2021年3月26日金曜日

OTARU WEB WORK SHOP

PCR陰性を確認してから移動しました。
小樽でのWEB WORK SHOPでの術者をさせて頂きました。
前半の症例2例があまりにも厳しくて…涙が出そうになりました。
後半はサクサクと2症例がすすみまして、やっと終了。
なぜか、今日に限り?循環器の急患が多かったようで、その対応をしながらWORK SHOPと高川先生、古川先生、斉藤先生はじめ皆様のご活躍ぶりは相変わらず素晴らしいモノでした。皆様に感謝いたします。今回もお世話になりました。
WEBで御参加頂いた皆様もありがとうございました。
コロナ禍なのでゆっくり懇親会ができないのが残念な小樽でした。。。

 

2021年3月19日金曜日

Hospital Exchange Program (Hong Kong & Japan)

Princess Margaret Hospitalと東海大学八王子病院の間で、様々な臨床症例の治療や知識の共有を目的に開催されました、Hospital Exchange Program です。
香港との時差は1時間ですのでお互いに、日常業務が終わってからのミーティングの時間帯でした。

Raymond Chi-yan Fung先生のものすごい気合いの入ったCTO手技からスタートです。いやぁ、本当に凄いです!「そんなところ、Rotaかけてからレトロするの?!」というヤツ!ビックリです。
私は症例発表ではなく、レクチャーという形での参加です。今回はAntegrade approachのお話し。講演時間が短かったので、いつものmicro channel サーフィンのお話しだけでした。次回はIVUSガイドのワイヤリングのお話しか、レトロのお話しかを考えています。
次は、Lok-hang Ng先生のIVUSでCTOの入り口をひろう手技でした。お見事です!そういえば、香港および中国でもIVUSのシェアが少しずつ伸びてきていると伺っております。
最後は当院の河村先生のCTO症例です。ante & retroでkissing wireとか、とてもいい感じでの発表でした。お疲れさまでした。(実は河村先生は、ミーティングが始まる直前に、フルPPEでカテ室で活躍していたようです。私は別な会議があってそちらには不参戦でした。)

コロナのおかげで海外に行く事はしばらく無いのでしょうけれど、こうやって海外の先生とWEB meeting systemtで会合ができる時代になりました。画像はちょいとカクカクしますが、かなり鮮明な画像でした。対面できないのは寂しいですが、コミュニケーションの方法としては一気に時代が進んだ感があります。

Princess Margaret Hospitalとのプログラムは、近いうちにまた開催予定です。
Fung先生、Ng先生、河村先生、御参加いただいた皆様方、お疲れさまでした!

 海外の病院とだけではなく、国内でこんなのやっても良いかなぁと思いました。御希望あれば企画いたしますのでお声がけください。


2021年3月16日火曜日

T-WINC

T-WINCの会合にWEB参加いたしました。

最初に「distal radial approach up-to date」のタイトルで講演をさせて頂きました。「患者さまの為になると思えばやってみよう!」という内容でした。

症例検討会では、なかなか難しい症例が並びます。動脈硬化には永遠の課題ばかりでした。
見事に対応されているT-WINCの皆様方には頭が下がります。素晴らしい!
熱心なディスカッションがされる研究会は良いですね!

青山先生、遠藤先生、お誘い頂きましてありがとうございました!
御参加された先生方、お疲れさまでした!ありがとうございました!


 

2021年3月14日日曜日

緊急の末梢血管治療とデバイス

重症下肢虚血というのは、待つことができない状態の一つです。下肢の末梢血管が閉塞して組織の血流が悪いことが原因で壊死しかかっている(もしくは壊死してきている)状態です。心筋梗塞ほど”大至急!”ではありませんが、明日にできない治療です。

土曜日の午後ですが、月曜日までは待てないと判断してカテーテル治療をいたしました。
まずは、準備!
当院では治療デバイスの常備がほとんど無いので、近くの病院にお願いして借りにいきました。ディーラーが違うとか諸問題はありますが、S病院のO先生が御協力して下さいました。ありがとうございます!
河村先生が直々に自分のクルマで借りに行き、往復約1時間。デバイスが揃ったところで治療開始です!
技師さん、看護師さんもテキパキと動いてくれて、治療はスムーズに終わりました。
きっと、救肢できると思います!

S病院まで使用しなかったデバイスの返却などあり、遅い時間までかかりました。でも、患者さんの下肢を大きく失わなくて済むのであれば全く問題ありません!
午後のひどい雨も上がり、治療が上手くできた満足感とともに夜中の帰宅となりました。



 

2021年3月9日火曜日

糖尿病と心房細動

 

今日の講演会では、「糖尿病と心房細動」のお話しをさせて頂きました。
高齢者医療のお話しから、糖尿病患者は心房細動になりやすい事、心房細動を見つけたら何をするべきか、心房細動の治療はどうするか、糖尿病合併心房細動をどう考えるか...などでした。
結論はいつも、エビデンスに基づいた治療だけではなく、常に患者さんを診て軌道修正していくことが良い医療につながるのであろうという事です。ありきたりの結論かもしれませんがお許しください。

古くからのお友達の糖尿病専門医の葛西先生に座長をしていただきました。また、循環器の仲間の及川先生よりのご質問も非常に嬉しかったです!また、WEBなので弘前の野田先生からもご質問を頂いたりと、これもまた嬉しかったです!
青森の昔からの仲間たちとこういう形でもコミュニケーションを取れるのは嬉しいです!コロナが去った後には是非とも直接お会いしたいです!

葛西先生、御参加いただいた先生方、関係者の皆様方に感謝いたします。
ありがとうございました!

2021年3月5日金曜日

TRI & dRAにおける治療のコツ

今日はボストンサイエンティフィックさんのお力添えで、WEBセミナー「TRI & dRAにおける治療のコツ」で講演をさせて頂きました。

時に、柔軟で腰がある良い5FrGCだとカテをぐいっと押し進めるだけで解決することが、しなやかさに劣る6Frではなかなか難しく「6Frって難しいなぁ」と実感することが時々あります。今日のレクチャーのキモの一つは、通る押し方と通らない押し方。これをワイヤーバイアスでみるという内容です。これは5Frではあまり必要にならないのですが、6Fr以上ではとても重要に思います。
とくに回旋枝の治療では、ここをどう抑えるかでPCIが完結できるかどうかが決まるようにも思うのです。
その他、CTOの話しやロータの話しなど色々させて頂きました。
ご視聴頂いた皆様、御協力頂いた皆様、ボストンの皆様、ありがとうございました。