2018年10月6日土曜日

TICC

TICCは東海大学医学部循環器内科の関連病院研究会です。
こちらで45分枠での講演をさせていただきました。
虚血組の皆様にはいつもの話しなのかもしれませんが、そうではない先生方にも少し楽しめるようにと話をさせて頂きました。
過去にはバイパスとインターベンションを比較して優劣を論ずる話が多かったのですが、最近はバイパスが上手く行かなかったり、バイパスがつまったりという症例にインターベンションが良い適応であるという話から始めました。また、太いモノに負けまいと細いカテーテルを論じていたのですが、細いカテーテルにしかできない事とか細いカテーテルの絶対適応がある話しとかをいたしました。さらには、腕自慢だけではダメで、誰でも確実にできる手技をもっと確立していかなければいけないだろうとか...そんな内容でした。
あとは、八王子で半年での成果をいくつかお話しました。外来の虚血患者さまのLDLコレステロールを平均で20 mg/dl下げました!それでもまだ75mg/dlです。まだまだコントロールできていない方々もいらっしゃいます。頑張ります!
中国から自費で治療を受けにいらした患者さまがいらしたお話しもしました。お値段を聞くと...高いなぁと思いましたが、それでもわざわざ私の所にいらして下さったのです。これはとても嬉しかった事でした。
最近の症例も出しました。一見普通の戦略に見えますが、その一瞬には「おおっ!」というネタが入っていました。しかし、その場では若い先生方、どなたも解らずというのは残念でした。もちろん、あとでネタばらしはしましたが。
そんなワケで、同門会の開始時間が遅くならないように、なんとか時間内で終わるように頑張りました。
ご拝聴頂きました皆様方、司会の労を頂きました伊苅先生、ありがとうございました!

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