細いカテの問題点として論文に出てくるのは、そのvisibilityです。簡単に言うと見える度合いです。細いので見えないという問題です。
まぁ、確かにそうです。細くて薄いカテは見えにくい。当たり前です。
実際の臨床上は造影剤を満たしてチョイチョイと動かせば問題ないのですが、それでも「細いカテはダメだねぇ」とクレームをつけるネタにはされます。
でも....ちょっと比べてみて下さい。
A
いかがでしょう?造影剤を満たしていない3Fr診断カテです。
どちらも透視画像の記録です。
webに載せてしまうと解りにくいのですが、AよりBはカテの先端などわかりやすいと思いませんか?特殊処理ではなく、画像の調整でこのように変えられるようです。
(「違いがわかんないよー」と言わないで下さいね!「どっちにしろ見えないよ−」も無しです!)
私自身が調整できるわけではなく、P社の専門の方がやって下さいました。
素晴らしい!
施設として好みや使用機材によってシネ装置の調整が必要で、逆に調整しさえすればちょっといい画像が得られるようです。
デフォルトでも十分よい画像ですが、ちょっと調整(いじってもらうのではなく、あくまでも調整です)=バランス取りしてもらうと、より良い画像が得られるようです。
P社だけではなく、各アンギオ装置のメーカーさんには頑張って頂きたいと思っています。
応援しています。
競争して下さい!(笑)
みんなで良い画像で診断・治療をいたしましょう!
2 件のコメント:
細いカテは、やはり心のきれいな人にしか
見えないのでしょうか.
うちもP社なので頑張って調整してもらいます.
yangt3 さま
心が綺麗で、しかし、心が図太い人にしか見えないのかもしれませんね!(笑)
yangt3 さまも、是非、調整してもらって下さい!
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