2024年5月29日水曜日

糖尿病合併症研究会2024

青森市で開催された糖尿病合併症研究会2024で「糖尿病合併症としての閉塞性動脈硬化症」というタイトルで講演をさせて頂きました。


閉塞性動脈硬化症に関してですが、ASOと呼ばれていた過去からPADとなり、最新の日本のガイドラインでLEADと称されている話や、CLIをCLTIと呼ぼうとガイドラインで記載されている話から始め、最近の様々なスタディデータでの糖尿病の位置を紹介させて頂きました。

糖尿病専門医の先生方の前で糖尿病のお話しをするのは恐縮ですが、いつも動脈硬化疾患をみている循環器医師からみた糖尿病という内容でした。けっして、糖尿病への恨み辛みをはらしているワケではありません!(笑)

途中コンピュータがフリーズ!しかも3回!大変申しわけございませんでした。某国を訪問してレクチャーしてから調子悪いんです。。。買い換え時でしょうか?エンディングやtake home messageのスライドをお見せできないというお恥ずかしいプレゼンになってしまいました。ご迷惑をお掛けいたしました。

「高齢者をどのように血糖コントロールするか?」というご質問を頂きました。難しい問題ですよね。血糖コントロール他、生活習慣病のコントロールが動脈硬化に効いてくるのは何年もたってからですので、その何年後のビジョンをたてれるかどうかがキーになると思います。そして破綻したときに患者も医者も後悔しないかどうかも大事です。もちろん、低血糖になるのはダメです!言い訳して今を過ごすのは簡単なのでしょうけれども、後悔しないように未来を診なければいけない生活習慣病。大変ですよね。

お声がけくださいました小川先生、増田先生はじめ多くの先生方、お集まり頂いた皆さま、関係者の皆様に感謝です!

ありがとうございました!

2024年5月28日火曜日

第29回 東海八王子・カクテルセミナー

今日も月末恒例のカクテルセミナーです。

最初は唐澤先生のミニレクチャー。
彼女が大学院で勉強した一部をお裾分けして頂く企画です。
大きなデータの統計的な取り扱い解釈の方法を難しいですね...。勉強になります。

濵先生と長谷川先生からは症例の紹介です。エコーと心電図から疾患を疑い診断に至る経緯や、心不全という大きな概念での対症療法と同時に原疾患の鑑別と検索を行うことが大事というメッセージでした。

ご参加頂いた皆さま、
おつかれさまでした。ありがとうございました。

次回は6月25日(火)です。
同じIDとパスワードです。

長松先生がカクテルセミナーのホームページを作成しました。過去のレクチャーも一部ご覧いただけます。ご訪問頂ければ幸いです。

2024年5月27日月曜日

ロータブレータ勉強会

通常のPCIよりも一回り特殊手技なのがデバルキングデバイスです。

今日はローターブレーターの勉強会を新しい先生方やメディカルスタッフの皆さま向けに開催しました。もちろんベテランの先生方も様々なものを再確認です。

各施設や術者によってお作法やオマジナイは様々ですが、基本は一緒です。

私も大きな事に気がつきました!新しいパッケージローターには、なんと!アレがついていない!これはやばいです。アレですよ、アレ!
皆さまお気づきでしたか?

2024年5月18日土曜日

Euro PCR 2024

パリで開催されましたEuro PCR 2024に参加いたしました。
2日間だけの参加でしたが、いろいろ勉強させて頂きました。

ライブの症例は...微妙でした(笑)しかし、エビデンスをいかにまとわりつかせて戦略をディスカッションするかとか、手書きのディスプレイを使用してサマライズする方法とか、ライブを運営するための方法など私達に上手くできていないモノがなにかを考えさせられました。
また、教育セッションの方法でも、聴衆をいかに参加させながら進行していくかという方法は非常に目新しく思いました。
お仲間のご発表を聴講したり、私も小さく発表もさせていただきました!

現地でも沢山の先生方にお世話になりました。みなさま、ありがとうございました!
日本人の参加が非常に少ない印象があります。医師も、企業も...。これは、コロナ禍を過ぎても若い先生が海外学会に対する憧れとか参加意欲が無くなったためなのか、学会自体に魅力が無くなったのか...単に円安になっているからなのか...解りません。いずれにしてもちょいと残念!来年はみんなでパリに集合しましょう!

お留守番して下さった皆さま、ありがとうございます!おみやげ沢山買いました!免税店で「無料で紙のバックつけるけど、オリンピックのエコバック買わないか?」と聞かれてもちろんお断り!しかし...ばらまきチョコレートを買いすぎて紙袋が破けてしまい...経由空港のヘルシンキでちょいと大変でした。ケチくさいのはダメですね。

2024年5月11日土曜日

第63回 CVIT関東甲信越地方会

 第63回 CVIT関東甲信越地方会に参加いたしました。

今日の大きな仕事は、前回の報告です。62回の大会長を務めさせて頂きました私ですので、会計報告含めて理事会、ライブ委員会、運営委員会と「皆さまのご協力のもと、大成功に終わりました」と言わせて頂きました。
もちろん、けっこうな黒字!(^_^)v
まぁ、昨年のCVIT総会の赤字の関東甲信越地方会からの補填分とちょうど同じ金額程度ですけど。入ってくるモノは少ないですが、出るモノをどう抑えるかで頑張りました。伝票や領収書を一枚一枚確認し、公正にやるとどうにかなるモノです。
お医者さまは、学会屋さんから「金勘定知らないから適当にやっても解らないだろう」とバカにされているところもありますが、今後の学会を運営する皆さまにはしっかりやっていただきたいと思います。

ちょいと嬉しかったのは、理事長の上妻先生より「前回、学生や初期研修医の参加費を無料にするという吉町先生の試みがありましたが、それを総会や全国の地方会に広げる方針で動いています」と言われたこと!いろんな苦労が吹っ飛んだ気がしました!爪痕残した気持ちに成ります。

さて、学会もちゃんと参加です。


藤井先生、天野先生、笠井先生の発表、河村先生、私・吉町は座長で参加です。
本当は一題、学生さんに発表してもらう予定だったのですが、大学での試験が重なり今回はナシになりました。残念。

私は最後のセッション、「合併症」の座長。松隂先生と一緒に楽しくやらせて頂きました。
放射線の先生や技師さんならではの出血の読影とか、頑張って異物回収した例とか、私達も本当に勉強させて頂きました。やはり学会は生で参加すべきですね!

では皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。

2024年5月9日木曜日

安藤先生の EVT WORK SHOP

安藤先生をお招きして、あおもり協立病院でのEVT WORK SHOPが開催されました。

いやー!お見事です!さすがの御手技を勉強させて頂きました!
確実ながらも大胆素敵な治療でした!
とくに、二度のバイパス術の人工血管が全部詰まってしまっている症例...正直言って、fainalの仕上がりも事前に私には読めず、時間もそれなりにかかるであろうと思っていましたが...あっという間に見事にキレイにDEBで仕上がり!感動的でした!
患者さまも大喜びでした!

内藤先生も「ビデオやWEBで勉強するよりも、やはり生で見ると全然違う!素晴らしい!」と大絶賛です!

安藤先生、遠い所わざわざありがとうございました。
内藤先生、水尻先生、スタッフの皆さま、関係者の皆様、ありがとうございました!
お疲れさまでした!