今日は若い先生達をゆっくりみることができました。
みるというのは指導ではなく、見る=観察です。
インターベンションをみました。
5FrGCで屈曲蛇行の先にあるターゲットです。
ワイヤーが入らないと一生懸命ワイヤーを押します。ガイドが抜けます。ガイドをおします。ワイヤーが抜けます。
細いカテでのデバイスpushabilityを心配してか、堅めのワイヤーを選択していました。屈曲部位でフリクションができるためにトルクが伝わりません。ワイヤーをすすめたくて押します。ますますトルクが伝わりません。思い切って引くのは、せっかく途中まで入ったワイヤー全部が抜けてしまうかもしれない恐怖感?で引けません。冠動脈もちょっとアコーディオンぎみになります。GCが抜けます。GCを押します。同軸がとれません。難しそうです。
三浦先生がご指導モードにはいっておりました。...普通に終わりました。
細いカテは難しいというのではなく、デバイスと病変を理解しながら戦略を立て、それにそってやることが大切です。
もちろん、終了後にちゃんと指導しました。
夕方からは勉強会です。
医局で、外人さんがいらっしゃいました。英語でのレクチャーです。最近の某ステントのデータなどです。
同行した方が同時通訳もして下さいました。
目を閉じて聞いている若い先生もいらっしゃいました。心静かにして聞いていたのだと思います。決して睡眠学習ではないと思います。
私は、TCTなどでこのお話を聞いていたので復習だったのですOKですが、内容も難しいのでしょう。でもそれより、なにより、若い先生達は英語となった瞬間に、呪文の様に思えて前に進めない状態になると言うことが解りました。
私もちょっと前までは全く聞くことができませんでしたが、最近はお陰様でちょっとだけ聞けるようにはなりました。...というよりは、英語アレルギーが無くなってきたのかもしれません。
私はいわゆる、サバイバルイングリッシュです。あちこちで生きるために適当な英語を話しているだけです。途中で自分が何を言っているのか解らなくなる程度の英語です。しかも、日本にいて外人と会っても、なかなか英語モードに切り替わらないので辛いです。
若い先生方には、もっともっと英語を勉強して頂きましょう。
若い先生には私の勉強してきたことを早く覚えてもらわなければいけません。
私が10年かかったものを5年で、いや3年でやってもらわないと意味が無いと思います。時代は進歩しているし、苦労してきた内容は常識となっているし、世界は狭くなっているし、できることも沢山あるし....。うらやましい限りです。
頑張って頂きましょう!期待しております!
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