2008年11月8日、仙台プラザホテルにて「第18回東北心臓血管外科手術手技研究会」が開催されました。
私は、いつものように「当科に於ける閉塞性動脈硬化症への取り組み」を話させていただきました。
私はヘタレなので、自分たちだけではこんな大きな病気にはなかなか勝てないので、内科も外科も皮膚科もみんな仲良くやって病気と戦いますという内容でした。
バスキュラーラボを作らないのか?という御質問には苦しくなりました。
田舎の公立病院ですが、なかなかフットワークの重いシステムでして、新しい部門を作るにはなかなか大変である恥ずかしい事実をさらしてしまいました。
仙台厚生病院の井上先生は「仙台厚生病院におけるEVTの増やし方」というタイトルで様々な治療をご紹介されておりました。
院内からはじめ各医師会への啓蒙から始まり、沢山の機材とレーザーなどの最新システムを駆使してインターベンションを行い、リハビリテーションから形成外科までのご紹介を頂きました。検査技師さんへのフィードバックも大切だというお言葉が印象的でした。
座長の、総合南東北病院の緑川先生のスムースな段取りに順調に会は進行します。
金沢医療センターの心臓外科川上先生の御講演は、外科治療に関してです。
ステントも使用したインターベンションの併用で良い成績を収めているようです。
後半は大動脈に対するハイブリッド治療ということでステントを導入した治療経験をご発表されておりました。
まだまだ完璧な答えがないと思います、血管治療の分野です。
もっともっと勉強をしたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿