こちらは全く新しいステントです。COMBOです。
薬剤溶出性ステントの問題点の一つは、再狭窄を防ぐための薬剤は内膜の増殖を止める方向にあったことです。そのために、薬剤溶出性ステントは長い間内皮に被われず金属が剥き出しな為、血栓症が発生しやすいのです。COMBOはこれを防ぐために、血管内皮前駆細胞捕獲(EPC capture)コーティングを内腔側に付けたようです。このために金属には内皮が生える。血管側の内膜は増殖しないという狙いらしいです。
理論的にACSに良いのか?という印象ですが...。
あとの特徴は、ストラットが少し厚いのですが、radial forceは強そうです。思った以上にまん丸に拡張されています。
陰陽を上手く合わせて中庸を保つというのは、いかにも東洋的な考え方でけっこう好きです。
過去にはリムス無しEPC-Cのみで、ACSの再狭窄有り・無しが一ヶ月で判断できるステントの方が魅力的だと思っていましたが、...「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。何事もバランスが大切だと思えるのは歳をとったからでしょうか。
薬剤溶出性ステントの問題点の一つは、再狭窄を防ぐための薬剤は内膜の増殖を止める方向にあったことです。そのために、薬剤溶出性ステントは長い間内皮に被われず金属が剥き出しな為、血栓症が発生しやすいのです。COMBOはこれを防ぐために、血管内皮前駆細胞捕獲(EPC capture)コーティングを内腔側に付けたようです。このために金属には内皮が生える。血管側の内膜は増殖しないという狙いらしいです。
理論的にACSに良いのか?という印象ですが...。
あとの特徴は、ストラットが少し厚いのですが、radial forceは強そうです。思った以上にまん丸に拡張されています。
陰陽を上手く合わせて中庸を保つというのは、いかにも東洋的な考え方でけっこう好きです。
過去にはリムス無しEPC-Cのみで、ACSの再狭窄有り・無しが一ヶ月で判断できるステントの方が魅力的だと思っていましたが、...「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。何事もバランスが大切だと思えるのは歳をとったからでしょうか。
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