2011年5月8日日曜日

連休最後は待機の一日

朝からICUは、バタバタと動いていました。
写真は、向こうが透けて見える程にあまりにも素早く動く看護師さんの姿です!
ここでは研修医の先生が一所懸命手技を勉強していました。

病棟に顔を出し、医局に戻った瞬間、救命センターから呼ばれました。

救命センターは、非常に混雑していました。
小児科の患者さまが多かったり、こちらに旅先での体調を崩されたりという、連休ならではという感じでした。

研修医の先生方を呼んでからじっくり治療を行うべきかとも思ったので何度かPHSに電話しました。つながりません。あれ?さっきまでみんな病棟やICUにいたのになぁ。撤収が早いんですね...。丹野先生が何度も何度も研修医の皆様に電話をしていました。「おかけになった電話番号は、電波の届かない範囲か電源が入っておりません」とお決まりのアナウンスが...。
基本的に待てない私は、我々だけで処置をしてしまいました。
まぁ、小さなチャンスを逃した研修医先生と、小さなチャンスを与え損なった指導医というのも、また連休中だということで(笑)。
明日の朝まで、待機体制は続きます。

4 件のコメント:

木村 圭一 さんのコメント...

「研修医の皆様」と言う表現が良いですね!

PHSが繋がらなかったら、携帯にかけると言うのはどうなんでしょうか?

でもたまには指導医だけでスムーズな処置と言うのも良いですね。

PTCA5Fr さんのコメント...

kekimura99 さま
携帯にかけるほど、私は待てない人なんです...すみません。患者さまにも、調子が悪いのを我慢させるのは良くないですしね。
休日の仕事を、プライベートの邪魔をされると考えるか、小さなチャンスだと思うかで、その後の医者としての在り方が変わってくると思います。それは、そのまま実力と他からお評価につながると思います。
よく、「教えてくれないから」とほざく若者いますが、自分で捨てているチャンスが沢山あるのに気がつかずに、他の人のせいにしているだけだとおもいます。
まぁ、チャンスってそんなものじゃぁないかと思います。

木村 圭一 さんのコメント...

確かに、循環器はdoor-to-baloon timeとか言われるから待っていられませんね。

私の場合には研修医の先生と二人でするとすればアッペぐらいで、アッペは待てますので、、、、

他の手術は研修医以外も呼びますので、準備をしている間に看護師さんにお願いしたりします。

確かに、教えてくれないと言う人は多いですよね。もしかしたら、自分は指導医が教えてあげたくなるような人間じゃないと言う可能性も考えなければなりませんよね。

PTCA5Fr さんのコメント...

kekimura99 さま
いえいえ、単に私の性格だと思います。私の自慢はごはんを食べるのが早いことです。(笑)
先輩としてはチャンスをばらまいてあげるのが良いと思います。それをgetできるかどうかは本人次第です。
今思うと、私も逃してきたチャンスも沢山あって、...残念な人なのかもしれません....。(>_<)