2011年3月22日火曜日

少しずつ

今朝は3時30分に緊急で病院へ。こんな時期の夜中はタクシーも捕まりにくく、困りました。
丹野先生、會田先生とかけつけ、みんなでインターベンションを行いました。治療は上手く行きました。

さて、ICUに行くと、他の重症の患者様もいらっしゃいました。ポンプが左の写真のように沢山並び、大切な薬を微量で調整しながらコントロールされてました。
災害地の皆様には申し訳ない贅沢な環境での治療かもしれません。しかし、必要な器機なのです。そう思うと、ますます、被災地の皆様方のご苦労が忍ばれます。応援しております!

さて昨日のぼやきであった青森のガソリン不足も、本日はちょっと良い感じだという噂です。友人が「満タンに入れられた!」と報告してくれるくらいです。明日からのバス運行中止も無くなったという話です。よかった、よかった!
少しずつ、良い方に向かっているようです。嬉しいです。

明日から、当科の若い先生の志願者達が交替で、直接支援部隊として岩手に行きます。県の要請およびその司令下で行くと言う事です。岩手の県庁に行ってから、何処に配属されるかは正式に決まるという事です。各3泊4日ずつで、できる事をお手伝いしてくるようです。
私も...と思ったのですが、「副院長先生に、こっちで指揮をとるのがお前の役目だ」とたしなめられました。すみませんです。地元を守る部隊も必要です。解っています。

少しずつ、色々なものが良い方に向い、....少しずつ、支援をしていける体制が整い、...少しずつですが、復興に向けて動いている実感がわいてきました。
まだまだ、厳しい状況ですが、頑張って行きましょう!

4 件のコメント:

SCJ会員 さんのコメント...

カテがないとただの親父に成り下がってしまう自分が腹立たしいです。現場に行っても多分何にもできません・・・。普段救急の先生に偉そうにしている自分を反省しています。

PTCA5Fr さんのコメント...

SCJ会員 さま
お疲れさまです。
私はカテ無しでは、「ただの親父」じゃぁなく、「変なオヤジ」でしかない悲しいおっさんです...。
現場に行っても、血圧測ったり、ニコニコして愛想を振りまいたりする程度ができるかどうか...それでも、いいのかなぁと思ったりもするんです。大きな事ができなくても、ちょっとした事が人を大切にすることなのだ私は思っています。
「カテが細い」という小さな事が大切な私は、小さなサービスが大好きですし、とても大切だと思っています。
でも、立場的に現場に行く事が出来ない自分がちょっと悔しいのです。

木村 圭一 さんのコメント...

救急の医者も「ただの」かつ「変な」親父ですよ。

日本中でみんな頑張っています。早く元の生活に戻れるようにみんなでやれる事をやりましょう。

PTCA5Fr さんのコメント...

kekimura99 さま
コメントありがとうございます。
日本中、みんなで早く普通の生活に戻りたいですね!!
頑張ります!