2024年8月27日火曜日

第32回 東海八王子カクテルセミナー

 

第32回 東海八王子カクテルセミナーをWEB開催いたしました。

今回のレクチャーは長谷川先生の心臓CTのお話です。虚血だけではなく、プラークや心臓そのもの、血栓や肺や縦隔など沢山情報があり、それをどう生かすかというお話しでした。
勉強になるなぁ。お疲れさまでした。

笠井先生の症例発表は、冠動脈-気管支動脈瘻の症例です。
他科とのコラボで患者さまを助けることができる良い症例でした。ありがとうございました。

次回のカクテルセミナーは9月24日を予定しております。

皆さま御参加のほどよろしくお願いいたします。

2024年8月10日土曜日

MYLIVE 2024

マレーシアのインターベンション学会が開催するMYLIVE 2024が開催されました。今年は、Dr. Alanが大会長!長年付き合った仲間がとっても偉くなったのが嬉しいです!

私はLive Operator、ランチョン、この症例どうする?のディスカッサーと、毎日ひとつというお役目を頂きました。

Liveの症例は、当然のように前日の夜にCDをもらって…まぁ、その症例から逃げられないし、あるデバイスでやるしか無いので根性決めるしかないのですが。今回は「ん?ちょろい?」という印象。でも、なめてかかってはいけません!
まずは、SCJとしては、何が何でもdRAかなと。穿刺はもちろん私です(笑)エコーも用意してもらったので嬉しい!しかし、かなり細い。mぁ、頑張って穿刺してシースを入れました。手技はシンプルにというのは同じなのですが、現地の先生方とディスカッションポイントが違うのがちょいと困った所でした。しかし、やはり現地の先生の方針を優先させて治療は終了。

ランチョンのお仕事は学術派の加治屋先生と、実践派の私との違うプレゼンで良かったなぁと思いました。私の反省は、笑うポイントが少なかったです。申しわけございません。

この症例どうする?のセッション。最初私は症例の提示と言われていたので、その旨のスライドを作成したのです。1週間前に学会からメールで「スライドをみせて事前に共有しよう」となったので、あわててスライド作成してpdfにして送ったら…「フミノブはディスカッサーだよ。スライド不要です」となりました。あれ?とおもって、それは破棄!(ちょいともったいないので、そのうち皆さまにどこかで共有します)ディスカッションする症例は私に事前にくることはありませでした。セッションの朝ですが、何度も電話が鳴ります。電話に出ると「Dr. ヨシマチのスライドがない。セッション始まる前に提出してくれ」というのです。スライドいらないって言ったじゃぁないかといっても、いや、スライドを提示しながら話すんだといわれて…、テーマはperforationということだけでどんな症例かも解らないのでやりようもないです。セッション始まる数分前に、チラリと症例のスライドをみせてもらって、「あー。こういうヤツね」と理解。本番始まり、スライドなしでアドリブで頑張ってお話しをさせて頂きました。ふー。このようなコミュニケーションエラーは疲れます。私の英語力とコミュニケーション能力が無いのがダメなのでしょうけれども。

沢山のアジアの先生方に「Oh ! Dr. Yoshimachi! How are you?」と、顔を覚えてもらって握手されるのは嬉しいですね!お世辞でも「またうちの病院に来てよ!」とか「日本で何かやるんだったら行くよ!」と言われるのは本当に嬉しい!大きな病院の偉い先生よりも、小さな病院の(それでも日本の思う大きな病院クラス!)が気軽にそんな声がけしてくれるのが本当に嬉しかったです!
日本の若い先生たち、加治屋先生、鹿島先生、松野先生のご活躍も素晴らしかったです!お疲れさまでした!
そうそう、新しいネタも仕込んできました!私の必○技のSATAYではなく、サテ本場の先生のSATAYです。使いたくないけど使える可能性があるすご技!ちょいと改良すれば...と思い、ひとりニヤニヤしていました。
Dr. Alanの大会長で開催されたMYLIVE2024。1500人以上が参加下とのことです。会の大成功おめでとうございます!

ご参加された皆さま、関係者の皆様、本当にありがとうございました。お疲れさまでした!

マレーシアのPCI業界はもの凄い熱気があり、日本の冷めた感じと大違い!日本の若者たち!頑張って下さい!熱意が無く手技をしていないオッサンたちが、PCIはもう先が無いと情けない事いっているのを真に受けてはいけません!

ある日本のミュージシャンが「Rock'n Rollは死にません。だって、ボクがRock'n Rollだから。そのボクがいきているから。だから、Rock'n Rollは死にません」って言ってました。その方は既に亡くなりましたが、その音楽がある限り、そお継承者がいるかぎり、Rock'n Rollは死にません!
私はそんなに凄いヒトではないけど、でも、「PCIは死にません!だって、ボクがPCIをするから。熱くるしいPCIをするボクが生きているから。だからPCIは死にません」と言いたいです!
Rock'n Roll will never die !!
PCI will never die !!


2024年8月3日土曜日

SCJ Secret Meeting in NEBUTA 2024

秘密にしているわけではないけど、こっそりミーテイングしている感が気持ち良い、SCJ Secret Meeting in NEBUTA 2024がハイブリッドでの開催でした。

第一部は安藤先生のEVTライブです。もの凄い厳しい症例です。(これをライブ症例にする我々も反省です...)バイパスしたけど使ってしまったネイティブを掘り進めるのですが、これが大変!実は5時間近く頑張ってもらいました1安藤先生、内藤先生、水尻先生お疲れさまでした。

WEB配信様に、12時過ぎから研究会をスタート。
最初は、11年ぶりにご参加頂く金子先生の糖尿病の特別講演!
GLP-1に関するお話しでしたが、循環器内科こそが使用すべき薬というメッセージをいただきました。ありがとうございます!
次に高川先生より、春に皆さまにお願いしたdRAに関するアンケート結果のプレゼンでした。SCJ内ではdRAは増加していると考えてよいようですが、血管径とか制限もあるのが問題であろうという結果でした。
一般演題です。
身近な症例から特殊な症例まで盛りだくさんでした!
私は「逃げるがハジだが役に立つ」症例です。ワイヤーが通っても、様々なマイクロが壊れまくるほどのプッシャビリティをもっても通過できない石灰化病変...RotaWireは通過させることができなかったし...どうしましょ?という内容でした。そしてあれに逃げたらどうにか勝ち!というここ最近で一番苦労した症例のご紹介でした。

内藤先生、安藤先生、伊苅先生はじめ、ご参加されたみなさま、協立病院や青森の仲間たち、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!

....なぜか、今日は偶然にも青森はねぶた祭りの日です。(笑)