2018年9月12日水曜日

天津市胸医病院訪問

 初めて訪問する病院です。昨年は8300件のPCI、先月は750件のPCIをやっている病院のようです。市立の心臓血管内科外科病院で2014年にできたまだ若い病院らしいです。8個のカテ室が稼働しています。それぞれのチーフもチームも違い、どこで何をやればいいのか?よく解らずにウロウロするか控え室でボーッとするか…。
突然「ちょいと見てくれ」と呼ばれ、LADがコンプロと何かのワイヤーでザクザクになっている症例。小さくお花も咲いています。ここまできたら流石にレトロでないと無理でしょうと答えると「じゃぁやってね」と。別な症例をやるつもりで準備をしているようなのだけれども…と言っても「いいから大丈夫」とやらされました。
起始異常のRCA のCTOでせっかく入れたアンテワイヤーを何度も抜かれても何度も入れ直す根性見せたり、グルングルンの腕頭に悩ませられたり、いろいろありましたが、今日もアンテ1例、レトロ3例の全勝でした。

今日は適応をディスカッションする症例が多く、私の英語が宜しく無いのか何度も同じ説明をしても通じない事もありました。医師教育、器材準備や手技、セッティングなど、...若い病院なのでこれからに期待いたしましょう!

今回の中国ツアーもおしまい。
明日は朝3時にホテル出発で北京に向かい、朝一番の便で帰ります。
今回もなんとか日本人の技と根性を中国の皆様にご理解頂けたことかと思います。
関係者の皆様、ありがとうございました。
お留守番してくださった仲間達にも感謝です!

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