2011年1月27日木曜日

電気の仕事

先日も某所で言われましたので、改めてこんな画像です。

時々やっています。
好きかどうかは別です。
みんな、好きな仕事しかやりたくないと、仕事をしない方向で動く事が多いのですが、私はそうはいっていられません。
昔、アニキに教えてもらっていろいろやりました。時代は過ぎても、基本的なことはできます。
私も若いうちは「いやぁ、それって好きじゃぁ無いから」とパスしていたものも沢山あります。でも、最近の若造くんたちの比じゃぁ無いほどです。
うまいこと言っているつもりで逃げてばかりいる若造くんたちは可愛いもんです。「好きじゃァ無いから」「よくわからないから」「向かないんですよね」と平気で言います。羨ましいです。(笑)
年をとると逃げられなくなります。何でもやらなければいけません。
どこかの偉い人は、それを他の人のせいにして、責任を押し付けて、人身御供を作って処理しようとする人もいます。嫌な世界です。結局うまくいくワケはないのに....。
自分で何でもできるワケでは無い事もよくわかっていますが、出来る範囲をやらなければいけないのだなぁとは思っています。

若い先生方、力をつけてください。いつかは逃げられなくなります。人任せで、自分の見えないエリアに押し出すと解決するという考えは止めましょうね!
いい大人が「自分が駄目だ、できない」と、簡単に認めないで欲しいです。その人には仕事を任せられなくなります。ただのパシリ扱いになるのです。好きな仕事を受けるチャンスもなくなります。
がんばってねー!

2011年1月26日水曜日

立川に恋

「立川に恋」こんな垂れ幕のある街にやってきました。

本日は国立災害医療センターを訪問させていただきました。
 會田医師、ME菅原さん(=ドロップマスター)、私と3名での訪問です。
非常に綺麗で広い作りです。
国をあげての災害医療の要です。青森も含む大規模災害のベッドが用意されているのです。すごいですよね!
先ほどDMATの訓練が行われているのも見たということで、會田医師が喜んでおりました!
救命センターはこんな感じです。
すごいです。テレビに出てくる風景です。
感動ものです。


足利先生、櫻井先生に院内を案内していただきました。
病棟のスタッフの皆様との記念写真です。
ありがとうございます!
さて、今日のカテです。
櫻井先生、足利先生のRotablatorです。
1.25→1.5とサイズを上げてのアブレーションです。
IVUSみていい感じのステント挿入でした。
素晴らしいです。
私の出番です。
ちょっと色気を出してBLを使ってみました。やはり私にはJLが似合っていると反省しました。
末梢dissectionが生じましたが、ちゃんとステントを入れる事ができました。
結果はうまく行きましたが、まだまだ反省の残るインターベンションでありました。武者修行が足りませんね....。
その後、櫻井先生の助手に入りまして、もう一例治療をさせていただきました。Slenderな症例でした。完璧です。素晴らしいです。

終了後の櫻井先生との記念写真です。

 足利先生とも記念写真です。
ありがとうございました。
 さて、会場を移しての夜の研究会です。

”DES時代のSlender PCI”のタイトルで講演をさせていただきました。
最近の話題?としての、1P1Gなども盛り込みました!
お楽しみいただけましたでしょうか?
最後に記念写真です。

災害医療センターの佐藤先生、足利先生、櫻井先生、青梅市立病院の清水先生、多くの先生方、スタッフの皆様方、関係者の皆様方、本当にありがとうございました。
災害医療の勉強もさせていただきました。施設見学もさせていただきました。東京の医療制度含めて、症例も沢山の勉強をさせていただきました。その他、多くの勉強をさせていただきました。感謝いたします。
まだまだ、武者修行が足りない私でありますが、皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。

....立川の夜はまだ続きました。
朝一番便で青森に帰りまして、ちょっと遅刻ですが外来です!
頑張ります!

2011年1月25日火曜日

今日もよく働きました!

青森のよくある朝の風景です。
景気よく、マシーンをぶん回し雪を飛ばします。
大きな氷には勝てませんが、まぁ、仕方ありません。
マシーンだけではなく、手作業も当然必要です。

ヘトヘトに成ります。
シャワーを浴びてから出勤です。
こんな雪の風景です。
もちろん、しかし、病院についてもいつもの駐車場は停める事ができません。排雪が追いつかず、駐車場は雪の山に成っているのです。
やむなく(本当に仕方なくですよ!)有料駐車場に止めます。
 私は時間までに病院にたどり着いたのでラッキーですが、ある若い先生は自分の住んでいる町内から出る事ができずに、出勤に2時間以上かかっておりました。
お疲れ様です。
 こんな日にも、沢山検査が入っています。

アシストのエアを抜く、ME菅原さんです。
良く働きます。

心電図変化があったとき、さりげなくDCの
スイッチをスタンバイしたのを私は見逃しませんでした。流石です。
心カテマシーンりゅーどー先生です。

そうそう、私も若い頃は心カテマシーンと呼ばれていました。
黙々と、ひたすらこなしていきます。偉いです。

しかし、今日は本当に多くの心カテがありました。通常の診断カテと、Rota、緊急(かなり難しい!)、ペリフェラル、などなど....全部で11件でした。当科は1カテ室しかないので、けっこうな厳しさです。その間に、病棟での急変あったり、遺伝性疾患移管しての大変名ムンテラがあったり.....さまざまありました。皆様お疲れ様でした。
最後の〆は丹野部長の4Fr PCIでした。
エアがかまないように注意深くやっておりました。

いやぁ、今日もみんな良く働きました。
お疲れ様です。

最後までカテ室で仕事をした先生達は、9時過ぎまで家族に説明を行っていました。(私もですけど)
そのあと、データ整理や紹介状などで遅くなっての帰宅に成る予定です。
夜の運転、命がけで帰らなければいけません!
みんな、気をつけて帰って下さい!

2011年1月24日月曜日

微妙な長さ

今日も大雪の青森です。
いつものように、こんな日々です。

三浦先生の症例は、判断が非常に難しかったです。
もちろん、上手くいきました。
よかった、よかった。
 さて、先日、九州・ふくおかハートクリニックの菅先生(正確には、同院のスタッフの方)より、ドロップマスターにお年賀をいただきましたので、届けさせて頂きました。
 ひだりから、「明太子」「もつなべ」「太宰府限定うめ」「あまおう苺」ドロップスです。
ちょっと振ってみてから、美味しそうに召し上がっておりました。

ありがとうございました。
さて本題です。
「BMSは何でも同じだよ!」 とおっしゃる先生方もいらっしゃいます。DES時代としては納得できます。
しかし....長さの問題で微妙な違いがあります。スポットに入れて、思いっきり拡張するというBMSの基本より、微妙な長さが必要になる事があるのです。つまり、長さのバリエーションというのも、ステントの特徴といえるのではないでしょうか?
この、微妙な16mmのステント。
いかがでしょう?
15mmではギリギリ短い、18mmではチョイとだけ長い。
そんな時に16mm !
是非、ご考慮下さい!

モノが増えると在庫が増えて、コスト的な問題などもあります。
しかし、この微妙な使い分けができるメリットは、それに勝る可能性もあり、ちょっとだけ在庫を増やす事を考えても良いのではないかと思います。
corflexというステント、微妙なサイズがあります。これが嬉しい!ノミナルが6気圧という他になかなか無い低圧なのも特徴!後拡張は必須です。(笑)
お値段その他は、メーカーさん、ディーラーさんとよーく相談してください!(笑)

2011年1月22日土曜日

東京の一日

仕事があり、東京にいます。
今日のスタートは、有名な〇〇◯ビル前で待ち合わせです。

ゴレンジャーの基地があり、通風口からみんなが乗っている大きな乗り物(名前忘れました)が出てくる所です。
大人になって、この地下が普通に地下街なのを見てびっくりしました。(笑)
そこから、移動しました。

窓からの風景はこれです。
先ほど居た場所が見えます。
見晴らしは最高です。
建物の内部はこれです。
素晴らしい場所です。
欠点は田舎者の私では、ひとりで行けない場所だということ....。
そのあと、午後にはここに来ました。
いろいろな意味で、すごいところです。
見晴らしも素晴らしく、スカイツリーが綺麗でした。
そこから移動しまして、次はここ。
ここも、田舎者の私にはひとりではたどり着けません。

ちょっとお茶をして休憩。
そして、夕方はこのへんにいました。
ひとりできましたけど、「タクシーがおすすめ」と言われてタクシーで移動しました。
田舎者の大好きなタワーが見えますが、しかし、この場所は私には分かりにくい場所でした。

その後、また呼びだされるがままに移動しました。
最後はこんなところでお食事していました。ここが自分に一番あっているかもしれません。店員さんに外国人が増えました。時々、注文の日本語が通じません。(笑)

いやぁ、今日は東京をウロウロしました。
遊んでいたわけではありません。たくさんの用事があったと思っていただいて結構です。大切な人とあったり、研究会や打ち合わせや、新製品の開発相談や....。しかし、仲間と過ごす時間は良いものです。ちょっとお茶をするときは、時間を忘れて話をしてしまいます。

明日も朝からお仕事があります。
写真も撮られるらしいので、寝癖をつけないようにして行かなければいけません.....。
頑張ります!

終わったらすぐに帰って、雪かきします!

2011年1月21日金曜日

冬の夜

 毎日寒いです。毎日雪かきでヘトヘトです。気温も心も寒いです。
病院では皆のやる気を削ぐような人的問題ばかりが生じています。
自分の為に他人を犠牲にして、ある者はパワハラを受け、ある者は仕事をしない方が正しいと主張する。そんな、嫌な世界を垣間見ます。
自分のあり方を問われる日々だと言われればそのとおりです。中間管理職の私です。力及ばずイライラすることが多いです。
さて、それでも、毎日の仕事は忙しく続きます。
外来、検査、書類、会議、外部の人達との応対…そして、検査の見直しや自分達のデータ整理などとやっていると、あっという間に今日も遅い時間になりました。
雪に埋もれた車を掘り起こすのに30分かかります。ひどいものです。病院から家へ帰る風景はこんな感じです。
国道も雪でまっすぐはしれないほどの積雪です。
家に帰って遅い夕食を取りましたが、…緊急ですよと電話です。
急いで戻ります。
 丹野部長がしっかりすべてを整えていてくれました。
さぁ、検査と治療です。
…久しぶりに難渋するインターベンションでした。途中でラボ側からの支持を出してくれる會田先生にはとても助かりました。ありがたい事です。
時に天狗になる自分ですが、まだまだ武者修行も足りないと自覚する次第です。難しい症例であっても、それを難なくサラリと最短方向での戦略を立てて実践しなければいけないのに。
もちろん、結果的にはとてもうまくいったのですが、それでも反省が残る手技でした。


帰りもこんな風景です。
遅い時間になりました。
かえって早く寝ましょうね。
(個人情報の問題より、実際の日時と症例は全く違いますのでご了承ください)

2011年1月19日水曜日

CVIT後援&ライブ点数2点!

4月8日、9日のSlender Club Japan Live Demonstration in AOMORIが、CVITの後援を頂きました!そして、CVIT専門医更新点数が2点つきます。凄いでしょ!
今まで私たちは、Slender PCIは邪道の様に言われてきたのですが、いつの間にか、CVITの後援ですよぉ!
なんか、笑えますし、嬉しいですし...!
皆様、お誘い合わせの上ご参加下さい。

こんな感じの書類が送られてくるんです。
私も始めて見ました。(笑)

2011年1月18日火曜日

屋根の雪下ろし

青森は相変わらず猛吹雪です。
今日は、會田先生のインタベデイでした。
シンガポールライブで勉強してきた事を生かしながら、良い感じで治療しておりました。
CTOも頑張っていました。バッチリ通りました。
お疲れ様でした。
研修医の先生も一所懸命サポートしております。
根性と体力があって、立派なもんです。


これが屋根の雪下ろしです。
これ以上、雪が積もると建物が潰れます。

「無落雪」という建物があります。勘違いをしている方々も沢山いらっしゃいますが、これは、雪下ろしをしなくて良い建物ではないのです。雪が落ちないようになっている建物という意味です。屋根が中心に向かってくぼんでいるだけです。少しの雪なら、建物でささえる事ができますし、屋根の縁や溶けた水が流れるルートに電熱線が通っているので氷柱(ツララ)ができる事もありません。また、自然に建物の熱である程度雪も溶けます。
しかし、積雪が多いと、雪下ろしをしなければいけないのは、無落雪の建物でも一緒です。ある瞬間、ぺちゃんこにつぶれるだけなんです。
私たちも、少しの事には耐えられるように体も心も鍛え上げ、日々頑張っているつもりです。少しくらいの問題には、どうにかできるように慣れています。我々を無落雪構造と思っている人達も沢山いると思います。....でも、あまりに大量の積雪には耐えられません。雪下ろしをしないと、潰れてしまいます。もしくは、その建物から逃げ出すだけになります。

今日も、信じられない出来事がありました。
誠実さもクソもない人達と関わってしまいました。
恐ろしい人達です。
いえ、人間なんでしょうか?もう、逃げ出したくなります。

私は決して無落雪構造ではないので、いつまでこの豪雪に耐えられるか....。

2011年1月16日日曜日

ASIA PCR 2011 : Singapore Live Demonstration 2011 <3日目>

今日は、ライブ術者のお仕事を頂きました。
2年前にも術者をやらせていただいておりましたので、あまり緊張感はありませんでした。
朝からNational Heart Centerへ移動しました。
改めて今日の症例のアンギオを見ました。私の治療病変は回旋枝のCTOです。
皆様のご期待に添えるようにと、TRI 5Frでという事で指示をいたしました。
しかし...
えっ?
カテ室にはいったらすでにfemoralにシースが入っている?!
連絡が上手く行っていなかったようです。うーん。
助手の先生が、radialを追加して刺そうか?と言われたのですが、それは流石に患者様が可哀想なのでこのままTFIで良いですよと答えました。
私が手技を始めようと思った直前、隣のカテ室で手技を終わられた落合先生より激励のお声がかかりました!ありがとうございます!気合いが入りました!
 ガイドカテを挿入。造影を行いました。
手技も放映前に、いけるところまで行こうと言う事になりました。
GCはTERUMO Heartrail EBU 3.5 5Frです。
あやうく、他のメーカーの5Frが出されそうになり、あわてました。回避できました。ここでも、連絡が上手く取れていません。困った、困った!
今年から、かなりregulationが厳しくなり、シンガポールで認可が取れていないモノは殆ど使用できません。GWはeelもWizardもダメです。
やむなく、XTを使用しました。…実は、CTOに使用するのは初めてです。
finecrossとともに、そーっと持ってきまして…!ちょと引っかかったので、小さく方向性を持ってクリクリっと…
やったーっ! あっという間にGW通過!
この辺で、ちょっと中断。放映を待ちます。
にっこり笑ってご挨拶(できたかな?)


症例紹介後に会場のパネリストの先生方にご意見をいただきましたのち、今日のシステムを紹介。
TFIの理由もおはなししました。


「なぜ5Fr?」と言われたときには、「だって、Slender Clubなんだもの」と答えました!
EBUの理由も、普段はJLでback upを取るためのパワーポジションを取るのだが、long LMTなので、その意味が少ない事を説明しました。
TAZUNA 1.5mmで前拡張を行い、IVUSで確認。
いやぁ、血管が細い!どうしよう…
ここで、会場の中村正人先生より、XTは末梢のperforationが起こるかもしれないのでGWを変更した方が良いというご指摘を頂きました。
その通りです!
5Frなど細いシステムでの治療は、時にdeepなど大きくGCを動かす事があり、そこでGWも予期せぬ末梢まで行ってしまう事があるので、XTなどではなく普通のGWに変更するのが良いと思います。
しかも、ライブは魔物です。この辺のセーフティマージンを取っておくのは非常に良い事なのです。
ありがとうございます。うーん、やはりこの大舞台での手技で舞い上がっている自分があったのでしょうか?まだまだ未熟です。反省です。
ありがたく、ご指示にしたがって。runthroughを追加挿入。XTを引き抜きました。
TAZUNA 2.0mmで再度拡張後に、NOBORI 2.5x28mmを挿入しました。
再度のIVUS後に、まぁ、いいんじゃぁないかと確認をいたしまして治療を終了いたしました。よかった、よかった!
無事に治療を終えられて非常に嬉しいです!

海外研修中の丹野部長も病院にいらして下さっていたので、一緒に記念写真です。

会場に戻って、仲間と合流。

ちょっと勉強。
これで、シンガポールライブは終了です。  
 昼食後は、自分たちへのご褒美として、ちょっとだけ観光になりました。
新しくできた、豪華ホテルの屋上展望台に行く事にいたしました。
ここからの眺めはもの凄い綺麗です!
感動!


工事中のマーライオンが見えます。
ズームアップするとこんな感じです。

今回は、2泊しかしていないシンガポールで、ガッチリと仕事が入っていましたが、最後にこんなに良い風景を見る事が出来て本当に嬉しいです!
来年は、この屋上にて、多くの仲間とビールを飲みたいなぁと心から思いました!
その為には、また一年間、自分たちの力をつけて、お仕事を頂けるように頑張らないといけません!
丁度、この時間、関東で研究会があり、みんながとても熱くなってディスカッションが続いているという報告がありました。
もっともっと、あちこちでみんなで頑張りましょう!きっと、良い事があるのだ信じています!

今回も、多くの皆様に支えられながらのシンガポールでありました。
関係者の皆様方に感謝いたします!ありがとうございます!
また、2泊3日ではありますが、多くの先生方やスタッフとの出会いもありました。嬉しいです。もっともっと拡げていきたいと思います。
何とか、チャンスを作って、来年も参加したいシンガポールライブでした!

雪国に帰りまーす!