2025年2月28日金曜日

西条市糖尿病Small Meeting

西条市糖尿病Small Meetingは病診連携の会合です。 金子先生ご夫妻にご招待いただきまして、参加させて頂きました。

まずは、金子伸吾先生が市内の先生方に、患者様に何を提供すべきかという事を判断しながらパスを利用した病診連携のご提案の御講演でした。このような地域での大事な事だと思います。

私は、金子由梨先生に司会の労を賜りまして、循環器内科の時間の流れ方と患者様や慢性期を見ていくクリニックの先生方との時間の流れ方の違いを説明し、我々せっかちな循環器内科をうまく利用して、患者を診てほしいというお話しをいたしました。

金子由梨先生に「私達は短時間で様々な結果を出す循環器内科の先生を支えながら日常診療に取り組みます」という説明をされたので、申し訳ないのですが反論させていただきました。「患者様の生きている長い時間帯や、慢性期の患者様を診る生活習慣病をメインにしている先生や患者全人格を長く診ているクリニックの先生方の仕事を、カテーテル屋さんは超短時間のスポットで助けることは得意なのです。我々はあくまでも主役ではなくサポートする側です。」インターベンションをする我々は、外科的な考え方なのかもしれないですね...。

金子伸吾先生のこれからのお仕事が今以上にやりやすくなるようにと願いをこめた講演でした。

講演は40分ですが、約250枚のスライド....と、おもったら直前の金子先生ご夫妻より、私が青森の田舎者だということと、ネブタの写真も講演内容に入れてほしいとリクエストあり...頑張って仕込みました!

いかがでしたでしょうか?

金子由梨先生先生、金子伸吾先生先生ご夫妻に支えられたこの地域の医療が素晴らしいものになりますように!

みなさま、ありがとうございました!

2025年2月8日土曜日

第275回 循環器学会関東甲信越地方会

 緒方先生が大会長を務める第275回 循環器学会関東甲信越地方会が開催されました。


我々が協力できることは演題を出すことだと思いまして、笠井先生と牛島先生からそれぞれ演題を発表させて頂きました。

他の発表を拝聴して勉強するのも大事です!
終わった後で、みんなで「あれはあーだ、こーだ」言うのも学会の楽しみだと思います。症例発表の面白さだと思います。

我々と同じセッションに医学部5年生が見事な発表をされていました。素晴らしいですね!ちょいと羨ましくもあります。

皆さまおつかれさまでした❗️

緒方先生、大盛会の循環器地方会の成功、おめでとうございます!おつかれさまでした❗️

2025年2月7日金曜日

Future of PCI @昭和大学

 


昭和大学にてFuture of PCIというWEB研究会が開催されました。

最初に酒井先生のご講演です。なかなか興味深かった内容でした!でも一番素晴らしいのは自分の研究だけが全てを語るのではなく、いろいろなモダリティを全部合わせてみてもまだ足りない!と言い切るところです。他を認めて、また自分の研究もまだまだだという潔さに惚れますね!

私はいつものインターベンションのオジサンはせっかちだというお話をさせていただきました。
日本のガイドラインにも「採血データが出るのを待って血行再建が遅れてはいけない」と書いてますが、そうではない事をお話されるエライ方もいらっしゃいます。私は空振り上等で、そのために低侵襲なカテーテルを発展させるべきだと思っています。

新家先生と辻田先生の名司会もあり、楽しい感じで会は終了致しました。
昭和大学の循環器科も非常に雰囲気がよく楽しそうにお仕事しているんだなぁ思える雰囲気でした。

新家先生はじめ昭和大学の先生方、ご参加頂いた皆さま特に昭和大学のメディカルスタッフの皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!




2025年2月6日木曜日

地域で考える抗血栓療法WEB Seminar

「地域で考える抗血栓療法WEB Seminar」が八王子エリアで開催されました。

まず最初に、八王子循環器クリニックの小野完二先生に座長の労を頂きまして、当科の河村先生が「当院における抗血栓療法患者への対応」という内容での講演をしました。各エビデンスを丁寧に紹介しながら、しかし患者をよく見ることが大事であることをお話ししていました

次に、大島医院の大島一太先生に座長の労を頂きまして、私が「出血ハイリスク患者のPCI後の出血マネージメント」というタイトルでお話しをさせて頂きました。いつものように、論文の結果だけをみてそれを鵜呑みのするのでは無く、その論文の途中の内容を細かく読むことで見えてくるものも沢山あるということや、エビデンスやガイドラインという内容も、一人一人の患者さまに合うモノなのかどうかはよく考えなければいけないという話をさせて頂きました。やはり大事なのは、患者様をよく診ることだと思っています。あとは、クスリも一人一人にあわせる必要もあります。「ゴホンと言えば●×酸」のような処方や治療が流行っている今日この頃ですが、それはよろしく無いと思っています。。。。そんなことを40分間話させて頂きましいた。途中のスライドがWEB回線の不具合か、ZOOMの不具合かで、うまく変わらなかったことをお詫びいたします。

いかがでしたでしょうか?

小野先生、大島先生、ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました! 

2025年2月2日日曜日

PCIフェローコース


京都大学にてPCIフェローコースが開催されました。若い先生方へのPCIの基礎を学ぶコースです。

今年も沢山の先生方が参加されていましたが、とくに若い先生で3年目から4年目という先生が多かった印象です。

私は「PCIテクニック」と「PCIトラブルシューティング」の2つのセッションでお話しをしました。テクニックは、誰もが解るべくエコーの持ち方から始まる基本的な話から、3-4年目の先生は「???」という必殺技まで!トラブルシューティングは、まずはトラブルにならないような心構えを話しているうちに時間が押してしまいました。すみませんでした、最後まで話せませんでした。

懇親会では、若い先生方に私が「なぜ、循環器、しかもカテーテル治療を目指すの?」「自分より若い先生や学生を勧誘するにはどうすれば良いの?」などの質問をしてみました。多くの先生方は、志が高いのでちょいとビックリです。私は若い先生に同じ質問を聞かれて「...消去法で流されるままにこの道にいます」と正直に答えました。

2日間の座学、若い先生方も、講師の先生方もお疲れさまでした。


京都大学となりの吉田神社は、節分祭・発祥の神社なのだそうです。鬼が大きな声をあげて練り歩いていました。

福は〜内!鬼は〜外!