2009年11月18日水曜日

第15回病診連携症例検討会

第15回病診連携症例検討会を開催いたしました。
 私は司会をさせて頂きました。
 多くのクリニックの先生方にいらして頂きました。
まずは、2症例当院とクリニックで診ている症例の検討を行いました。丹野先生と三浦先生が発表されました。
いずれも、単純に狭心症ではなく、他の疾患との合併の問題がある症例です。難しいですね。
私たち、この世界にのめり込むほど他の世界への知見が狭くなりがちです。反省することもしばしばあります。インタベのみではなく、内科とか医学という大きな枠でモノを判断するように心がけたいなぁと思う次第です。
また、私たちだけで全て解決するようなものはとても少ないのも事実です。クリニックの先生方や他科の先生方、患者様、御家族とみんなで病気と立ち向かっていきたいと改めて考えさせられる会であります。

さて、今回は、特別ゲストに御講演を頂く事といたしました。
大浜第一病院 大城康一先生に、遠く沖縄からお越し頂きました。
数年前に、浦添総合病院に乱入させていただいたときに、大城先生の作った病診連携システムにとても感動しました。また、失礼ながら大きな病院とは言いにくい御施設でしたが、そのなかでの導線がとても良くできていて驚きました。
さらに、逆紹介なども当然スムースに流れていくシステムに驚きました。
病診連携の講演と考えた時に、真っ先に思い浮かんだのが大城先生のお名前とお顔でした。御多忙の中、無理にお願いをして、遠く青森までいらして頂いたと言う次第です。
御講演は、興味深い症例から、浦添のシステム、そして現在異動された大浜第一病院のご紹介と、写真やビデオを使いながらとてもわかりやすい内容でした。
病診連携のためには、クリニックへのご挨拶回りも大切であるとご説明頂きました。100件くらいに半年毎にご挨拶されるとか。うーん。素晴らしい!真似したいです。
また、大浜第一病院はじつは2週間前に移転オープンしたばかりということで、その素晴らしすぎる作りに、私たち田舎モノはびっくりです。その辺のホテルよりも綺麗ですごい!この病院に、人間ドックのために沖縄に数日行きたいなぁと思うような素晴らしさです。しかも、その使用の仕方なども、地域の皆様と一緒になって施設を使用できるように考えられている。すごい、すごい!
沖縄、流石です!サービスという面でなかなか上手くできない津軽の私たちには衝撃でした。
どうにか、私たちもこのようなシステムや考え方を研究して、津軽にも新しい風を送り込めないかなぁと思います。
うん、うん!研究しなければ!
うん、うん!そういうわけで、沖縄にも勉強に行きたいですねぇ!
うん、うん!これで、沖縄に行く大義名分ができた!(笑)
みんなで、沖縄で勉強する企画を考えます!
あくまでも、勉強ですよぉ!(爆笑)!

大城先生、本当にお忙しい中を遠くまでありがとうございました。
雪がちらつく青森、沖縄と20℃以上の温度差があったようです。
お体にお気をつけてお帰り下さい。
また、お会いできることを楽しみにしております。

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