2019年9月28日土曜日

cv premium conference

耳原病院の石原先生のお招きありまして、「cv premium conference」に参加いたしました。
私は「低侵襲カテーテル治療最前線」のタイトルでいろいろお話しをさせて頂きました。インターベンションのお話しから、外来診療のお話しまで、自分が患者をどう診るか、どう治療するかをお話しさせて頂きました。
自分が医者として一所懸命勉強して良いと思うモノを患者に「いいよ!」と言うのが私の日常です。「この治療を受けるときっとあなたに良いことがあるから、治療をしましょう」「一所懸命修行してきた私の治療を受けて欲しい」と説明しています。エビデンスも大切ですが、人の言葉ではなくて自分の言葉で話をすると患者さまには受けれてもらえるように思います。それは純粋な科学では無いのかもしれませんが、純粋に医療だと思うのです。
そんな戯れ事の内容でしたが、皆様には喜んで頂けたように思います。
懇親会もなかなか盛り上がりました。
石原先生、御参加された先生方、関係者の皆様方、お疲れさまでした!
ありがとうございました!

2019年9月27日金曜日

救命士の皆様へのレクチャー

 東海大学医学部付属八王子病院の東海ホールで、多摩地区の救命士の皆様が対象のセミナーが開催されました。

救命救急の飯塚先生が司会進行され、当科の河村先生のレクチャーでした。

常に心疾患を疑って的確な治療を受けられるようにする行動する事、そのためには患者をよく見ることが大切だという内容でした。
御参加された皆様も、「うん、うん」うなずいて参加されていました。
飯塚先生、河村先生、ご参加された皆様方、お疲れさまでした!

2019年9月25日水曜日

10秒で片付ける先輩

若い先生のカテーテル修行のためには、沢山の経験を積んでもらう必要があります。自分なりの試行錯誤を重ねるのも良いかもしれません。しかし、若い先生が何をどうやって良いのかわからずに、適当に同じ手技を繰り返しての意味は無いのです。
ここで、患者さまの為にも、後輩がなかなか上手く行かない時に先輩が手を変わってあげるのも重要です。何をどうすれば手技が進むのかを解説してあげながら実際にやって見せます。
カテーテルがエンゲージできない。パワーポジションや同軸が取れない。閉塞部位のワイヤーが進まない。ワイヤーは通ったけどバルーンが通過しない。...悩みどころは沢山あります。
今日の長松先生は、なんでも10秒で解決!すごいです!先輩の凄さを見せつけていました!さすが!
さらに、長松先生がワイヤーの微細な曲げをつけてあげるだけで、治療を始めてから2年目くらいの先生でもCTOを通してしまう!凄いです!デバイスとその使い方をよく解ってきた証拠です。
みんな、ちょいとずつ上達しています!素晴らしい!嬉しい!

2019年9月21日土曜日

日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)2019

日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)が名古屋で開催されました。名古屋の長い3日間でした。

今回はなかなか頑張ったつもりです。
お仕事は、共同演者に名前があるのが演題14個、そのうち学会プログラムのプレゼン3つ企業セッションのプレゼン1つ、座長4つでした。
あまり多いと、ゆっくり勉強する時間がありません。共同演者になっている演題全部にも応援に行けません。ちょいとパタパタしている落ち着かない時間でした。

最後のセッションの一番終わりの時間まで教育セッションで「PCIのアプローチ」をお話しさせて頂きました。受講された先生方、お疲れさまでした!

学会中にしばらくお会いしていない仲間たち先輩達、新しくお知り合いになった仲間たちと、本当にチョイとだけでも会話できるのは嬉しい時間です。ありがとうございました。

朝から夜まで、長い長い3日間でした。皆様、お疲れさまでした!

来年は仙台です。
2020年6月です。
演題〆切りは2019年12月というウワサがあります。。
さあ、また準備をしないといけませんね。。。

2019年9月18日水曜日

日本心血管インターベンション治療学会 理事会・代議員会

明日からの学会前です。日本心血管インターベンション治療学会、理事会および代議員会が開催されました。

今回大きく変わったのは選挙制度。
川井先生の一年間にわたる大変なご尽力により、みんなが納得するような内容および定款の一言一言の変更がご披露されました。もちろん、評議員全員の賛同のうえ可決されました。
川井先生、素晴らしいお仕事でした!お疲れさまでした!ありがとうございました。

アンダー40小委員会ができるかも?というのもいい話です。
どんどん、若い先生の意見を取り入れる必要があります。
積極参加を期待しております。

Rotaが現在の施設基準よりも敷居が低くなるかもしれないです。理事長伊苅先生が一所懸命動いて、お役所にプレゼンしてきましたことのご報告ありました。果報は寝て待て!来年の春に答えが出ればいいですね!

その他も、CVITの上層部の先生方が他の学会やお役所との折衝をしている報告が多かった理事会・代議員総会でした。学会としても、医師としても、患者の為にも、いろいろな良い方向でシフトすると良いですね!

そんな中、私は「認定施設の先生方、専門医を目指す先生方に書類の書き方もご指導下さい。医者というより社会人としてダメな人に専門医というのはいかがなモノかと思います!」という発言をしました。
以前、専門医審査の書類しましたが、あまりにも不備が多すぎます。名前と日付くらい書いて欲しいです。「忙しいのは解りますが、普通にちゃんとしようよ!」という事と、我々の学会が社会人としてだらしない人に「専門医」という称号を与えるのはどうかと思うという意味です。余計な事を言って申し訳ありませんでした。でも、数名の先生方から「俺もそう思っていた!よく言った!」とご賛同頂けたのは嬉しかったです!

では、明日から日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)3日間、頑張りましょう!

学会準備

明日からCVIT名古屋です。
インターベンション組は多くが参加します。
まず発表の準備が大変。どこの部門も同じだと思いますが、我々の科はとくにギリギリになってから仕事をする悪いクセがあります。前日になって「スライド見て下さい」が山のようにきます。辛いです。...私もまだ作っていないものがあるのですから。。。
しかも、今週の月曜が休みで後半はインターベンション組が不在がち...ということで、実質17日一日だけの心カテ日。コンプレックスな症例が並びました。「ちょいと戸惑ったら、すぐに手を代わるからね!」ということで若い先生にやらせるのもまた大変。普段通りしっかりやっているのでしょうけれども、見ている方が普段よりも余裕がなく気持ちが焦っているのか...。「CTOにJRをわざわざ選ぶのは、このカテーテルの使用方法をよく解ってからにしなさい」と言ってしまいます。自分では日常で、後輩に対しては日々の私の指導不足なのに。。。それでも、別な若い先生が時間はかかりましたがしっかりとimagingガイドで分岐部を治療するのを見ると嬉しくなります。
さらに、循環器学会総会の〆切りが18日、本日まで!通常業務に合わせて急患もあり、忙しいのは解っていますが「みんな演題出してね!」とお願いしました。

CVITは、循環器科・放射線科より合わせて13演題の予定です。頑張りましょう!
私は4つプレゼンテーション、4つ座長です。パタパタ、うろうろしています。

また、私の勘違いでスタッフのみんなにチョイと迷惑をかけてしまうことが今判明!
申しわけございません。m(_ _)m
仲間に感謝です!ありがとう!

2019年9月15日日曜日

心臓病学会2019

名古屋で開催している心臓病学会に参加いたしました。
私のお仕事は糖尿病のレクチャーです。
最近エビデンスという事ばかり重視され、病名に対して商業的な流行の薬を出すという医師が多いです。そうではなく、糖尿病も含めて疾患には、一人一人の病態をしっかり診て判断し、治療目標を設定して、患者一人一人にあう治療をしたいものです。そして、一定の期間で見直しては薬を変えたり止めたりするのも大事です。この考え方は既に欧米で「ガイドライン」に載っているのです。そんなお話をさせていただきました。
そんな内容ですので、メーカーさんから用意してもらったスタディのスライドを並べるだけでは許されないのは解っています!ちゃんと自分達のデーターや個々の患者の話を盛り込んで、20分の講演時間でしたので19分48秒で終わらせていただきました。
急用ができて自分のお役目終了後にすぐに移動いたしました。短い時間の名古屋滞在でした。バタバタして皆様にご挨拶も満足にできずにすみませんでした。
名古屋、また3日後に来ます。

2019年9月12日木曜日

IVUS WORK SHOP in AOMORI

 あおもり共立病院でIVUS WORK SHOPが開催されました。


 もちろん、ゲストは本江先生!
相変わらずキレの良いIVUSの読みでご指導頂きました。
細かい所まで瞬時に読み解き、必要最小限の介入で最大の効果を追求されます。
流石です!
あらためて、IVUSの奥深さを勉強させて頂いております。



内藤先生の手技も的確に行われスムースに治療は終了いたしました。

終了後の記念写真です。
本江先生、徐々に寒くなってきた青森まで、わざわざありがとうございました。
また青森にいらして下さい!

2019年9月4日水曜日

University Hospital in Pilsen

University Hospital in Pilsenを訪問いたしました。私達の最高の仲間のお一人、Ivo先生がいらっしる病院です。
今回は当科の河村先生と一緒に、disral radialの指導ということで訪問させていただきました。エコーガイド穿刺をお伝えしようとしたのですが、Ivo先生は「触れるので、エコーなしで刺して良い?」とおっしゃって、...見事な穿刺をされていました。流石です!
基本的にad hoc PCIです。一件目はかなり難しそうなLAD CTOでした。でも、ちょいと拙い英語で私のやり方を伝えて、ワイヤー先端を曲げさせてもらうだけで、Ivo先生はスルスルとワイヤーを通過刺せていました。素晴らしい!
止血に興味があるということで、TRバンドの板を抜いた方法をお伝えしました。
この施設は世界で一番閉塞率が低い橈骨動脈アプローチをします。論文が出ますので是非とも皆様御確認下さい。
充実した時間を過ごさせて頂きました!ラディアルラウンジや、カテ室、病棟などいろいろな見学もさせて頂きました。
Ivo先生はじめ、カテ室の皆様方、病棟の皆様方ありがとうございました!最高の時間を過ごさせて頂きました!
さぁ、帰りますよ!日本に!

2019年9月1日日曜日

ESC(ヨーロッパ心臓病学会)

 ESCに参加しています。
当科の河村先生がポスターで発表です。
754例の心筋梗塞を分析しておりました。
多くのご質問も頂きまして、それにもしっかりと答えておりました。もちろん英語です!とても立派でした!
お疲れさまでした。
私はFellow of ESC (FESC)の認定式に参加。赤いマフラーとバッジと認定書を頂きました。
嬉しいです!
沢山の小さなセクションでのディスカッションと、このメイン会場のものすごい派手な演出との両方の面がESCの凄さなのでしょう。圧倒されています。

日本の、世界の仲間たちの発表を応援しながら多くの勉強をして持ち帰ろうと思っています。