2018年2月25日日曜日

SCJ Work Shop in 小樽

 樽生=小樽ライブ=SCJ Work Shop in 小樽です。
恐ろしい事にこのライブ、数日前に「シースは無いので、使うなら自腹で持ち込んで下さい。PPAPシバリで御願いします」と、宇宙人からのメッセージがありました!
最初の高川先生の御症例から、凄い内容です!

難しい症例が並びます。沢山のトラップがある、恐ろしい病変ばかりです。
会場の座長や先生方、カテ室の全員で全ての叡智を振り絞って挑みます!いいライブです!
仲間たちのテクニックと哲学も勉強になります。

舛谷先生
 金子先生
 寺井先生
 松陰先生
 エコーガイド穿刺の凄さを見せつけた内藤先生
 進行の都合のために、私の治療は夜の22時近くから開始。もちろん放映はありません。
それでも多くの仲間たちがカテ室に残ってくれて応援してくれました。
治療前に患者さんにも「お待たせしてすみませんでした。しっかり治療しますのでお願いします。」と言うと「治療を何年も待ったんです。調子が悪いのをずーっと待っていたんです。治療してくれるのなら夜になっても気にしません!」とおっしゃっていただけました。嬉しいです!”絶対開けるモード” のスイッチが入ります。

石灰化に挟まれたキツイCTOです。入り口もアブラプト、受け口は細く、末梢も病変あるのがわかります。RVよりは路がありそうですが、もちろんクネクネ。septal channel も少しありますが、路が閉塞部位に近すぎて最終手段にしか成らない。
アンテで78→8-20(方向合わずに空振り)→G3→78→G3→78でどうにか通過です。(細かいワザは見ている人にしか解らないと思うので省略)
石灰化の強さと大動脈の蛇行にガイドカテがプロラプスして使い物にならなくなりましたが、シースレスト言えどもシステム総入れかえし、CTO部位も「一度通った穴は必ず通る!」と宣言通りにさっと通しなおすことができました。トルナスで通過できて、バルールーンも通過。ステントを2本いれて無事に終了!良かったです!。
終了後 舛谷先生に、「またワイヤリングうまくなったね!」と誉められたのが最高に嬉しい!
患者さまにもとっても喜んでもらえました!最後はストレッチャーの上で両手を挙げてガッツポーズでお礼を言われました。

最後まで残ってサポートしてくれた仲間たちでとの記念写真です。有り難うございました!

次の日にならないうちに、夜中までやっているラーメン屋さんに移動して打ち上げです。
カセットテープから演歌が流れる店で、ギョウザとレバニラ炒めで楽しい時間を過ごしました。

初日の夕方もコメディカルの皆様のプレゼンテーションがありました。皆様の工夫、皆様の苦労がよくわかりました。興味深い時間を過ごさせて頂きました。

朝から晩まで参加された皆様にとっては、小樽観光が全く出来ないこの企画!また小樽に来ないといけないなぁと思わせる高川先生の戦略にはまったのかもしれません。(笑)
高川先生、古川先生、中田先生、スタッフの皆様、お疲れさまでした。壮絶なライブでしたが、大成功だと思います。濃い内容をシェアできるのは、この規模のライブ&WORK SHOPの醍醐味だと思います。
本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
次はもう少しお手柔らかに…m(_ _)m

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