2020年11月7日土曜日

Pan-Pacific Primary Angioplasty Conference 2020

Pan-Pacific Primary Angioplasty Conference(PAC)は、伊苅先生が主催する、急性冠症候群の研究会です。
発表者は集合できる方のみ会場、そうでない方はWEBでした。視聴者はすべてWEB参加でした。
基本的に症例中心のディスカッションです。急性冠症候群治療はさまざまな病態のバリエーションが多いために、絶対的な正解も無く、その場でベストを尽くした医者の判断が正解だと思います。それを共有するのはとても勉強になります!

ただ、過ぎたるは及ばざるが如しが原則だと思う話しや、ACS治療でTFIが未だに少なくないのはおかしいという話をしました。とくに、後者は、皆様あんなにエビデンスとかガイドラインが好きなのに、エビデンスレベルI Aというすごい評価のガイドラインを守ろうとしないのはおかしいです!
あとは、ACSのdRAですが現状ではなかなか適応を選ぶかもしれません。まだ先かもしれませんが、もう少ししっかり方法論やあの機械がちゃんとできれば全く問題なくファーストチョイスになるかも?と、思っています。

沢山の症例を見させて頂きました。石灰化病変の話しも興味深いものがありました。伊苅先生のビデオライブもとても教育的でよかったです。

勉強させて頂きました。ありがとうございました!


 

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