2010年8月27日金曜日

積極的脂質低下療法研究会

積極的脂質低下療法研究会が開催されました。
リピトール発売10周年記念ということで、講演をご依頼頂きました。
座長は県医師会の会長、齋藤勝先生です。
私もちょっと緊張いたしました。
「私とリピトールの10年」というタイトルにはしませんでしたが...でも、内容はそんな感じです。
おもえば、2000年リピトールが発売。最初は、コストパフォーマンスが良いという意味だけで採用しました。
その後当時の担当が「ステントを入れるよりも、リピトールの方が効きますよ!」というデータを持ってきて、インタベ魔神を目指していた私は激怒した記憶があります。
まぁ、あれから10年。
当科は、脂質低下に関しては"超積極的"と言われるほどになりました。
私自身は、LDLを下げすぎて困る事は無いと思っています。とくに2次予防としては、もっともっと下げるべきではないかと思います。

懇親会では、市内の開業されている先輩先生や仲間達と楽しくお話しをさせて頂きました。
昔話にも花が咲きました。
なんと!20年ぶりくらいであう後輩がご挨拶してくれました!....いやぁ、お互いに歳をとりました!(笑)でも、実はすぐ近くでお父様のクリニックをお手伝いしているようで、何度か私たちにも患者様を救急車で運んできて下さっているとか?...おかしいなぁ。何故、今まであわなかったんだろうなぁ。

2 件のコメント:

MEK007 さんのコメント...

昔、LDLを下げすぎると脳血管がラプチャーしやすいとか何とか、色々言われていましたが・・・
やはり、”The lower is the best”なのですネ!

もちろん、”The smaller is the best
”であることは、言うまでもありませんが(^_^;)

PTCA5Fr さんのコメント...

MEK007 さま
今でも、「下げすぎると」という方も。しかし、下げすぎて何かおきた人を見たことは誰も無いと思います。