2022年6月3日金曜日

ADATARA LIVE 2022

ADATARA LIVE 2022が開催されました。いわき市医療センターの山本先生が大会長です。視聴はOn Lineですが、ライブは実際に病院にての治療を放映しておりました。

私は一日目のSlender Sessionの座長と、二日目のカテ室コメンテーター&齋藤先生の御手技のお手伝いとして参加させて頂きました。井一日目のSlender Sessionは、WEBビデオライブですが、谷口先生、篠崎先生、高川先生の安定した手技を勉強する事ができました。また、皆様のコメントもSCJらしい内容でした。みなさま、お疲れさまでした。

二日目、いわき市医療センターで、自施設以外の久しぶりのライブカテ室の緊張感を楽しませて頂きました!
齋藤先生の御手技は、右冠動脈のCTOですが、チャンネルがありそうな閉塞。しかし、チャンネルがグイッと曲がっているので、硬いワイヤーで壊したらそこで厳しくなる症例です。XT-Rで少し突っ込み、XT-Aでさらに突っ込み、GAIA 1stでぐいっと突っ込むという方法で通過させていました。しかし、よくある末梢が虚脱しているび漫性の病変で、末梢のどこにステントを置くかが非情に悩ましい病変でした。結局、末梢を低圧でやんわり拡張して、OCTで置き所を探して、実にスポットでしかない末梢の置き所にドンピシャのステントランディングでした。流石です!
でも、本当の見所は、ALとEBUが絡んで干渉しあっていたのを、ひょいっと抜いてくるんと干渉を解いて、何事も無かったように手技をすすめたところなのです。これは私と片平先生しか気がつかなかったかもしれません。こんな技を間近で見れるところがライブの良さですよね!
篠崎先生、山本先生、安藤先生のEVTの見事な御手技が続き、午後は浜中先生、角辻先生のPCIでした。

WEBで良いモノも沢山ありますが、ライブの臨場感はWEBでは絶対に伝わらないものがあると思います。コロナによる行動制限も少しずつ少なくなっています。また、実際に対面で皆様とお会いできる日も近いのかと思うと嬉しくなります。

大会長の山本先生、杉先生、あだたらライブ運営委員の皆様方、ご参加された皆様、関係者の皆様、有り難うございました。お疲れさまでした!

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