2018年12月4日火曜日

東京薬科大学付属薬局勉強会

東海大学八王子病院前の東京薬科大学付属薬局勉強会でお話をする機会を頂きました。いつもお世話になっている薬局の先生方との情報交換です。
私がこの病院にきてから随分と処方が変わったと言われているようです。今回はどんな考えで何を目指して処方を決めて変えていくのかをじっくりとお話させて頂きました。
スタチンの量が増えた、長期DAPTは減った、など目に見える内容の説明をはじめ、急性期の薬と慢性期の薬を別に考える処方をする、なんとなくオマジナイの薬は切る、理由のない薬は処方しない、処方したらその効果を確認する、副作用の説明はするけれど無駄に不安をあおるような事はしない....などなどもお話いたしました。
また、何か気がついた事があったら、処方内容だけではなく、患者の生活でも何でも教えて欲しいと御願いしました。
私たち内科医は治療を薬に頼る所は大きいです。だからこそ、投薬内容をみると医師の技量も解ります。”メーカーさんの便利なモノを処方するおいしゃさま”とバカにされないようにしないといけませんよね!
また、処方する勇気も大事ですが、処方を止める勇気、変更する勇気も筆棟だと思います。患者さまにちゃんと説明して、安心で安全で効果のある治療をしたいものです。
田中先生はじめ東京薬科大付属薬局の先生方、ありがとうございました!

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