2015年9月2日水曜日

横浜市東部地区 末梢血管疾患研究会

 ちょいと難しいCTOの治療で時間がかかってしまい、ギリギリまで病院で治療いたしまして、stentが入った段階で主治医の若い先生にバトンタッチ、仕上げを御願いしてバタバタとした伊勢原→横浜の移動でした、(後でメールで仕上げもバッチリということで確認!安心です!よかった、よかった!)研究会に遅れないかとちょっと焦ってしまいましたが、何とか大丈夫でした。
さて、この会は、末梢血管疾患に関しての病診連携の会です。
済生会横浜市東部病院の牧野先生がcrosserを使った治療に関してのお話をされました。CLIを中心に、症例を提示されました。素晴らしい成績と、しかしCLIの現実を見せて頂きました。有り難うございました。

さて、私は動脈硬化疾患と糖尿病のお話をいたしました。どうも関東では、私は末梢血管インターベンションの人では無いようですので、求められていない場合にはあまり症例は出しません。
私に求められるのは糖尿病の話し!(笑)DPP4阻害剤の大規模臨床試験に関して解説もいたしました。一時期、心血管入院を増やしてしまうのではないかと懸念されたデータもありましたが、さすがにそれは杞憂であったと思います。しかし、たかが数年間の調査では、心血管イベントに対して良い方向のデータもでません。やはり、10年後、20年後の血管を見越しての治療をしなければいけないのではないかという提案です。

沢山の先生方が御参加され、熱心にご聴講されておりました。
素晴らしい研究会だと思うのですが、しかし、残念ながら今回で最終回だということでした。
もちろん、済生会横浜市東部病院の平野先生はじめご熱心な先生方は、次なるステップを考えていらっしゃると思います。益々のご発展を祈念しております。

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