2015年7月7日火曜日

神奈川西部エンボリズムセミナー2015

『神奈川西部エンボリズムセミナー2015〜臨床試験から学ぶこと・リアルワールドに活かすこと 〜』が開催されました。
後藤先生に座長をしていただきまして、私は「血栓性疾患における抗凝固療法の最新知見」というタイトルで前座の講演をいたしました。
DVTやPEのお話から、現在の治療の問題点などをお話いたしました。
これらの疾患は、私の様なオジサンではなく、若い先生たちが一所懸命頑張ってくれているので良好な治療ができています。もうすぐこの分野もNOAC時代になって、新しいやり方での治療が有効に行われる事でしょう。

メインは、大阪府立成人病センターの堀正二先生の御講演です。座長は神経内科の滝澤先生です。
今回も、ワーファリンのデータ、日本人のデータ、NOACの考え方などをとても解りやすく詳細かつ丁寧にお話下さいました。多くのスタディの中心になられている堀先生ならではの裏事情のようなお話まで沢山きけて、時間が立つのがあっという間でした。

NOACは、予防的に使用する薬剤ですし、まだまだ解らない事もある薬だとおもいます。しかし、期待も大きいのも事実です。上手く薬を使用することで、きっと良い事があると信じています。
堀先生の「まだ、この分野の薬もインマチュアーです。まだまだ進歩するはずです。それを期待しましょう」というお言葉が印象的でした。
堀先生、わざわざ厚木までお越し頂きまして本当にありがとうございました!

研究会後の懇親会では多くの厚木地区の先生方にもご挨拶する事ができました。これも嬉しい事です。
DVT疑いでも狭心症疑いでも、私の外来にご紹介頂ければ、できる限りの事はいたしますので何なりとどうぞ!今後ともよろしくお願い申し上げます。

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