2020年10月30日金曜日

Hokkaido Slender Video Live Demonstration & Web Conference 2020

Hokkaido Slender Video Live Demonstration & Web Conference 2020がオンラインで開催されました。

冒頭から熱すぎるディスカッションがありました。みんな、PCIを愛しているんだなぁと、よくよくわかりました。

症例は4例です。
幕内先生の、指導する立場のSlender PCIから始まりました。
私も1例…ある意味教育的?な症例です。メッセージとしては、策に溺れてはいけないこと、基本を大事にシンプルが一番!でしょうか。
車谷先生の症例は、なかなか悩ましい病態で..難しい治療ですね。
高川先生は、コロナ禍での大変な治療でした。


終了後も、角辻先生の過去のすごい症例のスライドを見せて頂いたりとか、遅い時間まで盛り上がりました。


御参加された日本中のメンバーの皆様、お久しぶりにお顔を拝見しました。コロナ前はあんなにみんなで顔を併せてワイワイやっていたのに。。。でも、みんな元気そうで何よりです!
主催された勤医協の鈴木先生、小樽の高川先生および北海道のSlender仲間たち、ありがとうございました!お疲れさまでした!

この盛り上がりを維持して、11月1日からの本会も頑張りましょう!

 

2020年10月28日水曜日

別刷り頂きました!

論文の別刷りを頂きました!
熊本の角田先生から、お手紙とともに送って頂いたのです。ありがとうございます!じっくり読ませて頂きました。

研究会や学会で仲良くなった九州の仲間の一人です。自分のやっていることをしっかりまとめた英文論文を執筆されています。そして、こんな時代なのに、しばらく合っていない私にまで論文の別刷りをお届けしてくださった!
何から何まで感動です!

コロナ禍で顔を合わせた交流が少ない今日この頃、遠い所に住んでいる仲間が地味に頑張っている成果をこのような形でご報告いただいたのが本当に嬉しい!私も、もうちょいと頑張らないといけないと、発破かけらてた気持ちにもなります!

本当にありがとうございます!

2020年10月23日金曜日

ICIC-A 2020

ICIC-A 2020が開催されました。いつもは外国の先生方がいらしゃるWORK SHOPですが、今回は無理ですので、国内のしかもお近くの先生方をお招きいたしましての開催です。
私は23日の一日だけの参加でした。
今年は当科への入局が7名決定しました!来年度から一緒に頑張る若い仲間たちとも参加しての研究会でした。

朝一番は緊急症例からです。
伊苅先生、自らオペレーターです。ACSの判断に難しいところが山のようにある病態で...的確で素早い判断と対応で最高の結果です。流石です!本当に悩ましい内容ですので、いつかの研究会などで日本中・世界中でディスカッションすべきだとおもう症例でした。いやいや、本当にお疲れさまでした!

私はRCAのCTOです。透析です。ガチガチです。当日シネ画像を診ましたが、なかなか大変そうだという事しか解らない診断造影でした。
事情により対側造影の穿刺ができずにシングルカテーテルです。もちろん、5Fr。3箇所の石灰の関所を通過した後にワイヤーを根性で通過させました...しかし、造影出来ていないので感触とワイヤーの動きだけです。そしてその後...閉塞の末梢端と思われる石灰のキツイ場所でどうしてもバルーンもマイクロも通りません。そのの手前まではバルーンで拡張して、子カテをそこまでdeepして、”今日使える使える最高通過性の良いバルーン"で頑張ったのですが...これもダメ。伊苅先生から、「ベアでワイヤー交換してロータしかないでしょう!」という最後の手段を取るようにご指示いただきました。末梢が見えない時にやりたくはないワザですが、もう背に腹は代えられない状態ですので、そのように頑張りました。何とかワイヤーは通過し、1.25mmを慎重に使いました。ワイヤーを交換してIVUSをみると、よくまぁ、こんな所をワイヤーがど真ん中を通過したなぁと思うような像でした。ここまで来たら、ガリガリと割って、長いステントを3本いれて、後拡張を超高圧でかけて、綺麗な仕上がりで終了。良かったです。

伊苅先生、伊勢原の皆様、新入医局員の皆様、関係者の皆様、お疲れさまでした!ありがとうございました!

 

2020年10月20日火曜日

第1回 八王子クリニカルパス研究会

第1回 八王子クリニカルパス研究会がWEBで開催されました。東京天使病院の別役先生に座長をして頂きました。

私は、トピックスとされるスタディでも大人の事情がタップリもられたメッセージを鵜呑みにしたり、それらの影響で毎年クルクル変わるガイドラインに踊らされて治療方針をコロコロ変えるのはいかがなモノかと思っています。患者一人一人を常に評価して、治療を考えるのが大切ではないかというお話しをさせて頂きました。

牛島先生は、心臓リハビリテーションや冠動脈CTはもちろん、具体的なパスのお話しなどをお話しされました。

患者さんにもセルフマネージメントしてもらいながら、評価と治療戦略の見直しが確実にできるようなパスができると良いなぁと思っています。みなさま、宜しくお願いいたします。

医療にも、PDCAサイクルとかOODAループという考えが浸透しています。意識しなくても、こんなサイクルで動いている事も多いのですが、一つのことを標準化していくとき、あるいは治療の効果を確認しながら戦略を変えていく場合に、これらの概念が重要に思います。

御参加頂いた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!


2020年10月15日木曜日

武士の給料は米

武士の給料は米というのは日本の常識!

そういうワケで、良く働いている仲間たちに米で給料をお支払いしました。


ウソです。

家が農家なので米が送られてきます。一人では食べきれないので、みんなにお裾分けです。



皆様を病院の私の部屋にきてもらって米を持っていってもらいました。

みなさまニッコリ!よかったです。


医局にどーんと米が半俵送られるなんて初めてだったようです。総合医局の秘書さんたちは、「台車で移動した方がよいですよ」と言うだけで、あまりの重さに米の移動を手伝ってくれようとはしませんでした。とほほ。

銘柄米ではないのですが、新米は美味しいですよ!

そうそう!青森は今が新米の季節。東京とは違うのです。


2020年10月13日火曜日

今日も大変な一日でした

今日も朝から厳しい症例で3時間ほどかけて治療。流石にちょいと疲れましたが、かなり良い治療ができたので良かったです。患者様にも御家族にも喜んで頂けました!幾つかの県をまたいで遠くからわざわざ私の治療を受けに来て下さったことに感謝です!これも、コメディカルのみんなを含めたコンビネーションが非常に上手く行ったと思います。

午後は長松先生の見事なワイヤリングと丁寧なデバルクでこれも良い感じで終わりました。

総回診をして、カンファレンスをして...夕方「会議も無いし、今日はゆっくり書き物ができるかなぁ」と思ってたら...。あれ?カテ室が稼動している!河村先生と唐澤先生が奮闘しています!慌てて私も参戦!長松先生も加わって、みんなで治療しました!

いろいろ大変でしたが、他科の先生やコメディカルの皆様のお力もお借りして、まずは安定してICUへ!皆様ありがとうございます!

遅くなったので、今日は病院にそのまま泊まりです。

 

2020年10月9日金曜日

千葉エリアWEB講演会


 今日は、ACSの脂質治療に関する千葉エリアWEB講演会がありました。(写真は合成です!)

東京ベイ・浦安市川医療センターの渡辺弘之先生に座長をしていただきまして、小船井先生と私がお話しをいたしました。

小船井先生も私も、ACSには特に早く脂質管理を!という姿勢です。

私は特に一人一人をいつどのように評価して、管理していくかを、病診連携を作ってやっていくべきだろうという内容でした。

生活習慣病管理に関しては、アメリカですらすでに「Fire & Forget」ではなく、3-4ヶ月毎に個別に評価と診療をという姿勢です。手間をかける方がコントロールが良くなるというのは万国共通なのでは無いでしょうか。

弘前大学の大先輩である渡辺先生(我々の世代で知らない人はいないレジェンドです!)の懐かしいお顔を拝見できて嬉しかったです!

渡辺先生、小船井先生、御参加された皆様方、関係者の皆様方ありがとうございました!お疲れさまでした!


評価といえば、PDCAサイクルは工業製品だけではなく医療でも常識になっています。最近は、OODAループ(Observe:観察、Orient:状況判断&方針決定、Decide:意思決定、Act:行動)が注目を浴びています。こちらの方が医療には向いているかもしれません。今度はそんな話題でも講演に使おうかなぁと思った次第です。

2020年10月2日金曜日

私のお気に入りのデバイス


 Rad Fan IVR BOOK 2020に「私のお気に入りのデバイス」というタイトルで執筆させて頂きました。

細いカテーテルとか、一番柔らかいワイヤーか一番硬いワイヤーかとか、今日使える一番通過性のよいバルーンとか...いろいろ書かせて頂きました。

でも、最後に「私の一番のお気に入りのモノ」もちゃんと書きました。....blogでは内緒!(笑)私と一緒に治療をした方々なら「あぁ、それね!」と笑ってくださるモノです。

同じ本に、伊苅先生もIkariカテーテルの開発に関してご執筆されています。若い先生方に是非ともご一読頂きたい内容です!