2016年12月12日月曜日

NIRS IVUS

真空管のような外見で、ブーンとうなりながら回るアナログな雰囲気たっぷりのこの機械。NIRS IVUSというものです。
超音波と近赤外線で血管をみて、脂がどのくらいあるのかを判断できるというデバイスです。
 黄色は脂成分が多い印。つまり、バルーンをかけると末梢に飛ぶ可能性が高い病変部位という事になります。赤い部分は脂が少ないという意味らしいです。
どちらかというと、IVUSの部分はオマケに近い感じで、計測などはやりにくいです。周波数としては公称値ほどは無い印象の画像です。カテーテル自体も少しガッチリしています。なにより6Fr以上のコンパチビリティです。
しかし、なかなか興味深いツールです。
東海大学には入る予定は無いのですが、手に入れられた先生方、是非ともいろいろ教えてください。
さて、今日はいわき市立総合磐城共立病院にてのカテーテル治療をしています。(NIRS IVUSが目的に訪問したわけではありません。)
CTOではありませんが、難しい症例ばかりです。
diffuse long small vessel、multiple vessel disease、1-1-1 LMT….と続きます。
海外遠征で得てきた知識なども生かしながら、治療は完結いたしました。
imagingを駆使している私をみて、山本先生は「大学の先生になったねー」と笑っていました。
 終了後の写真です。
治療後は講演会です。
山本先生が司会です。
伊苅先生の御講演です。
お疲れさまでした!

山本先生、杉先生、いわき市立総合磐城共立病院のスタッフの皆様方、関係者の皆様方、いろいろ有り難うございました。

0 件のコメント: