いわきライブが開催されました。WEBと病院会場でのハイブリッドです。高川先生、松隂先生、私・吉町、安藤先生、石原先生、角辻先生が術者でした。
私の症例は回旋枝の石灰化病変。アンギオでもロータがとても良い適応に思える症例です。できればIVUSでjust proximalを確認して、大きめのバーで削って、ステント置きたい病変でした。しかし、OCT DiamondBackシバリという厳しい命令でした。
5Fr SL 4.0を使用。LMT・CXの分岐角は大きく90°くらいでshort LMです。γループは使用しにくいパターン。
ワイヤーは通過しましたが、OCT通過しない…という理由でRota 1.5mm使用。その後のOCTでは、やはりもう少しデバルクしたい石灰化です。Diamond Back使用。lowの押しからスタート。引きではあまり削れている感じがなく、押し引きを3回。やはりもう少し、ロータの2mmに匹敵するデバルクをしたいと考え、highで押し、引きを2回しました。押しの時には削れている感触あり!OCTでも、効果を確認できたので、2,5mm Wolverineで高圧拡張後に、Xience 2.5x15mmを末梢にあわせてdeployし、少しひいて22atm。OCTでは、imagingコメンテーターの山田先生に「ダメじゃぁ無いけど…」と言われたので、3.0mm HPで高圧拡張。最後のOCTでは「とても良い出来ですね!」とお褒めの言葉を頂きまして終了しました。ありがとうございました。
同じSCJの仲間たちですが、他の先生の手技をみるのはとても興味深いです!また、ライブならではのコメントも皆さま独特で、勉強になります。自分だったらこうするというのはおそらく変わらない年齢にはなりましたが、それでも引き出しが増えるのはよいことだと思い、電車の時間・ギリギリまで会場で見学させていただきました。
主催の山本先生、市議会に出るとネクタイでご挨拶いただいた杉先生はじめいわきの皆さま、ご参加された皆さま、関係者の皆様、ありがとうございました。
お疲れさまでした!

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