日本心血管インターベンション治療学会CVIT 2010が開催されました。
仙台厚生病院の井上直人先生が大会会長です。
杜の都仙台での開催です。
仙台駅はA社の広告が大々的に迎えてくれました!
様々な報告がなされた後、新理事長の選挙が行われました。
新理事長には、旧副理事長であった京都大学の木村先生が選出されました。
新理事長のご指名で、副理事長には旧理事長であった一色先生がご指名されました。
新代議医院会では、学会の定款をしっかり読んでおくことが大切であると教えて頂きました。まだまだCVIT自体ができたばかりの学会であること、学会の存在意義などを考えさせられる代議委員会でした。
8月22日、学会スタートです。
今回は1000題を越える演題が発表されました。盛りだくさんで、活発な討論が続きます。昨年までの英語onlyではなく、多くが日本語で、もしくは同時通訳をつけてのディスカッションです。良い感じでの討論が続きます。
「10 systemによる匠の細道」というタイトルでランチョンセミナーがありました。
私は「10 systemの利点と弱点」というタイトルでのレクチャーです。
Ikazuchi 10 balloonの歴史から現状までをお話しして、非情に優れたバルーンではありますが、ガイドワイヤーの問題、サポートデバイスの問題など、まだまだ課題があることを説明しました。しかし、Ikazuchi 10もさらなるパワーアップを向かえそうで、より良い10 systemに期待が持てます。
デバイスの良さも悪さも、それを生かすも殺すも使う人次第です。せっかくの良いデバイス、育てていきたいモノですね。
ちょっと狭い感じが否めないのは、ホテルの中ですので仕方がありません。
エレベーターを待つ行列です。
エレベーターを待つ行列です。
上の階まで移動するのに結構時間がかかってしまいます。
「Mother & Child法は」実際にあまり使うことがないのですが、しかし、困ったときには是非持っていたい手段の一つです。4 in5, 4 in 3, 5 in 6などお話しをいたしました。血栓などに気をつけて慎重に使用したいものです。
ウエルカムパーティです。
大会長の井上先生のご挨拶、仙台市長のご挨拶。
その後、小倉記念病院・延吉先生の乾杯、新理事長になったばかりの木村先生のご挨拶と….あれ?この学会って….? 宴会場の一番前の有名人のテーブルを遠くから見て、不思議なデジャブか違和感かを覚えたのは私だけでしょうか?大津の仇を仙台で討ったワケではないのでしょうけれど....(笑)
夜の交流会も大切です。さまざまな会合があちこちで開催されておりました。Koreaの先生と食した辛いラーメンです。
辛い粉をさらに振り掛けておられました。
8月23日、暑い仙台での学会は続きます。
データと実践に基づいた素晴らしいご発表です。しかも、低侵襲に関しての哲学が素晴らしい先生ですので、発表の中にも自分の患者さまへの思いがにじみ出てきます。
東北厚生年金病院の片平先生のご発表ですが….
アンダー3Frの診断カテ?!
東北厚生年金病院の片平先生のご発表ですが….
アンダー3Frの診断カテ?!
アンさんカテだ!
ひゃー!
びっくりです。
市販までにはもう少し時間が必要だとおっしゃいます。
ただただ、驚くばかりです。
大会場ではCTOセッションが開催されておりました。
角辻先生の組織学に支えられた理論は、なかなかいいモノがありました。勉強になります。
濃いです〜!
8月24日、朝から私たちのSlender Sessionも開催されました。
内容は、日常治療からCTOなどの特別な治療、そしてエビデンスと奥深い内容でした。聞きそびれた方は、ちょっと損をしたかなぁ?と思えるほどの内容です。
なぜか私を叱咤激励して下さる先輩方が沢山いらっしゃいました。(笑)
皆様、お疲れ様でした。
いろいろ、ありがとうございました。
2 件のコメント:
仙台でのお仕事お疲れ様でございます。
私は、参加出来ませんでしたので、ドイツから応援させて戴きましたが、気づいていただきましたでしょうか?
更なるSlender Club Japanの御発展を祈念しまして、勝手に乾杯させていただきました(^_^;)
Frankfurt007 さま
ありがとうございます。
Frankfurt007 さまの、世界からの応援風景も楽しく拝見させて頂いております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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