2019年7月20日土曜日

Slender PCI Live in Sapporo 2019

勤医協中央病院でのSlender PCI Live in Sapporo は進化しました!
コースディレクターが幕内先生になり、鈴木先生はスーパーバイザーとしての開催です。内容も、まずは、アプローチを真剣に考えました。内藤先生のご指導のもと、エコーで血管を観察し、術者が必要とする太さがあるかどうか、またその他の血管の状態をCTなど多くの情報から集めて、どのアプローチが患者さまに一番良いかを検討しました。なんとなくdistal radialではダメなのです。触れるから刺しますではダメなのです。凄いです。
私はdistal radialの穿刺方法を紹介し、CXとLMTの治療です。これも様々なディスカッションがあるなか、おそら考えられる中で一番良いできあがりになったと思います。よかったです!
片平先生の御手技は、患者さまの状態から沢山の制限があったのですが、やはり最高の仕上がりでした。素晴らしい!
牧口先生も最小限で最大に有効なデバルキングをOFDIでみながらの手技、素晴らしい仕上がりでした。松隂先生も自らの決めた治療をさらりとこなし、石原先生もCTOを見事なワイヤリングでアンテで終了していました。
症例の選択やどの術者に依頼するか、前もって考えた戦略をどのようにこさせるか、幕内ディレクターの敏腕が素晴らしかったです。術者の個性を知っているディレクターならではの割り振りで、一番良い治療内容を提供したように思います。マルチ術者で行われるライブならでは提供できる最高の医療です。
ミニレクチャーも充実しており、なかなか良い会でした。
終止穿刺に携わった内藤先生と、ずっと立ちっぱなしでイメージング担当の山本先生、本当にお疲れさまでした!
梅雨がない北海道の爽やかな風が心地よかったです。シメジンという北海道の習慣も勉強する事できました。
今回は都合がつかず、御参加できないSCJコアメンバーもいらっしゃいましたのは残念でした。幕内先生、鈴木先生、勤医協中央病院の先生方、スタッフのみなさま、御参加頂いた先生方、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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