2022年4月26日火曜日

第4回 東海大学八王子病院カクテルセミナー

第4回 東海大学八王子病院カクテルセミナーを開催いたしました。毎月発信しているWEBセミナーです。

今回は私が「閉塞性動脈硬化症その2」を30分お話しいたしました。下肢の病気としても怖いのですが、合併症を考えるとしっかりスクリーニングや治療を行うべきであろうというお話しでした。
症例は笠井先生が少しめずらしい疾患を1例と、4月から当院で勤務している橋本先生が狭心症の患者様の症例を1例発表いたしました。

来月は5月31日の予定です。

このWEBセミナーは八王子近辺の病診連携を目的としておりますが、医療関係者の皆様でご視聴のご希望あればその都度私にメールを頂ければ対応いたします。
 

2022年4月19日火曜日

PCIで使い倒す IVUS徹底活用術 〜複雑病変編〜

PCIで使い倒す IVUS徹底活用術 〜複雑病変編〜でお話しをさせて頂きました。

多田先生の興味深い症例もとても勉強になりました。有り難うございます。...いやぁ、大変な症例でしたね!お疲れさまでした!

この路の神様・本江先生が座長の会合です。私は、神様の前でIVUSの講演なんて...とても困りました。結果、私は、特別講演なんてものではなく、IVUSをみてその時に何を考えてどう判断したかという症例を幾つかご紹介しながら、ちょいと笑いも含めて、みんなで考えようというプレゼンをさせて頂いた次第です。
IVUSは冠動脈をスライスにした画面をみるのではなく、常に冠動脈の内側から長軸的にかつ立体的にみるためのツールとすると、いろんな事がわかるというメッセージでした。自分自身は、普段から枝の向きと位置関係を意識してワイヤリングしたり、IVUSで見えていない前後の枝の方向を意識して血管断面をみたりするように頑張っています。

いかがでしたでしょうか?一所懸命やりました!

本江先生、多田先生、ご視聴頂いた皆様方、関係者の皆様、有り難うございました!
お疲れさまでした!


 

2022年4月17日日曜日

内科学会総会

内科学会に参加しました。単位は大事ですが、セッションもなかなか面白いモノも沢山ありました。

たとえはAIをどう活用するか?はっきり言って循環器部門は遅れているように感じました。とくに、我々のインターベンション部門は残念ですが...これが現実です。
AIもズルイ?ところもあり、管理をしっかりしないと行けないのも解りました。紹介された内容は、皮膚の腫瘍を良性か悪性か、専門医の先生が撮影した画像を見極めるプログラムを組んでAIにラーニングさせると、どんどん感度も特異度も上がって、正解率があがったそうです。しかし、実は病変をみていなかった事実が判明。何を見ていたかというと、専門医が悪性として撮った写真には必ず大きさを測定するスケールが入っていて、良性として撮った写真にはスケールがないということにAIは気がついたらしいのです。そこでAIはスケールがあれば悪性、無ければ良性という学習をしていきます。...なんか、学生時代の我々の勉強を思いだしてしまって笑ってしまいました。

働き方改革のセッションも興味深かったです。労働実態の把握、自己研鑽という考え方などもオモシロイいです。管理者側の考え方では、患者を診ている時間以外は自己研鑽で、労働とみなさない方向にしたいようです。大学の研究とか、病院の管理者でほぼ診療をしていないお医者さんはどうするんでしょう...?患者がいない時間に待機していても、労働では無いという扱いしたいとか、なんだかよく解らない労働実態の把握方法も勉強になります。「専門医を取らないとクビ!」と上司に言われて勉強するのは労働とみなすが、言われないで勉強するのは自己研鑽らしいです。エライ人達の決める考え方と法律は興味深いものがありました。

沢山勉強しました。本も山盛り買いました。おみやげも買いました!さぁ、帰ります!

 

2022年4月16日土曜日

SCJ@KCJL 2022

ハイブリッドで行われたKCJL2022です。3日間のライブ最後のプログラムでしたが、SCJ @ KCJL 2022を開催させて頂きました。

石灰化をテーマにしたのですが、…申しわけございません。90分の短い時間に詰め込みすぎました。ご発表頂いた皆様全員が、早口で短い時間に濃い内容を盛り込もうと努力しているプレゼンでした。
齋藤滋先生がされたショックウエイブのお話しは、おそらく厚労省の認可が下りてから始めてんの公の御講演だと思います。本当に短い時間で、齋藤先生にもご視聴している皆様にも申し訳ありませんでした。

これ、全く同じ内容で、この2倍以上の時間をもうけて、SCJ独自のシンポジウムをやってもよいかなぁと思ってしまった次第です。

座長の高橋先生、舛谷先生、ご発表して頂いた先生、ご視聴・ご参加された先生方有り難うございました。

 

KT-TCT(Kumamoto Tokai Trans Catheter Treatment Meeting)

Kumamoto Tokai Trans Catheter Treatment Meetingが開催されました。
これは、熊本大学と東海大学の大学全体の包括連携協定が発表され、それではと熊本大学学長の小川先生、辻田先生、伊苅先生、私・吉町が草の根交流としてのこのミーティングを発案し実現したものです。

伊苅先生、辻田先生の特別講演と、東海大学からは宮本先生、河村先生、熊本大学からは山永先生、宮崎先生の症例発表がありました。
特別講演も、症例もとても濃い内容でした。

継続してこのような会合を続けたいですね。
ご参加された熊本大学の先生方、東海の仲間たち、みなさまお疲れさまでした!有り難うございました!

2022年4月9日土曜日

Amazing Rare Cases Part2 - これは何だ!どう対処すればよいのか?- Coronary Intervention誌2022 Vol.18 No.2

Amazing Rare Cases Part2 - これは何だ!どう対処すればよいのか?- Coronary Intervention誌2022 Vol.18 No.2が発売されました。

私も一つ書いてます。「補助循環もガイディングカテーテルも挿入困難な急性冠症候群の1例」です。
各パートの症例もなかなか「?!」というもので読み応えあります。

三重ハートセンターの西川先生の責任編集です。西川先生が各パートを御自身で細かく御校閲されただけあって、記載が細やかで解りやすいです。
 

是非皆様ご一読を!

2022年4月8日金曜日

第15回 福井心血管画像診断フォーラム

 第15回 福井心血管画像診断フォーラムが、WEB開催されました。
一般演題は、座長は福井総合病院の白崎先生、ご発表は福井大学の片岡先生と福井県済生会病院の相木先生でした。両御演題とも、非情に興味深い内容でした。相木先生のご発表には、「裸の王様」の経験も含めてちょいとコメントをさせて頂きました。

特別講演に、私がお時間を頂きまして発表させて頂きました。
座長の大倉先生よりのリクエストで「コロナ禍の循環器疾患管理と対応」というタイトルでした。コロナ禍で得た教訓を幾つか発表し、中には非情に反省させられた内容も含めました。
私達も特殊なことをしているわけでは無いのです。多分、世間一般に悩んでいる先生方と同じです。私の内容も「あるある!」的な事だったかもしれません。でも、少しずつ前に進もうと、少し工夫をしたり、変化を受け入れたりとしています。低侵襲治療の内容はほぼ触れずの講演でした。

クロージングのご挨拶を夛田先生より頂きました。ありがとうございました。

本来なら、福井の地を訪れたかったのですが、なかなかコロナの波に翻弄され移動叶わず残念です。機会があれば訪問させて下さい。

大倉先生はじめ、この会を企画運営されている先生方、ご参加された皆様、関係者の皆様、お疲れさまでした。

有り難うございました!