2010年10月15日金曜日

Cypher Work Shop in AOMORI:カテ室ライブ

今日は朝からカテ室mini LIVEです。
朝早くから、みなさまお疲れ様です!

まずは、当院の坂本王子先生の細いカテの診断カテから。

 私と松陰先生が交代でインターベンションの術者をいたしました。勉強をしに来て下さった先生方が、くじ引き順で助手に入って頂きました。
症例は私のCTOからです。もちろんradial 5Frです。
まぁ、通って良かったです。
私はその後、"5Fr de Percu"や”ばーさん”などのデモンストレーションをいたしました。

 皆様、とっても熱心に見学・ディスカッションをされていました。若い先生とは言え、すでに十分な経験がある先生方です。ちょっとお話しをすると、Slenderな世界をよーくご理解下さいましたのは、嬉しいです。
また、私たちにも沢山のことを教えて下さいました。やはり他との交流はいいですね!
 とっても細かいところまでご質問いただいて、私たちもタジタジです。
人に伝えることの難しさと、人に伝えることの楽しさを同時に経験させて頂きました。
わざわざ勉強にいらして下さった皆様の熱い視線は、当院の若い先生方にも伝わったでしょうか?ワイヤーの曲げ方、カテの動かし方とポジション、ワイヤーの操作方法などなど、多くの事をご質問頂いたときに、また、一生懸命メモ書きをしたり図を書いたりしていた先生を見た時に、当科の若い先生方はまだまだ手技の見方や熱心さに対して未熟であるように思われ、そこが、私自身の教育としての反省点となりました。
「見よう見まね」という言葉があります。見ただけでは手技はできませんが、見ていない事はできないし、まねもできません。ただ、何となく眺めている時間を過ごしても、具体的に何をしているかを見ていないと、次のステップには進めません。頑張って欲しいものです。


昼食前に集合写真です。
外来から抜けられなくて集合できなかった會田先生が不在なのは少々寂しいですが、みんなにその旨をお伝えして、縁の下の力持ちが頑張ってくれている事も解って頂きました。
ランチョンは、坂本先生の「ミニレクチャー」ならぬ、「みぎレクチャー」です。
RCAに絞って、解剖学的な観点からガイドカテの選択やかけかたを説明しておりました。
三浦先生や丹野部長はその隙に診断カテをポンポンとこなしておりました。
松陰先生の御手技です。
あんな腕頭の屈曲もこんなCTOも全くもろともせずに、繊細で丁寧にかつサクサクとこなされて、お見事でございました。
ありがとうございます。

結局、診断カテ3件、PCI5件と午後4時前にはすべて終了いたしました。
終了後の三浦先生の挨拶です。
自分が勉強になったという言葉に私は嬉しくなりました。
やはり、自分たちから情報を発信するということは、自分たちの情報を整理して客観的に見直すよい機会だと思うのです。
そこを解ってくれている仲間に感謝です。
坂本先生の挨拶です。
三浦先生と同様の意見と、無事に終わったことへの安堵を話していました。

他の先生は、病棟や外来でこの場でご挨拶できなかったことをお許し下さい。
 松陰先生のご挨拶です。
いつものように非常に謙虚に、しかし、ちょっとだけSlenderに皆様興味を持って欲しいと言うメッセージでした。
 私も最後にご挨拶。
ただただ、いらして下さった先生方、支えて下さった医師・コメディカルのスタッフ、関係者の皆様に大感謝です。
そして、ご協力頂いた患者様に対しても、治療が最高の出来で終わった事を嬉しく思いました。
私自身もずいぶん多くの事を勉強させて頂きました。本当にありがとうございました。

青森も涼しくなりました。お気をつけてお帰り下さい!
また、あちこちの学会やライブなどでお会いできることを楽しみにしております!

2 件のコメント:

yangt3 さんのコメント...

お疲れさまでした.
改めてスレンダーのお仲間に入れていただいている事を
誇りに思います.私も精進いたします.

PTCA5Fr さんのコメント...

yangt3 さま
いっしょに頑張りましょー!