2023年5月19日金曜日

Euro PCR

 Euro PCRに参加いたしました。ヨーロッパでは一番大きなライブデモンストレーションです。冠動脈だけではなく、様々なテーマでのインターベンションに関する話題が発表されています。

私は、CTOのセッションでいつもの必殺技をプレゼンテーション!もちろん、浮きまくります(笑)。立ち見もいる狭い部屋、100人近い参加者の中で座長の猛攻撃に、ちょいとカチンときて啖呵切る場面もありました。(詳細はSCJ2023の私のコーヒーブレイクでお話しいたしましょう!)

でも、いつもの仲間の先生の一人が会場にいらしてまして、セッションが終わった後、「YOSHIAMCHIがやっている事は正しいし、良い事なんだよ。SCJは最高だ。その証拠に自分たちは自分たちで旅費なども都合して参加する。SCJからは多くの刺激と情報をもらえるからだ。でも、まだまだ認知されていないのがよくない。分岐部倶楽部もそうしたように、会合の終了後にステートメントを出すとか、会合のサマリーを出すとか…それをメジャー学会誌に投稿するんだよ。一緒にやろう!」と言って下さいました。嬉しかったです!
その他、15年ぶりくらいにあった先生に「いつまでも若くて変わらない!あいかわらずこんなふうに叩かれているんですね!」と、…誉められているのか、けなされているか。(>_<)


ライブは治療前のディスカッションと治療が終わってからのディスカッションは多いのが特徴です。…日本の良いライブをみると目が肥えすぎているのか、ちょいと微妙です。….中には自画自賛のインターベンションで、imagingで結果みると、ちょいと戦略失敗かな?という感じのモノもありましたが、...コメンテーターの先生方の紳士淑女の優しいコメントを、また勉強した次第です。


その他いろいろセッションを拝見しました。まぁ妥当な内容というのが多かったのですが、時々良い意味で「?!?!」というモノもあり!さすがEuro PCR!世界ビックリ大会の一つかと思いました。

日本だけではなく、実は世界のそれぞれの小さな分野も鎖国していて、ここ数年間あまり進歩していないグループもありました。これは非情に残念でした。
また、手技が術者の為にあっては宜しくない事を再認識しました。冠動脈の分野ではない某分野はその傾向が強くなり、それを我々が模しては良くないと感じました。いくらスポンサーセッションであっても、道具を使うための治療とかは絶対に宜しく無いですよね。効果的で患者の為のスタンダードを目指して、我々もまだまだやることは多いなぁと思う学会でした。

海外留学されている若い先生との交流も楽しかったです。
留学という数年間で何をすべきかとマジメに考えて、少しストイックすぎる生活で心配になりるほどに一所懸命やっている先生方!応援します!(といっても、ゴハンをご馳走する程度しかできませんでしたが...)

海外学会はいろんな刺激を受けることができます。皆さまありがとうございました!

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