2020年4月3日金曜日

2020年度のカテーテル治療開始

さて、4月ですので新年度=2020年度のカテーテル治療が開始です。
今日が2020年度の第一例目の治療でした。室谷先生が術者で河村先生が助手でした。私は外からマイクで指示を出す係りです。エコーで診て、穿刺をしてIVUS、前拡張、ステント、後拡張、IVUSと、普通の手技が淡々と行われました。
コロナウイルスの影響であちこちの病院では通常業務に妨げが来ています。もしくは、大変な事態になる前にコロナパニックに対する準備をしなければいけません。こんな時には通常の待機的な治療をどこまでやるべきなのかどうかも、よく考えなければいけないのでしょうけれども、しかし症状ある患者さまをずっと放置するわけにはいきません。難しい判断です。
しかし、外国の様に医療崩壊してしまうとそんなことも言えなくなってしまうのでしょう。
まぁ、今は今日できることをしっかりやる事と、今後の大変な時期に備えて準備をする事しかできません。私はICUの責任者なので他科との連携も大事になると思います。いろいろ考えておかなければいけない事が山のようにあります。
世界情勢をみると、考える時間があるだけ我々は幸せなのかもしれません。

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