2019年1月26日土曜日

急変時のシムレーショントレーニング

 土曜日は「ありど(出勤日の土曜日」」でした。
予定のカテーテル検査や治療はなく、カテ室では急変時のシムレーショントレーニングをスタッフみんなで行いました。
緊急カテーテル治療にいきなりVFになって戻らないというシナリオです。心臓マッサージ、DC、各種薬剤投与、挿管、PCPS、IABP...などなど。それぞれの場面で誰がどんな事をすべきなのかを考え直すよい機会になりました。
私の意見は「もっと患者さんをみてほしい」でした。ついつい慌てたときには、患者さんの状態をみることを忘れがちです。一番大変なのは患者さん。モニターの数字も大切ですが、患者さんの症状や表情がなによりのバイタルチェックです。
看護師、ME、放射線技師、若い先生たち、一所懸命で頼もしかったです。
急変しないのが一番ですが、しかし我々の仕事はそれを覚悟で治療に臨みます。とくに緊急カテーテル治療時は、何がおきてもおかしくない。いえ、何かおきると想定しながら治療をしなければいけないギリギリの状態なのです。このトレーニングを活かして患者さんの命を救うべく、みんなで頑張りましょう!

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