2018年7月28日土曜日

6th J-WINC@KANSAI

6th J-WINC`KANSAIに参加いたしました。
ご存じのようにJ-WINCは女性インターベンションリストを中心にした研究会です。
症例検討会やミニレクチャーありました。興味深い内容ばかりでした。
私は「遠位橈骨動脈アプローチと低侵襲カテーテル治療」というタイトルでお話させて頂きました。
TFIがなぜTRIに負けたのか?TRIは同じ轍を歩むことになるのではないか?「何となくできる」では崩壊するので、しっかりとした根拠の追及と教育をするべきではないか?こんなお話をさせて頂きました。
今日は台風が来る予定でしたが、なんとか良い感じですり抜けています。嵐を呼ぶ女ではなく、嵐をはねつける女、山平先生のお力でしょう!さすがです!
お声がけ下さいました山平先生はじめ多くの先生方、関係者の皆様方ありがとうございました!お疲れさまでした。

2018年7月21日土曜日

CVIT東北地方会

山形は暑いです!
CVITの東北地方会のコメディカルセッションで遠位橈骨動脈アプローチのお話をする機会を頂きました。
あおもり協立病院の八木橋看護師も看護師の立場からの止血に関しての発表もありました。
コメディカルの皆様の熱心さはいつも凄いですね!内容も良いお話が沢山ありました。とくに看護師さんたちは、「患者を看ている」という事に長けた方々のお話が多く、本当に素晴らしいです!
しかし、今回の皆様の発表で気がついた事が幾つかあります。
たとえば、「TRバンドで皮膚障害ができた→皮膚保護剤を使った」これは良い発表なのです。しかし、根本的な所を医師と話し合って欲しいのです。TRバンドの圧が高すぎないか?、装着時間が長すぎないか?、そもそもTRバンドで無ければ行けないのか?、他の施設は・世界の施設はどうやっているのか、自分の施設だけこんな問題点があるのか?...視点を変え、その根本をちょっと変えるだけで実は問題点がおきにくくなる可能性が高いと思うのです。
今後は、医者がしっかりできない部分を補うのでは無く、医師の勉強不足と怠慢を悔い改めさせるようなコメディカルのパワーが必要と思います!頑張ってください。
メディカルの発表も少し聞かせて頂きました。関東地方会との違いに関して、いろいろ考えておりました。
懐かしい東北の皆様方にもご挨拶できました。しかし、あからさまに無視したりしらーん顔をするイヤな連中もいます。ひどいなぁ。メーカーさんでも、席まで話しかけに来て下さった方やわざわざ出口でお迎えしてくれた嬉しい仲間がいる一方、どうしても地元の偉い人を優先すべく話していても突然ぷいっと向こうに走り出す方など様々です。人間性が解りますね。
お招き頂きました、大会長の大道寺先生、福井先生はじめ多くの関係者の皆様、ありがとうございました!

2018年7月20日金曜日

八王子循環器セミナー

八王子循環器セミナーは、東海大学医学部付属八王子病院と東京医科大学八王子医療センターの交流の研究会です。交代でそれぞれの病院で、研究会を開催しているということです。
今回初めて参加いたしまして、ご挨拶を含めまして私がプ一演題発表させていただきました。
内容は、「遠位橈骨動脈アプローチによる複雑病変の治療」です。初対面の先生方、ちょいと驚いて頂けましたでしょうか?
今後、どんどん交流を深めていきたいと思っております。宜しくお願い申し上げます。

OCT WORK SHOP

OCT WORK SHOPを開催いたしました。
これは、多くのOCTを得意とする先生方が集まって、多くのOCT読影者がディスカッションしながら治療を進めていくWORK SHOPをやりたいと思いまして、始めました。OCTも色々な読み方のお作法があるようで興味深いと私は思っています。(実は、結構みなさま、読み方が違うので、客観的にみている私は楽しいのです。
今回が最初の開催ですが、次回からは若い先生方で企画して欲しいなぁと思います。

さて、今回は聖マリアンナ医科大学の樋熊先生、東京大学八王子医療センターの田中先生、武蔵野赤十字病院の足利先生はじめ数名の先生方にいらして頂きました。ありがとうございます!
今日は午後から3症例の治療でした。
河村先生、南川先生、私と3人が術者をしました。樋熊先生にOCTを読んでもらい、田中先生にFFRの解説をして頂くという贅沢な内容でした。
distal radial approachという点でもよいcaseばかりであったように思います。いかがでしたでしょうか?
足利先生には御講演もいただきました。ありがとうございました。

これからも、外からのお客様をお招きしてのWORK SHOPもどんどん開催したいと思っています。皆様、宜しくお願い申し上げます。

2018年7月17日火曜日

昭和大学横浜市北部病院訪問

昭和大学横浜市北部病院を訪問させて頂きました。
ちょいと調子が悪いと私が思っている当院のシネ装置と同じモノが入っているこちらのカテ室の、画像や被ばく量、設定などを見せて頂く為です。
落合先生のご厚意にて見学に関しては二つ返事でご了承いただきました。ありがとうございます!
また、今日は2例の手技を隣でじっくり見させて頂きました。ワイヤー先端やマイクロ先端の方向の安定性の取り方や、マイクロ先端からどのくらいワイヤーを出して操作するかとか、マルチファンクションの出し入れのときの中指とか、間近で覗かないと解らない小技も含めて、いろいろ勉強させていただきました。
なにより、海外オペレーターに特徴的な幾つかのクセ?(国外だけで治療している術者には無いモノなのです)も見させて頂きました。気がついた自分に思わずニヤリ。(^^)/
短い時間でしたが楽しませて頂きました。ありがとうございます!
あ、肝心のシネ装置ですが、....当院技師とともにデータを持ち帰らせて頂きまして、いろいろ検討します。参考にさせてください!
落合先生、カテ室の先生方、スタッフの皆様方、関係者の方々、ありがとうございました!
ちなみに、帰ってすぐにやったPCIの2mm balloonは...やはり透視ではindentationが取れているのかどうか解らず。。。。

2018年7月15日日曜日

名古屋でのセミナー

名古屋、暑すぎます!外に出た瞬間は「あつい...」と口に出てしまいますが、その後50m外を歩くだけで言葉が出なくなります。そのくらいひどい暑さです。
その名古屋で、看護師向けの心カテセミナーでした。
こんな暑い休日に関わらず、静岡など遠い所からも含めて多くの皆様にいらして頂きまして感謝です!
名古屋も、建物の外は暑い!中は寒い...冷房コントロールって難しいのですね。

2018年7月14日土曜日

TOPIC

TOPICは集客が凄いです!
大きなホールも満員です!

CTOのコメンテーターのお仕事いただきました。ありがとうございました。
いろいろ勉強もさせて頂きました。

渋谷は暑くて大変です!しかし、ホテルの中はかなり涼しい…。そのギャップがキツイです。
今の時期の関東は過ごしにくい季節です。

2018年7月11日水曜日

BUSHI DOテクニック

https://www.pcronline.com/Cases-resources-images/Images-interventional-cardiology/EuroIntervention-images/Simultaneous-radial-and-distal-radial-access-through-a-single-hand-in-PCI-for-CTO?auth=true

今年のSCJ 2018で披露したBUSHI DOテクニックがEuro InterventionのFlashlightに掲載されました。
よろしかったら皆様、見て下さい!

2018年7月10日火曜日

赤羽循環器カンファレンス

 東京北医療センターで開催された赤羽循環器カンファレンスにお招き頂きました。
TRI組のアニキの一人、辻先生に「近くに来たんだからちょいと来て何かやってね」という有り難いお言葉に誘われてお仕事させて頂きました。
若い先生の発表に続き、私は「低侵襲冠動脈治療」を話させて頂きました。最近の遠位橈骨動脈のお話や、細いカテーテルの治療のお話など盛り混みました。楽しんで頂けましたでしょうか?
終わった後の懇親会でも多くの先生方とお話できました。
辻先生、スタッフの皆様、ご参加された先生方、関係者の皆様方、ありがとうございました!


2018年7月9日月曜日

院内勉強会

カテーテル検査に関しての院内勉強会をいたしました。夕方の遅い時間にも関わらず、約2時間半のお話を皆様に聞いて頂きました。
いかがでしたでしょうか?
私の講演内容が絶対的なものではありません。みんなが一つ一つの仕事の意味が何かを考えることが大切です。その上で自分の役割が何なのかを考えて動く事が大切だと思うのです。
誰がやっても良い仕事は全員がやる。自分だけしか出来ない事は絶対に自分がやる。これで結構うまく回ると思います。
毎日の業務頑張りましょう!みんなで良い医療を提供できます。
ネタはいくらでもありますので、ご要望があれば何度でもやります。

2018年7月8日日曜日

品川での研究会

「このホテルってこんな凄い会場があるの?」がまずは私の感想です。
申し訳ございません。Slender Club Japanは経済事情より、お安い会場、お安い宿しか手配できません。偉い先生も、地方の中学生が泊まる部屋と同じです。そんな会場・ホテルのイメージだけだったのですが...。研究会会場のシャンデリアの豪華さが違います。終わった後の会食の中身が違います!やはり、薬屋さんのお力は凄いと実感いたします。
気温15℃の札幌から移動して、28℃の東京で研究会でした。気温差が凄い!
研究会が終わった後、研究会懇親会の後に少人数の仲間たちとワリカンでちょいと喉を潤しに行きました。楽しかったです!ありがとうございました!
関西では雨がものすごいと伺っております。皆様、お気をつけて下さい!
皆様、ありがとうございました!

2018年7月7日土曜日

Slender PCI Live Demonstration in Sapporo

 Slender PCI Live Demonstration in Sapporoが勤医協中央病院にて開催されました。
院長になられた鈴木隆司先生のご挨拶に続き、内藤先生の遠位橈骨動脈穿刺からです。
エコー上での血管の描出、試験穿刺、穿刺など一連の方法が見事にされておりました。
そうなんです。今回のライブは穿刺と止血がメインテーマです。私のCTO PCIはオマケです。
グイグイ硬いワイヤーで切り裂いて言って、バカスカ造影剤を使用して末梢をあわせるという方法が主流なのは存じています。そして、それだけしか認められない方々のご意見の中で、GWのダウングレードで、マイクロチャンネルを探すという方法でガイドワイヤーを通過させました。耳元ではさんざん、押し切り裂くCTO理論?を言われるのですが、いつものようにあまり言う事を聞かずに手技を進めていきました。(笑)私と一緒に仕事を長くしている先生ならば普通にご理解できる方法なのですが...。「細いカテーテルだとステントが入らないでしょう?」という司会の先生のお言葉もございましたが、5Fr ジャドキンスで3x48mmのステントがすんなり入りました。最終も綺麗に仕上がって良かったです。
止血も見て頂きました。私は粘着性の無い弾性包帯でぐるっと巻くのが今のところ良い感じだと思っています。止血効果はもちろんですが、術後の患者の安静度がより自由になると思うのです。手を動かしても握っても開いても、手をついても何をしても問題ないというのは良いことだと思うのですが、いかがでしょう?
Slender Club Japanの仲間たちや北海道の仲間たちが集まり、穿刺・止血、そしてインターベンション手技を共有するというライブでした。
鈴木先生はじめ勤医協の先生方、スタッフの皆様、お集まり頂いた先生方・コメディカルの皆様方、関係者の皆様方、ありがとうございました!お疲れさまでした!

2018年7月5日木曜日

デバイスの供給不足

T社の物品供給問題あり、皆さまお困りの事と存じます。
https://r.nikkei.com/article/DGXLASFL05H9S_V00C18A7000000?s=3
もちろん私たちも例外ではありません。シースやガイドなど欠品してきております。
他社に類似品を御願いしても、在庫のあるモノはよいが、他社の問題で製造ラインを変えることは難しいとのこと。

「シースが無ければシースレスでいいじゃぁないか!」これが内藤先生の答えでした。virtual 4Frを使用。reverse wire techniqueで側枝選択。modified jailed balloon techniqueで側枝を守り、長いステント突っ込んでいました。さすがです!若い先生は、一度に2本側枝ワイヤーが入った手技は初めて見たと言ってました。
私は「ハートレールがないならランチャーがあるじゃないか!」でした。久しぶりに使いました。しかし、GCとしての作りの良さにはちょいと驚き!先端チップで解離を作らないようにそーぅとengagementさせた後は、久しぶりに粘るカテーテルを使ったなぁと言う感想です。ハートレールのように大動脈内で思いっきり変形させるカテーテルでは無いのですが、使い方次第ではなかなかのモノです。内径が0.058“と、ちょいと狭いですが、通常使用では全く問題はありません。いつものように硬い病変にはCBでザクザクと割れ目を入れてステントの拡張は最高でした。
この問題が解決するのかどうかは私には解りませんが、しかし長期化する可能性も含めて、医師もディラーもメーカーも対策が必要に思います。

2018年7月3日火曜日

かわぐち心臓・呼吸器病院

 かわぐち心臓・呼吸器病院でのWORK SHOPにお招き頂きました。
遠位橈骨動脈の指導がメインです。しかし、治療もなかなか大変な症例ばかりでした。
時間がかかってしまいまして申し訳ございませんでした。
最後の症例はエコー穿刺を若い先生に指導させていただきました。綺麗に穿刺されておりました。素晴らしいです!

看護師さんに「遠位橈骨動脈アプローチ後、病棟でやってはいけない事は何ですか?」と聞かれました。「トイレに言った後で思いっきり手を洗うのはダメだと思います。穿刺部や圧迫器具が濡れてしまうからです。指先だけちょいちょいと洗ってもらって下さい。」と答えました。
「あと、やっていけないことはまったく無いのですか?」と質問されました。
「うーん...基本的には自由で良いと思います。どうしてもと言えば、腕立て伏せとか禁止にしておきますか?」と答えたら笑ってもらえました。
その後の講演会では遠位橈骨動脈に関して、私の経験をお話させて頂きました。

若い先生方が一所懸命治療をしている皆様で良い感じの病院でした。まだ新しい病院ですが、これからもどんどん伸びていきそうです。
青木先生はじめ先生方、スタッフの皆様、関係者の皆様、どうもありがとうございました!