思えば、初めて外国でお仕事をいただいたのがここでした。
まずは、お世話になっているKim Moo Hyun先生が座長で、齋藤先生の御講演です。TRIの歴史や現状をとくにradial arteryのサイズや閉塞の観点から詳しくお話下さいました。また、勉強させていただきました。
私は、Slender Club Japanの紹介と、5Fr vs 6Frのディベートをさせていただきました。
Slender Club Japanの紹介は、いつものこんなのに始まって....。
ちょっと笑いをとりました。
つかみはOK !
その後は、Slenderカテーテルの紹介から、5Fr de Kiss, Ikariカテ、シースレス、eel de CTO, 裸の王様と、COOOLなインターベンションを目指している集団ですとお話をしました。
5Fr & 6Frのディベートでは、いつもの内容ではなく、いろいろな文献を紹介させていただきました。
各文献から、5Frは6Frと同じような成績が得られることが証明されて、しかも日本ではIkazuchi 10が使用できるので、5Fr GCでKBTができると説明しました。
<参考文献>
1)Rakhit RD,et al.J Invasive Cardiol. 2002 Nov;14(11):670-4.
2)Gobeil F, et al,J Invasive Cardiol. 2004 Jul;16(7):353-5
3)Dahm JB,et al, Catheter Cardiovasc Interv. 2002 Oct;57(2):172-6.
4)HYEON-CHEOL GWON, et al, J Interven Cardiol 2006;19:141–147
韓国のGwon先生の論文は私はとても好きで、「5Frでも6Frと同じ結果が得られるけど、痛みスコアは低いよ」というものです。
そうなんですよ。患者様への良いサービスとして細いカテは良いと思うのです。
だから、 このスライド!
同じ採血されるんだったらどちらの針で採血されたいですか?
もちろん、全例に5Frを使うと言うことではなく、必要に応じて大きなサイズのGCを使用することも必要であるとお話しいたしました。
皆様、納得していただけたようです。
ハングルでご発表されている内容はよく解りませんでしたが、隣に座っていただいたHan先生が「今、こんな事を言っているんだよ」と囁いてくださいまして非常に助かりました。Han先生は韓国紳士です!
日本からは、沖縄の上原先生や、湘南鎌倉総合病院の杉立先生も御参加されておりました。症例発表と、コメンテーターをされておりました。
会は、ちょっと韓国風の怖い質問もでますが、しかし和気藹々の雰囲気でした。
最後の記念写真です。
2 件のコメント:
Maryknoll Hospitalのデモに引き続きまして、KSICのLectureありがとうございました。
後は、10Wireさえ承認されれば10Systemが使えるようになりますので、楽しみです。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
MEK007 さま
釜山の街の汚い食堂で食べる朝ご飯は最高です。是非、今度一緒に行きましょう。食後は高麗人参ジュースをどうぞ。
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