2017年12月13日水曜日

飯塚病院WORK SHOP

福岡県の麻生飯塚病院でのWORK SHOPでした。
昨日のレクチャーでは、PPAPとガイドワイヤーのダウングレードの勧めの話をいたしました。
そして、今日はまさにその実践でした。
エコーガイドで血管の位置と大きさを把握して穿刺から開始です。
ガイドワイヤーは柔らかい→硬い→柔らかいと変更し、ワイヤー通過後にRota→バルーン→ステントと良い感じでの流れを診て頂くことができました。
分岐部病変も、modified jailed balloon techniqueで側枝を残しながら治療ができました。
早めに治療が終わりまして、みんなで記念写真でした。
Slender PCIというと、特殊技や特殊デバイスが必要ではないかと思われがちなのですが、そうではありません。地味に基本をしっかりとやると、カテーテルが細くても済むというだけです。今回はそれを見てもらえたのでは無いかと思います。
術者クラスの先生だけではなく、若い先生方やスタッフの皆様の動きがとてもよく、非常に治療のしやすいカテ室でした。素晴らしいです!
稲永先生、堤先生、井上先生はじめ多くの先生方、スタッフの皆様方、飛び入りでご参加いただいた弘永先生、関係者の皆様方、ありがとうございました!

2 件のコメント:

弘永潔 さんのコメント...

PPAP勉強になりました。近くで見ると凄い感じがありました。新たな工夫をちょっと加えて、うちなりに取り組んでみたいと思います。
また、slender PCIは、違和感なく素晴らしいご手技でした。側枝をどうするかでカテのサイズを決めるとのことで納得する限りでした。吉町先生ありがとうございました。

PTCA5Fr さんのコメント...

PPAPは、これからみんなで取り組んでいきたいと思います。宜しくお願いいたします。
必要最小限がSlender PCIです。不要なオマジナイのような太さはイヤですが、必要があればそれに応じて太くなるのは受け入れるのが良いと思っております。
また、一緒にいろいろやらせて下さい。
今後とも宜しくお願い申し上げます。