2018年7月7日土曜日

Slender PCI Live Demonstration in Sapporo

 Slender PCI Live Demonstration in Sapporoが勤医協中央病院にて開催されました。
院長になられた鈴木隆司先生のご挨拶に続き、内藤先生の遠位橈骨動脈穿刺からです。
エコー上での血管の描出、試験穿刺、穿刺など一連の方法が見事にされておりました。
そうなんです。今回のライブは穿刺と止血がメインテーマです。私のCTO PCIはオマケです。
グイグイ硬いワイヤーで切り裂いて言って、バカスカ造影剤を使用して末梢をあわせるという方法が主流なのは存じています。そして、それだけしか認められない方々のご意見の中で、GWのダウングレードで、マイクロチャンネルを探すという方法でガイドワイヤーを通過させました。耳元ではさんざん、押し切り裂くCTO理論?を言われるのですが、いつものようにあまり言う事を聞かずに手技を進めていきました。(笑)私と一緒に仕事を長くしている先生ならば普通にご理解できる方法なのですが...。「細いカテーテルだとステントが入らないでしょう?」という司会の先生のお言葉もございましたが、5Fr ジャドキンスで3x48mmのステントがすんなり入りました。最終も綺麗に仕上がって良かったです。
止血も見て頂きました。私は粘着性の無い弾性包帯でぐるっと巻くのが今のところ良い感じだと思っています。止血効果はもちろんですが、術後の患者の安静度がより自由になると思うのです。手を動かしても握っても開いても、手をついても何をしても問題ないというのは良いことだと思うのですが、いかがでしょう?
Slender Club Japanの仲間たちや北海道の仲間たちが集まり、穿刺・止血、そしてインターベンション手技を共有するというライブでした。
鈴木先生はじめ勤医協の先生方、スタッフの皆様、お集まり頂いた先生方・コメディカルの皆様方、関係者の皆様方、ありがとうございました!お疲れさまでした!

0 件のコメント: