しかし、当科の丹野部長の管理は素晴らしく、次々リカバー!
今日も、午前から研究室でお仕事をしていたらノックがありました。
「あのー、IABP抜くので手伝ってもらえませんか?」
合点承知です!
研修医君と一緒に抜去!
....と、いっても丹野部長が殆ど一人で押さえましたが。
圧迫の最中にいろいろ世間話などします。
その中で、研修医君の言葉。
某研究会に出席してある発表をみて「おかしいなぁ」と彼が思ったようです。
診断が成されないままに時間を費やしている。
その結果の診断も曖昧で、多元的な検査をされない、予想でしかない診断。
原疾患の治療を理解していないし、成されていない。
薬を投与してもその効果を確かめない。
薬の効果発現の時期も解らない。
効果をどの程度に望むか判断基準がない。
その薬の種類も曖昧で、効果判断基準がないので何となく選択。
そして、その後の処置も、本当にやるべきかどうか、解らないままに治療。
などなど。
私の意見と殆ど一緒です。
これは嬉しい!
彼の研修で学んだことが、こんな基本的な内容であることが素晴らしい。
一年目の研修医は、基本を勉強して欲しいんです。
患者をみること、触ること、話すこと。
薬の一般的な事=代謝、排泄、半減期などや、効果をいつどこでみるか、どのようにみるか、副作用は何か?どうみるか?
とても基本的な手技=静脈ラインを取ること、血ガスを取ること....
基本的なCPR
などなどです。
私も不在がちなので、若い先生の研修に何をどうするか悩みますし、上手くできないこともあります。しかし、ちょっとだけでも私の言いたいことを理解してくれる若い先生がいることが嬉しかったです。
そんな話をしていると、あっというまにIABP圧迫終了。
丹野部長、お疲れ様でした!
〆切り間近の依頼原稿の山の前に、ちょっとヘタレている私です。
2 件のコメント:
たまった原稿を前に
育ちつつある部下の皆さんの姿と
ブログでの息抜きが、少しでも励みになるとよいですね.
週末はサッポロに伺います!
yangt3 さま
もう、全然間に合わない!あー!助けてください!
私も札幌なんですが、出番以外はホテルに籠もる可能性あります。
さみしい!
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