念病院の高見澤先生のおはからいでのWEBにて「TAVIとSlenderと心不全」という内容の講演会が開催されました。
私は座長を務めさせて頂きました。
高見澤先生よりは、弁膜疾患の基本的な疾患概念からはじまり最新の治療までとてもわかりやすく御講演いただきました。
当科の河村先生は、低侵襲治療から心不全の内科治療までを御講演してもらいました。

全体のコンセプトとしては、「なんとなく"経過を見ましょう"、なんとなくまぁ"こんなもんでいいんじゃない?"、なんとなく”いままで、これでよかったから...」ではよろしく無いのでは?ということです。
自分が経験がないから、自分が忙しいから、自分が勉強する時間がないから、自分がクスリを一剤増やすのが患者様に悪く思われるとイヤだから...ではよくないのです。
自分ができなければ、すぐ近くの、その分野に長けた仲間に頼るのは良いことだと思います。逆に、仲間に頼られた方も嬉しいと思います(すくなくとも私は嬉しい!)そこで患者様がちょいと良い思いができるのであれば、みんなハッピーです!
クリニックの先生方も「あれ?」とおもったら、検査が沢山かつ迅速にできる近くの大きな病院に遠慮無く患者様をご紹介頂きたいと思います。検査をして問題なければ「何も無くてよかったねー」と患者様をお返しいたします。多くの大きな病院はそれでOKです。逆に我々からも、慢性期の患者様でこまめに診ることが患者様の生活習慣を改善できる可能性は、我々には到底不可能な事です。それをしっかり見て頂けるクリニックの先生方には感謝しかありません。このような環境では、患者様も時間は取られますが、きっと一番良い医療を選択できるのではないかと思っています。
そんな内容の講演会でした。
WEBの会なのに、質問が4つ(3件)もあったのは、とても嬉しい講演会でした!
ご参加された皆さま、高見澤先生、河村先生、関係者の皆様、本当にありがとうございました!お疲れさまでした!

2026年6月13日土曜日

みちのくライブデモンストレーション

みちのくライブデモンストレーションが開催されました。安達太良ライブと仙台ネットワークライブが合体して、新しい大きな東北のライブができたのです。
会場は郡山の星総合病院でしたが、私は山中多聞先生、片平先生らが率いる石巻赤十字病院からライブをさせて頂きました。 
症例は高齢者のLADです。事前に頂いたアンギオでは石灰のlocationはよく解りません。CTはthin sliceではないので「石灰化があるよ」しかわかりません..。うーん、事前情報は少ないです。
いつものように5Fr dRAです。穿刺から放映していただきました。おかげさまで一発穿刺!SIONを入れて、OCTで確認。かなり厳しい石灰化です。当然Rota 1.5mmを使用。石灰化がひどいのでかなり難渋してのアブレーションでしたが、なんとか削れてOCTで確認。加藤先生に読影していただき安心です。
対角枝にはCELL HAWKを使用。かなりすんなりと入りました。スコアリングバルーンで思いっきり開いてからステントいれ、対角枝の手前から思いっきりPOTをして、OCTで終了でした。
穿刺から終わるまで丁度一時間。片平先生よりの命令で時間をピッタリ使い切って、しかし延長しないようにという命令に従う事ができました。よかった〜テキパキ動いてくださる優秀なスタッフの皆さまのおかげです!ありがとうございました!
座長の労をいただいた三引先生、唐原先生、コメンテータの先生方ありがとうございました!

他の治療もお邪魔しないようにWEBで視聴させていただきました。いろいろな流派があってなかなか興味深いディスカッションもありました。

みちのくライブデモンストレーションは来年は仙台がメイン会場でしょうか?
是非とも参加させていただきたいと思っています。

関係者の皆様、お疲れさまでした!ありがとうございました!

2026年6月7日日曜日

EuroVasc 2026

 

EuroVasc2026に参加いたしました。カテーテル治療におけるアクセス部位に関するヨーロッパの学会です。
今回は、TAVRなど大口径の血管に関するアクセス部位のディスカッションも開催されました。26Frの止血も、止血機器によって経皮的にできるようになったのにはビックリです!
結局は、ちゃんと穿刺しているかどうかがとても大事なのは当然なのですが、そのスタートラインがとても微妙です。自分ではちゃんとエコーでみて穿刺しているということですが、短軸だけでは血管にあたっても、本当に意図する場所に穿刺していない可能性が高い…と、言ってもそれが理解されないままにディスカッションが続きます。エコーガイドの大きな問題点だと思います。
Minimally Invasive, Maximally EffectiveがSCJの概念だと何度も紹介して頂くことや、私達のSlender is Betterの論文が引用されてのディスカッションなど、かなり嬉しい会でした。
私は”Large-bore access for complex PCI… is tradition?”というタイトルでのプレゼンをさせて頂きました。2.0mm以上のRotaは7Fr、two stent strategyは6Fr、それ以外はCTOも石灰化も5Frで十分という内容…だけではなめられるかもしれないので、皆さまをギャフンといわせるあの技とかこの技とかも見て頂きました。
その他、ACSの時のアクセス部位のディスカッションやCHIP症例のアクセス部位などのディスカッションもありました。ラーニングカーブのために、または自分が不得意なために、cRAやdRAを選択しないという意見も有りましたが、それはプロフェッショナルの行為としてはどうかなぁと考えさせられる点もありました。

非常にエキサイティングしたディスカッションが続きますが、やはり他を否定する文化は欧州には無いということで、みんなを認めながらも新しいモノを作っていこうとする姿勢は素晴らしいです。見習っていこうと思います。

移動でのバタバタもありましたが、なんとか帰国は予定どおりになりそうです。
ちょいと長く開けて申しわけございませんでした。留守番をして頂いた皆さま、ありがとうございました!


2026年5月30日土曜日

多摩虚血

多摩虚血が開催されました。

今回は東京医科大学八王子医療センターで久保先生が大会長での開催でした。

同じ八王子ですが、我々の東海大学八王子病院とは少しエリアが違いますので、クルマで移動したのですが、恥ずかしながら少し迷って...そして病院に入ってからも外来側に入って、少し迷って...💦

若い先生方の発表とディスカッションの場として13演題が集まりました。
座長2名、ディスカッサント3名の体制で演題発表です。
興味深い症例が続きます。やはり症例ベースの研究会はいいですね!いつも学ぶことも多いです。
オジサンたちは言いたいことあっても、よほどでなければガマン!(笑)....私は必要あれば後でこっそり解説に行くようにしています。でも「さすがにダメだろう!」と叫びそうになった場面も....

当科からは金井先生が発表しました。おつかれさまでした‼️
...でも、ちょいと指導が足りずに申しわけございません。

地域の研究会は大事だと思っています。
もっと若い先生たちが参加してほしいなぁと思います。

2026年5月26日火曜日

2026年5月のカクテルセミナー

 月末火曜日.恒例のカクテルセミナーを開催させて頂きました。
今日は私の「患者様にどんな風に話す?」レクチャーが前座でした。
そして、4月から当科で活躍している小林先生の「息切れ」のお話し・症例提示でした。

「体重がオーバーだから息切れするよね〜」ではダメなんです!という強いメッセージ!
さすがでした。

次回は6月30日(火)を予定いたします。
皆さまご参加下さい!

2026年5月22日金曜日

EuroPCR 2026


パリで開催されています、EuroPCRに参加しました。

PCIのライブは減って、SHDのライブが大会場で多く開催されています。大きなお金が動く所に大きなライブというのは当たり前だと思います。

その時間は小さなPCI会場は満席で、入れないセッションも幾つかありました😭
大会場含めて、ライブは教育セッションが多いです。
CTやimagingの読みはかなりテキトー....と思っていると、なかなかいい感じで読んでいらっしゃる先生も!日本人だけが読めると勘違いしている時代も終わりかもしれないと思いました。
でも、やっぱり我々が5Frで十分と思う症例でも7Frです(笑)

私は2演題発表しました。二つとも、イメージングメインのプレゼンを用意したのですが...
一つはIVUSをを見て欲しかったのですが、ワイヤーセレクションとワイヤリングの質問を頂きました。なんか残念?
もう一つもIVUSで側枝チャンネル見つけて滑り込ませた症例だったのですが、イメージングは無視で、そのワイヤーでダメならどうするんだ?と2回も聞かれました。
CTOのエライ先生が、海外の若い先生のプレゼンに「なんで7Frなんだ?なんで8Frじゃぁ無いんだ!」って怒っていました。あーあ、可哀想に。とって上手くいった症例なのに...まだ、こんな世界が残っているんですね。


シムレータを使った教育セッションがさまざまなテーマで沢山あります。ハンズオンというのではなく、指導者がやって見せて、それを見て学ぶというヤツです。全然同意できない内容もありましたが、逆に自分の手技を見直す機会をもらった気持ちで拝見していました。

企業はたくさん参加しており、まだまだ業界全体としては決して先細りのマーケティングでは無いように思います。インド系の新しい企業は多いです。不思議なデバルクシステムや、不思議なステントも発売されているようです。

世界の最先端話、世界の標準、世界が求めているものを一年に一度くらいは勉強しないといけないと思って参加でした。

日本の先生アジアも先生もいろんなセッションで大活躍していました❗️これは嬉しい❗️

参加費や渡航費は高いですが、参加する価値はあると思います。若い先生方、来年パリで会いましょう!シルブプレ。

2026年5月9日土曜日

CVIT関東甲信越地方会

CVIT関東甲信越地方会が大手町サンケイプラザで開催されました。
大会長は、我々の仲間である藤本先生です。体調を崩されたとのことで、御本人はお見えになっていなかったのですが、藤本先生らしい学会でした。
参加費8,000円です。物価高騰でどんな学会でも値上がりしている今日この頃、さすが藤本先生!ポスターも何もかも、自分で作成したとのことで、経費節約ぶりが素晴らしい!
プレゼンは全員オーラル。これもこだわったようです。少しディスカッションには時間が短いように思いますが、これは仕方が無いと思います。
合併症セッションも多くあり、これも藤本先生のこだわりだったとか。

〆切りギリギリで藤本先生より「演題が足りない!」と言われたので私も一題出させて頂きました。


IVUS的にとってもオモシロイと自分では思ったのですが...あとは、なぜこうなったんだろうと考えると、ちょいとオモシロイなぁと思った症例でした。いかがでしょう?

あいかわらず、おなじみの先生や業界の関係者が大集合する学会でした。

皆さま、ご参加お疲れさまでした!