2010年9月25日土曜日

TCT 2010 その一

時差ぼけの日本人の朝は早いです。
ワシントンは日の出が時間としては遅いので、みな暗い内から行動が始まります。


 朝日を浴びる会場のコンベンションセンターです。
ところでネームカードですが....




所属が書いていないんです。







iPhone用のTCT2010のプログラムアプリケーションがあります。無料でダウンローでできます。(重いパンフレットを持たずにTCTへ参加可能です!)
それには....
なんと!「東海大学」になっている!
光栄ですが、でも、違います!(笑)
プログラムには....
 あーよかった。
ちゃんと青森県立中央病院になっています。
まぁ、小さな事はよいのですけど。

ここがメインアリーナです。
















朝早くから世界中のcardiologistが集合です。ライブ、大きなスタディの発表、最新の話題、突拍子もないデバイス、数々の表彰式....などなど。見ているだけで、今後のこの業界の動き、何を目指しているのか、我々がすべきことは何か....などなど解ります。


世界中のおもしろデバイスも盛りだくさんです!たとえば、これです!



詳しくはhttp://www.youtube.com/watch?v=21xNwvOEIFUをご参照下さい!
また、「オモチャ大好きなんだからぁ」と言われそうですが...。
その他にもOS stentingをするデバイスとか、ちょっと工夫するだけでいいかもしれないものがチラチラでておりました。

ランチだけは、ちょっと贅沢をしてスタバでコーヒーとちょっとしたモノを買って食べました。申し訳ないのですが、TCT支給のランチボックスの味は結構凄いモノがありまして....。ちょっと自分の贅沢をしてしまいました。
しかし、りゅーどー先生は3日間連続でTCTのランチを食べていました。若いって素晴らしいです。

午後のセッションも会場で勉強です。午後の2時くらいが一番睡魔が襲う時間帯です。コーヒーを飲みに出たり、メインアリーナからコロナリーシアターに移動したりして、眠気をごまかします。
隣で見ているT大学のM先生が、ライブに対して辛口コメントやジョークをつぶやきます。それはそれで楽しいライブ研修です。
CTOは殆どありません。び漫性、石灰化、分岐部などちょっと複雑な病変に対してのインターベンションが多かったです。TCTの関心はそちらに動いているように思います。言い方をかえると、まだまだ現時点では、普通の複雑病変にも問題点は多く残っていて、それを確実に治療する方法をしっかり作る事が大切なように思います。
その他冠動脈モノとしては、エバロリムス・ステントの2年後の結果や(個人的には、比較対象に問題があるとは思うのですが....)、EPCキャプチャー&内皮抑制薬剤とかの結果が出されていました。
勉強なるなぁ!
あとは、TAVIが大流行!PARTNER試験など結果発表されていました。ライブも多く見かけました。インターベンションでのM弁置換デバイスも紹介されていました。なんか凄いです。時代は、冠動脈だけではダメで、structual interventionになっていくんですね!若い先生に是非頑張って頂きたい分野です。

こうして、ワシントンの一日は過ぎました。














メーカーさんがアテンドをしている私立の先生方は、ここからメーカーさん主催のセッションの見学が始まります。大変そうです。
我々公務員組と自由行動組は、それぞれで夕食会です。気楽で楽しくてその方が良いです!(笑)
しかし、時差ぼけのために楽しい時間は短く、睡魔に飲み込まれる自分はタクシーの中で完全に落ちてしまいまして、T病院・院長先生に「つきましたよー」と起こしていただいてから、よろよろとホテルの部屋に移動して、ベッドの上で意識消失しておりました。
また、数時間の睡眠で目が覚めますが...
【つづく】

2 件のコメント:

MEK○△□ さんのコメント...

お疲れ様です。
13時間の時差は、最終日辺りに解消して、帰国した時にまた時差ボケという最悪の状況になってしまいますよネ!

是非とも、夜の食事のシーンを楽しみにしておりますので、よろしくお願いします(^o^)

PTCA5Fr さんのコメント...

MEK○△□ さま
なぜ、最初からそんな最悪のシナリオを指定されるのでしょうか?
時差ぼけのまま、日本時間で過ごすのが短期滞在のコツと思っています。

New Slender Clubに相応しい、ベトナム料理屋さんを発見しましたよ!いつもの場所ではないのですが、これがまた....!!!!
でも、教えてあげないよー!(笑