2018年4月17日火曜日

市立千歳市民病院WORK SHOP

 まだ涼しい北海道です。
市立千歳市民病院でのWORK SHOPです。
まだPPAPはやられたことは無いという事でしたので、今日はこれがメインです。
 まずは、小岩先生と一緒にCTO治療です。「CXのCTOなのですが、両腕橈骨動脈で大腿は消毒のみで良いですか?」と聞かれましたが、Dからコラテも見えたので「遠位橈骨動脈から5Fr SL4.0だけでよいです。」と答えました。
左房枝との分岐からの閉塞なのです。入り口が造影では解らず。まずは78で探ってチャンネルを見つけました。少し進みましたが、そこからは硬い!マイクロは入り口を通過しないので、G3Nで78の通った穴を強引に通過させ硬いところを抜けました。あとは今日使える一番よいバルーンを使用し、今日使える一番良いステントをいれて無事に終了。患者さまにも喜んで頂けました。
ランチョンでPPAPのお話をいたしました。穿刺を匠の技で修練を積んで行うよりも、エコーで見てそこにある血管を穿刺するのがよいと思っています。誰でもできます。
午後からはその実践です。

竹内先生と一緒に治療です。
エコーガイドで穿刺です。走行のバリエーションがあり、ちょいと難しいパターンでしたが、スパズムがおきてもエコーガイドなら穿刺可能と解って頂けたかと思います。
シースレスです。V3です。ステントもいい所に入りました!

池田先生と一緒に治療です。エコーガイドで一発で穿刺!ウキウキカテでもスルスルとデバイスも通過させ、治療もサクサクと終了。さすがです!

スタッフも熱心で素晴らしいですね!
これで、千歳市民病院でもPPAPが普及すると思います。
先生方、スタッフの皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!
ちょいと早く終わったので、早い便に振り替えて帰ります!





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