2025年1月18日土曜日

Singapore LIVE 2025

Singapore LIVE 2025に参加してきました。


ライブは例年より入場者が多かった印象があります。 アジアにのライブにあるように、メディカルスタッフの参加も非常に多い印象です。ただ、発現のセッションは少ないように思いました。

会場には食べ物、飲み物がたっぷりあって素敵です!例年はキンキンに冷えている印象があるアジアの会場ですが、今年はそんなに会場が寒くなかった印象もあります。実際に2時間くらいずーっと会場にいてもスーツで耐えられる寒さでした。

朝の狭い部屋でのACSのセッションも、開始から満員で立ち見がでていました。医師だけでは無くメディカルスタッフの皆さまも沢山いらっしゃいました。やはり、感心のあるセッションなのですね!

CTOライブでは、日本先生が見事な御手技をなさっておりました。落合先生も、五十嵐先生も、いいseptal channel探して、スイスイっとワイヤーを通過させるところなど、会場でも大喝采でした。

石灰化やImagingガイドのPCIが大きなテーマでした。先端からショックが出る、末梢用のIVLも写真が出ていました。

日本以外のアジアの諸国でもimagingもかなり増えてきたように思います。ただ、これは保険がカバーしているという意味では無く、お金がある患者がわざわざ支払ってまでもやっているという話も聞きます。つまり、そのくらい価値があると認められているのかと思いました。


海外の学会やライブはどこもとても活気があって、PCI業界もまだまだイケイケの感じです。日本だけですね、この業界がしょぼくれている印象があるのは。我々世代のオッサン医師が、自分が目新しいモノについていけなくなっただけで「もうPCIは成熟した」とか言うのが一番の罪だと感じます。(ちなみに、私は全く成熟したとは思っていませんが..)

海外のオッサンも若い先生方も、新しいモノに貪欲ですし、新しい発見を大喜びする人たちが沢山います。まだまだ、進歩していく業界です!

日本は、技術的に優れているとか、imagingで先端を走っているとか、TRA大国とか...これらは、もうガラパゴス日本の幻想です!日本がんばれ!負けるな日本!

Singaporeでは、Singaporeの先生方がもちろん、アジアの先生方と沢山お会いしてご挨拶できました。嬉しいですね!SCJにもいらして下さいね!

留守番してくださった皆さま、ご協力して頂いた皆さま、本当にありがとうございました! 

2025年1月6日月曜日

2025年の仕事始め

東海大学八王子病院の仕事始めです。

お正月休みには、緊急のカテーテル治療の他にも沢山の心不全や他疾患などの治療で入院が多く入っていました。皆さまお疲れさまでした。

今日は平和に過ごせるのかなぁと思っていると...やはりそうはいかないですよね(笑)

先ほどまで、笠井先生による緊急のPCIをやっていました。いろいろな背景があり臨床的に難しい患者さまです。病変もかなりギリギリの状態でありました。シースレスシステムに入れ替えて、ささっと簡略で的確な治療を行い治療は終了。さすが!

みなさま、お疲れさまでした!

では、明日からも頑張りましょう!

2025年1月1日水曜日

謹賀新年


新年明けましておめでとうございます。

2025年もよろしくお願い申し上げます。

2024年12月24日火曜日

第36回東海大学八王子病院カクテルセミナー

 クリスマスイブというのに東海大学八王子病院カクテルセミナーを開催いたしました。

今回は森田先生から、心房粗動の通常型という表現に関する非常におもしろいレクチャーでした。

御自身のご研究内容も含めて非常にわかりやすいお話しでした。

途中、私がまだ不整脈もやっていた時代を懐かしく思うスライドなどもあり、本当に楽しく拝見させて頂きました!

長松先生の症例発表も大野先生の症例発表もお疲れさまでした!

来年からもカクテルセミナーをよろしくお願いいたします。

ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!

2024年12月15日日曜日

鎌倉ライブ2024

 第31回鎌倉ライブ(33年間続いていますがコロナで2年ほどお休みしています)が、開催されました。

金曜日はSHDの最新の治療をライブで、土曜日は齋藤先生のワンマンショー、日曜日の午前は齋藤先生のPCIと飛田先生のEVT、午後はコメコメクラブ(メディカルスタッフ=旧称コメディカル)というラインナップでした。


今まで以上に、湘南鎌倉総合病院の先生方やスタッフ力が強く前に出ていました。また、齋藤滋先生の手技ももちろんですが、哲学が全面に出された会合である印象でした。土曜日の最後のライブセッションで私が座長をさせて頂いた症例が一番それを感じました。判断の早さと的確さは本当に勉強になります。自分たちは万能の神様ではなく、限界も知りながら推すとことと引くところのバランスを考えながら動くのが医療だと再認識致しました。これはWEBでは無理で、ライブでなければわからないポイントだと思います。


もちろん、一年に一度しか会わないような仲間たちとお会いするのも楽しい時間でした。

齋藤先生、湘南鎌倉総合病院のみなさま、実行委員ならびにご参加された皆さま、お疲れさまでした!

ありがとうございました!

2024年12月10日火曜日

心臓カテーテル検査・治療における看護師の役割と実践知識:東海大学八王子版

 

「心臓カテーテル検査・治療における看護師の役割と実践知識」は、日総研の日本中の会場にてお話しをしてきた講演会のタイトルです。オリジナルは6時間にわたる講演内容です。

今日は、当院のカテ室看護師さんたちへの講演会ですので、オリジナルの前半を思いっきりつめて1時間ちょっとにしてプレゼンをいたしました。

いつもの仲間たちにあらためて、「心臓カテーテル検査・治療における看護師の役割と実践知識」なんていうのもおこがましですし、過去にも私がここの病院に赴任したときに、似た内容でお話しした事もあるので、ちょいとテレながらの講演でした。
しかも、かなりすっ飛ばしてのプレゼンで、同じ内容でも2時間以上かけた方が皆さまに伝わるのではないかと思うのも反省点です。

まぁ、何より大切なのは、患者を看ること。そして、良い人間関係を築く(患者・医師・スタッフすべて含めて)ことというのは変わる事はありません。それができるのがプロです。みんなで頑張って行きましょう!

直前にかなりギリギリの患者様の緊急カテだったのに、皆さまお集まり頂いてありがとうございました。

2024年12月7日土曜日

多摩虚血

症例ベースでの研究会がメインの多摩虚血が開催されました。今回は杏林大学での開催でした。

命を救うために一所懸命やっている若い先生方の発表をみるのはいいモノですね!...とオジサンくさい考えで参加していました(笑)。
いろいろな症例があります。みなさま、悩む事も多いかもしれません。しかし、なんとなく、病名に囚われて手技をしているのはよろしく無いと思います。そこに何か起きているのか、そこで何をすべきかを正しく判断すると命を救えるのではないかと思います。

吉田先生の症例発表終わりには、SCJ 2025の宣伝も入れてもらいました!ありがとうございます!

終わってからは吉祥寺に移動してワリカンでの懇親会でした。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。多摩地区の気の合う仲間たちはいいですね〜!

大会長の小山先生、杏林大学の先生方、スタッフの皆さま、運営委員の先生方、ご参加された皆さま、お疲れさまでした!

症例研究会ですが、もっともっと時間をかけてゆっくりディスカッションする場を作りたいですね。老いも若きもいろんな意見をだしあって、一例一例を省みて次につなげるような会を考えます。