2025年7月29日火曜日

第43回 東海八王子カクテルセミナー

恒例になりました、月末のカクテルセミナーを開催いたしました。


前半は私が「バルセロナレポート!最新のカテーテル治療はどこからやるの?」をお話しさせて頂きました。先日参加した、Euro Vascのお話しです。我々がアプローチ部位に関して、どう考えていけばよいのかを考えるよい機会になった会合ですので、それを地域の皆さまにシェアしようと思ってプレゼンいたしました。いかがでしたでしょうか?

今回ご視聴できなかった皆さまには、どこか別な機会にでもまたお話しいたします。

症例のプレゼンは、長谷川先生と相原先生よりのお話しでした。長谷川先生よりは、ACSの治療はカテーテル治療だけではなく、そこからの内科コントロールやリハビリによる介入が大事であるという内容でした。相原先生よりは、DEBの症例とお話しでした。ありがとうございました。

いろいろな知識の整理として、自分達にも役立っていると思います。まだまだカクテルセミナーは続けて行こうと思います。ご視聴をご希望の方は、私まで御連絡をください。ミーティングパスコードをお知らせいたします。


2025年7月19日土曜日

CVIT 2025

万博で非情に混んでいて、そのためか宿代も高騰している大阪でのCVIT 2025が開催されました。

お仕事を頂いたのは、2つの合併症のセッションの座長(日本語と英語)と、LMTの座長(英語)でした。あとは、角辻先生やテルモさんからいただいたハンズオンのお仕事でした。

合併症セッションでは、どうやってベールアウトしたかも大事なのですが、なぜ起きたかを検証することも大事だと思います。もちろん、もうちょいと良い方法も、会場の皆様も含めたセッションにいらして下さった全員で考える必要があると思います。今回の2つともとても有意義なセッションになったのではないかと思います。私自身も参加してよかったなぁと思いました。

LMTセッションは、挽地先生がもう一人の座長で、村里先生が2つ一般演題としての発表で...もう、専門家達がそろいすぎたセッションです!そんな中でも、統計っておもしろいなぁと思える内容や、「ちょいとイジワルな質問ですが...なぜこの治療をやるんですか?」の問いに「ポリシーだからです」という返答とか、楽しめる内容でした。(笑)会場係の方も学会終盤になってお疲れのようで、タイマーのスイッチを押し忘れてウトウトされていましたが、ちゃんと座長で時間を確認しながらやっていましたよ!(笑)


ハンズオンセッションも楽しくやらせて頂きました。私の勘違いでレクチャーを思いっきり短くしなければいけなかったので、角辻先生にご迷惑をおかけしました。(今回は角辻理論をサポートする内容を沢山入れたんですが、そこを全部カットせざるを得なくて...)

ライブをみたり、いろいろなセッションいったり、メディカルスタッフのセッションも覗いたりと、あっという間の3日間でした。皆さま、お疲れさまでした!ありがとうございました!


万博にCVITでも出資・出展しているようです。もちろん、学術に関係ないので無料券はもらえません。(スタンプラリーでグッズをばらまいていました=万博から購入したのでしょうね!)さらに、宝塚歌劇団を呼んだり、プロゴルファーを呼んだりと、学術に関係の無い出費は沢山あったようです。歌劇やゴルフに全く興味の無い私の参加費25,000円の一部がこれに使われているというのも、リッチで豪華な学会のCVITを象徴しているようで、素敵です!
きっと、「我々、こんなに景気いいんだから!学会なんて遊びなんだから!若い人たちどんどん入ってよ!」というアピールに違いありません!

お楽しみ会にお金を浪費してもよいという太っ腹の医学の学会!まだまだ、スポンサーにも余裕のあるこの世界を厚労省のエライひとはわかっているでしょう。そうなると、もっともっと、デバイスの値段も薬の値段も手技料も保険点数も下がってくるのでしょうね。

2025年7月5日土曜日

TOPIC 2025

TOPIC 2025に参加いたしました。渋谷セルリアンで開催されるライブデモンストレーションです。今回は2日間に短縮し、日本人だけでの開催という形式でした。

私はJ-WINCのセッションのコメンテーター(スーパーバイザーともオブザーバーとも記載あり...)と、ACSセッションでのプレゼン、そしてライブデモンストレーションのコメンテーターのお仕事をいただきました。ありがとうございます。

ACSセッションのプレゼンでは、「世界のスタンダードは生命を守るために標準治療である橈骨動脈・遠位橈骨動脈アプローチになっている。日本だけまだ、”これらが得意なひとだけ”になっている。」「なにかあったらどうしよう?という不安のために太いカテーテルをTFAで挿入するのを推奨するのも、一部の日本の先生と、海外の実際にACSの治療をしていないエライ先生だけです」とプレゼンしましたが、どうもagreeしていただけない人たちもいらっしゃるようで...まぁ、なれっこなので良いのですが。

今回はいつも以上にライブをじっくり見る事ができました。勉強もさせていただきました。いろいろな御手技を拝見して、自分に吸収できそうなもの、自分でモディファイできそうなもの、自分ではきっとやらないもの、これは気をつけないといけないなぁと考えるもの...さまざまありました。ライブは勉強になりますね!

TOPIC主催者の先生方、ご参加のみなさま、関係者のみなさまお疲れさまでした!