2025年9月30日火曜日

第45回カクテルセミナー

 


今回のカクテルセミナーは、45回目にしてはじめてのハイブリッド!つまり会場も用意しての研究会になりました。念願のリアルミーティングです。リアルミーティングが難しいコロナ禍から始まったこの会でありますが、とうとう顔を合わせての会合ができました。

特別ゲストは、大島先生!心電図セミナーと言えばこの大島先生とあちこちの業界よりひっぱりだこの先生です。45分にわたって沢山の症例と心電図の読み方を教えて頂きました。心電図だけを読むのでは無く、実臨床のなかでの心電図読影セミナーは時間を忘れるほどでした。45分は短かったですね。申しわけございません。

症例は笠井先生より発表です。症状、CT、アンギオの乖離があった症例で、こんなこともあるんだと思われる内容でした。奥津先生のご指導のもと、よい心臓CTを撮像して解析すべく頑張っております!

終了後は懇親会でした!スタッフも学生もみんな参加で楽しい時間を過ごしました。

大島先生、ご参加された皆さま、本当にありがとうございました!

2025年9月22日月曜日

東海大学医学部付属八王子病院医療連携の会

八王子の医師会の先生方と当院の医療連携の会が開催されました。

これは循環器科だけではなく、内科も外科も含めた全部の科の連携の会です。八王子市は多くの病院やクリニックがあり、医師会の先生方も沢山いらっしゃいます。科の垣根を越えての大規模な医療連携の会でした。

当院の最新治療として、HINOTORIを使用した外科手術や、治療放射線科のステルス・ステントの話題などが発表されました。私も、ロボット手術の手技時間と出血量にはかなり驚きました!

懇親会も沢山の先生方とご挨拶できました。初めてご挨拶させて頂く先生も多く、稔りある会合であったと思います。

後半には皆さま少しアルコールもはいって楽しい会話も弾みました!ありがとうございました。これからも引き続きよろしくお願い申し上げます。

2025年9月20日土曜日

稲刈り


稲刈りをしました。クラシカルな鎌で刈るという地味な作業です。片手で束ねるギリギリ程度を集めて(おにぎり1個分?ぐいっと1杯分?約2,000粒程度?)縄で結わえます。そして二股にして干すのです。食の尊さを知ります。

大事に食べて大事に吞まないといけないなぁと実感しました。

腰と太腿が痛いです...。 

2025年9月13日土曜日

21st Malaysian Cardiovascular Interventional Symposium

21st Malaysian Cardiovascular Interventional Symposium、通称、MYLIVEに参加させて頂きました。

今年は海外からのファカルティーを100名集めた大きな会です。さすが景気もなんでも上向きの国です。学会がケチくさいのは日本だけ!(笑) おかげさまで、世界中の仲間たちに会うことができて嬉しかったです!

ライブはイメージングをしっかり使って論理的に進める症例が多かった印象です。ちょいとイメージングの読みが甘いかと思う事もありますが、数年前からはケタ違いに向上していると思います。イメージングは昔の日本のように、企業に方が操作しているところが多いようです。


私のプレゼンは、穿刺の話とslender is betterの話をしました。一部の先生方には喜んで頂けたようで嬉しかったです❗️

手技をする病院までは、白バイが先導してくれるクルマで移動です。興奮してはしゃいでしまいました!

治療はRCAのCTO。dRAは細くて最初から諦め、cRAを使用。5FrのILで治療を全うできました!ただワイヤリングとか、どこを通すとかを説明の時間がなく、結果だけ説明。ちょいと寂しかったです。でも、現地の先生に「you are skillful !!」って誉めてもらえました!私の手技を知っているオン先生が横にいてサポートしてくださいましたのでかなり安心しながら治療できました。ありがとうございます😊



帰りも白バイで先導してもらいました。

いろいろな発表をみて感じたことは、一つの事伝えるのに、いかにわかりやすく話しを進めるのが大事かです。「なんかすごいけど、難しいね。」って言われるだけの外人が数名いました。これでは伝わらないのだなぁと。短い時間で何をどのように伝えるか、言葉も違う国ではさらに注意しながらプレゼンをするようにしなければいけないなぁと思いました。

素晴らしい機会を与えて下さったMYLIVEの主催者の皆さま、とくに Alan先生たちに感謝です!

また、留守をして下さった皆さま、ありがとうございました! 

2025年9月12日金曜日

POPAI

POPAIに参加させて頂きました。

私は「State of Art Slender PCI」というタイトルを命じられましたので、最新知見のアクセスサイロの話しと、Slender is Betterの報告を致しました。いかがしたでしょうか?

マレーシアの病院からZOOM参加でした。事前に日本の学会にWEN参加しますとお伝えしたところ、「WEB環境整えておくから大丈夫!」と言われていましたが、もちろん、当日はWEBがつながりませんでしたので、スマホのテザリングでつながせて頂きました。回線がうまくないので、あらかじめ撮っていたビデオで発表させていただきました。前川先生、松尾先生、園田先生、ワガママ言って申しわけございませんでした。

では、これからMYLIVEの治療にはいります!

頑張ります!

2025年9月5日金曜日

Slender is Betterの論文です

CVITのレジストリーを利用した「Slender is Better」の論文がCCIにアクセプトされました。

 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ccd.70140

待機的な安定狭心症のPCIで5Fr以下が合併症が少ないという日本の現状からでたデータです。ACSとか合併症が多い症例でデータをとるよりも、合併症が非常にすくない待機的な症例だけでの細いカテーテル vs 太いカテーテルという比較です。もう「bigger is not betterというのはTFI時代だ」とは言わせない内容です。(この論文も、用手圧迫ではなく、ちゃんと止血デバイス使っている時代の論文です。)

細いカテーテルを大事に使ってきた仲間たちの積み重ねのおかげです!日本中、世界中のSlender PCI仲間に感謝です!ありがとうございます!本当に嬉しいです!