急性冠症候群に特化した研究会で、症例ベースにディスカッションされます。
なかなか興味深い症例が続きます。
これも、標準化が難しい分野の治療かもしれません。各病院の、もしくはその病院のメインオペレーターのオマジナイが少なくないのもその一つの要因かもしれません。
しかし「これをしないと加算が取れないのでルーチンでやっています」はダメだと思います!必要なことを最小限でやるのがSlener道と思っている私には受け入れられない状況もありました。オトナなので暴れませんでしたが...。
ACSの治療は白熱した論議が続きます。
たとえば、太いカテーテル・ロングチップの合併症時どうしますか?
いろいろな状況下での考え方や判断があると思いますが...まず補助循環でしょうか?
そもそも太いカテーテル・ロングチックで入口部を壊す覚悟が無い私ですので、いつも細いカテーテルでショートチップ!(笑)なのですが、そんな時はCPRしながら(誰かにしてもらいながら)まずはステント挿入!その後必要があれば補助循環。。。
いろいろな興味深い意見がありました。
TRI & TFIの議論もまだ有りました。
この中で、ショックバイタルのときは「radialが触れないのでTFI」という意見が有ったのですが、もしかするとこの時のfemoral punctureほど合併症を起こしている物が無いのでは無いかなぁと推測しました。やはりこのような状況ではradialでもfemoralでも、エコーガイドで綺麗に刺すべきだと思います。
盛り上がっております、PCA18 !! 明日も続きます!
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