2025年10月23日木曜日

「STOP高血圧」〜降圧治療よろず相談会〜


 「STOP高血圧」〜降圧治療よろず相談会〜が八王子で解散されました。

第一部は、天使病院の別役徹生先生が座長、埼玉医大の重城健太郎先生が「不介入にもほどがある!〜血圧編〜」というタイトルで基調講演をしていただきました。さすがの講演力に圧倒されながらも、とてもわかりやすい内容に私含めて聴衆は感銘致しました。ありがとうございました。

第二部は、私・吉町が座長をさせて頂きました、「高血圧よろず相談」のタイトルで3名の先生にご講演いただきましてその後に総合ディスカッションです。

西てらかた医院の古川健太郎先生には「第一選択薬」というテーマで、野猿峠脳神経外科病院の木根一典先生には「合併症を持った降圧(脳血管障害)」、八王子糖尿病クリニックの大野敦先生には「降圧目標」というテーマでそれぞれお話を伺いました。皆さま患者さまを非常によく診て患者さまに寄り添いながら、そして正しい治療を提供しようという素晴らしい姿勢が伝わってくる内容でした。

総合ディスカッションでは、患者にクスリを変更するタイミングなどご意見を頂きました、非常に有益な内容であったと思います。

すべての患者様に130/80 mmHg未満が、日本の今年の大きなテーマになっています。凄いキャンペーンですね!

ご参加頂いた皆様、関係者の皆様、おつかれさまでした。ありがとうございました😊

2025年10月19日日曜日

高血圧学会

多くのインタベ仲間たちと同じで、腎デナ目的の専門医受験の為ということで高血圧学会に参加しました。

教育セッションは当然混みすぎて、立ち見、座り見、そして会場に入れない参加者が大勢いました。ランチョンの弁当も品切れでした。(T_T)

各セッションで演者の先生が「今日は循環器の先生も多数参加していますので..」というお言葉があるという事は...循環器の先生方以外の先生が動かしている学会!腎臓内科や代謝内科がメインなのかもしれないです。....高血圧って循環器の病気ではなかったんだと知りました!(笑)

インタベ業界と違い、壇上のファカルティーはまさしく「聴衆に教える先生」です。どこかのライブで壇上なのに「今日は勉強にきました」というのはありません。素晴らしいです!

病態に対して一つのピュアな薬剤を投与するのが私は好きですが、副作用を打ち消し作用を増強させるという合剤の勧めは、これからの薬剤のありかたを考えさせられます。全部に少量の利尿剤を...というのが全部に甘草が入っている漢方に通じるモノがあるような気がします。

実地医家という言い方も面白いですね。実地医家の会というのもありますのでホームページなどご参照ください。


兜町の証券会館という、日本の株が動く場所での学会でした。しかし、学会に出ても、どの企業の株を買えば良いかは勉強できません。帰りにお小遣いでホイッと株を買えるわけでもありません。

初めて参加する高血圧学会、かなり興味深く面白かったです!

2025年10月11日土曜日

CVIT関東甲信越地方会

 CVIT関東甲信越地方会が開催されました。

当科よりの発表は、河村先生と和田先生の症例でした。私は和田先生のサポート...のはずですが、私も全く同じ時間の座長のお仕事があり、河村先生も同じ時間の発表で、サポートは笠井先生一人にお任せいたしました。和田先生は立派にプレゼンと質疑応答されたとのことで報告あり、安心しました。和田先生、お疲れさまでした。

朝から他の様々なセッションも聴講させていただきました。残念ながら「自分の施設のやり方が正統派」と声高に言った方が勝ちという悲しいプレゼンも少なくないのが現状かもしれません。「そもそも、そんなことしちゃぁダメだ」とか、「根本的な戦略がおかしい」とか、そんな寂しい発表もありました。関東の習慣では「見事なベールアウトですね」と最初に誉めるのがならわしのようですが、なかなか田舎者の私には慣れることができません。すみません。

逆にとっても素晴らしいプレゼンや症例発表もありました。大きな施設で腕自慢?の医師ではなくても、しっかりやると良い結果が得られる内容です。好感度高いです!まだまだこの業界も頑張れると思う次第です。

「参加費が18,000円と、循環器の総会より高い!どうなってるの?!」と運営委員会後に私に絡んできた方がいらっしゃるのですが....私に言われても困ります(笑)私が大会長の時には値段据え置きで、質素倹約で頑張ったのです。今回の参加費設定は私は全く無関係なので、お許しください。次回の大会長の藤本先生は、「参加費値下げします!」宣言しています。素晴らしいです!

前日の東京ライブで、ある先生が「不要に7Frとか、TFAとかは推奨されないのでは?」という意味のことを話した際に「あなたはスレンダー派だからね」と一笑されたようです。これは不当な差別です。教育ライブ・学会としては許されない行為だと思います。私が言われるならまだ自業自得かもしれないですが...しかし、そこで負ける事無く反論もするでしょうけれども...。普通に良いものと悪いものを区別しようとする発言を無下にするのが学会とは情けない限りです。自分達の主催のライブではなく、東京学会ライブは公平なる学会のライブです。

まぁ、いろいろ思うところあるCVIT地方会でした。東京って怖いところですね。(笑)

2025年10月7日火曜日

長期的なLDL管理を考える会

WEBで開催されました「長期的なLDL管理を考える会 」です。演者は当科の河村洋太先生と、東京医科歯科大学あらため、東京科学大学医学部の梅本朋幸先生です。私は座長をさせていただきました。

河村先生は、みんなが幾つか持っている、脂質管理が上手くできていなかったのが原因の一つと考えられるACSの症例を中心にプレゼンテーションをされていました。

梅本先生は最新のESCガイドラインをはじめ、症例だけではなく院内の脂質管理施設システムをどうするかというお話しまでされていました。

梅本先生とは随分お久しぶりでした。お元気にご活躍されているのは知っていましたが、なかなかお目にかかることがなくて...。私が東海大学にきたあたりでご留学されていたのもその理由の一つと思います。相変わらず、聡明で素晴らしい若者という印象です!

梅本先生、河村先生、ご参加された皆さま、関係者のみなさま、ありがとうございました!お疲れさまでした!

 

2025年10月4日土曜日

東海大学循環器内科 同門会

 

今年で50周年をむかえた東海大学循環器内科の同門会が京王プラザホテルで開催されました。

一緒に働いた仲間たちと会えるのは嬉しい機会です!参加していない仲間たちの活躍を聞くのも嬉しかったです!

二次会までたっぷり楽しめました!

皆さまお疲れさまでした!

2025年10月3日金曜日

生食で診るOCT workshop

 湖東記念病院の武田先生をお招きいたしまして、「生食で診るOCT workshop」を開催いたしました。

OCTの欠点の一つは造影剤を沢山使う事です。それを生食で代用してどこまで行けるかと、低侵襲治療を極める目的でのWORK SHOPでした。この道の第一人者である武田先生をお招きして、他院からも数名の先生にご参加頂いての会合でした。

私が3例、河村先生が1例治療をしました。分岐部病
変、起始異常の病変、末梢保護が必要か悩む病変、末梢病変といろいろな病変への治療です。もちろん、細いカテーテルを使用しての治療も上手く行きました!あの新技が惜しいことちょいと極まらなかったですが、あの病変を5Frで治療するだけでもお許し頂ければと思います。武田先生の御指導にて生食OCTのコツが少しわかりました。ありがとうございます。

武田先生のレクチャーもとても勉強になりました!極限まで造影剤を減らす心意気は最高です!さすがですね!メディカルスタッフ含めてみんな感動してていました。

武田先生、ご参加された先生方、関係者の皆さま方、本当にありがとうございました!お疲れさまでした!



2025年9月30日火曜日

第45回カクテルセミナー

 


今回のカクテルセミナーは、45回目にしてはじめてのハイブリッド!つまり会場も用意しての研究会になりました。念願のリアルミーティングです。リアルミーティングが難しいコロナ禍から始まったこの会でありますが、とうとう顔を合わせての会合ができました。

特別ゲストは、大島先生!心電図セミナーと言えばこの大島先生とあちこちの業界よりひっぱりだこの先生です。45分にわたって沢山の症例と心電図の読み方を教えて頂きました。心電図だけを読むのでは無く、実臨床のなかでの心電図読影セミナーは時間を忘れるほどでした。45分は短かったですね。申しわけございません。

症例は笠井先生より発表です。症状、CT、アンギオの乖離があった症例で、こんなこともあるんだと思われる内容でした。奥津先生のご指導のもと、よい心臓CTを撮像して解析すべく頑張っております!

終了後は懇親会でした!スタッフも学生もみんな参加で楽しい時間を過ごしました。

大島先生、ご参加された皆さま、本当にありがとうございました!