2011年6月13日月曜日

プラザキサ研究会

今日はプラザキサの研究会が青森市内で開催されました。
秋田脳研の、長田先生をお招きしての講演会でした。
脳卒中の疫学から始まり、多くの理論だったデータ、抗凝固に関して、そしてダビガトランのお話しと、非常に細かでよく解るスライドでご説明頂きました。
ありがとうございました。

ワーファリンと効果は同等ですが、気になる出血性合併症は抗血小板剤=アスピリンと同等という文句が素晴らしいです。
ワーファリンに代わる可能性があるお薬としてのダビガトランですが、まだまだ解らない事が多く、私含めて悩ましい所も多い薬です。しかし、長田先生がおっしゃるには、「この薬を使用しないというのは、今の時代の薬の恩恵を受けていないという意味だ。みんなが、この時代の良い医療を受けるべきだ!」というお言葉に感銘をうけました。かっこいいです!怖がる必要や余計な手間なく、本来の適応に対して抗凝固をどんどんできる時代になったと言う事です。良い時代です。みなさま、時代の恩恵を患者さまに提供していきましょう。
もちろん、新薬ですので適応を選んで、慎重かつ大胆に!そして、その効果や問題点をみんなで共有して、今後の医療を作っていきましょう!

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