2021年1月26日火曜日

TAMA Interventional Cardiology Workshop

TAMA Interventional Cardiology Workshop がWEBで開催されました。30名以上の先生方に御参加頂きました。

田中 博之先生に座長を賜り、私は、「2020年のインターベンション治療を分析する」というタイトルでお話しをさせて頂きました。

私がこちらに来てもうすぐ3年。実は一番大きい成果は、File Makerでデータベースを作った事だと自分では思っています。自分達のやったことをしっかりデータ分析をして、いつも客観的に見なおすべきだと思っています。分析を少しだけ今日はお話しをいたしました。
今まで当然のように継続していた毎日が、あるとき突然ひっくり返ってしまう事を突きつけられたのがコロナ禍です。今日、できる限りの治療をしないと、患者さんも家族も医療スタッフも後悔します。先延ばしにできる治療なんて、それこそ不要不急の治療かもしれない。必要とおもったら、なるべく早く!...そんなお話しもいたしました。

守井悠祐先生、池田和正先生の御演題も、とても興味深く伺いました。加藤隆一先生の座長の仕切りがとてもお上手で、コメンテーターの先生方の活発名討論を引っ張っていました。聞いている私は、若い先生方の活発名討論に嬉しくなりました。

コロナを言い訳に病院に籠もっていないで、みんなで話し合う機会を設けましょう!直接会わずとも、WEBのデバイスも充実してきました。
あるとき突然自分一人で治療方針に難渋することがあるかもしれないのです。その時にどう判断するか?我々医者は、とくに循環器疾患は逃げる時間なんか無いのです。目の前の患者さんに、最高の判断をする為に、もっともっと深く、みんなの経験と知恵を持ち寄って、日頃から勉強をしておきたいものです。そんなことを実感する研究会でした。

御参加された先生方、関係者の皆様方、お疲れさまでした。ありがとうございました!

 

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