2010年6月17日木曜日

おちょぼ口?

最近よく使用するあるステントなのですが、丹野部長より「ステント入れた後の後拡張バルーンの挿入やIVUSを入れる際に、ステントproximal edgeで当たりやすくないですか?」と意見がありました。
まぁ、私たち待機的な症例は殆ど5Frでやっているので、バックアップが弱いのでそんな感じがするのかなぁと思っていました。しかも、結局は、ちゃんとポストバルーンも入りますし、IVUSも入るので問題にしていなかったのです。
最近、ステントの中だけを思いっきり拡張するのに重宝しているのが、「ステントブーストぉっ!」なんですが、皆様、先日とったこの写真を御覧下さい。
 後拡張の前ですが、なんかステントが俵型?
とくに中枢側がおちょぼ口?
ステントを入れる前にIVUSで見てから入れていますので、良いところに入っているはずです。むしろドッグボーンになっているのが普通かと思っていましたが...。
これはステントの特性なのでしょうか?
それとも「ステントブーストぉっ!」によって作られた画像だからこのように変形して見えているだけなのでしょうか?
ちょっと画像処理がわるくなると下の写真のようにもなってしまうステントブーストですので、これだけでステントの拡張を完全に評価できるわけではないと思いますが....。
 処理がおかしくぶっとんだ写真です。
後拡張をした後のIVUSではすべて綺麗に拡がっていましたので治療としては問題なく終了です。
この件に関してご存じの方いらっしゃいましたら是非教えて下さい。
お願いいたします。

2 件のコメント:

yangt3 さんのコメント...

やはりしっかりと前拡張をしておかないと
おちょぼ口になるのでしょうか.
マーカーの位置の問題もちょっとあるように思います.
今度から植え込み直後にステントブーストを
チェックするようにします.

PTCA5Fr さんのコメント...

yangt3 さま
ブースト仲間で、こんど検討会でもしましょうか?
宜しくお願いいたします。